「つかみどころない強さ」藤井六段の進化に師匠驚き – 社会 : 日刊スポーツ

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将棋の最年少プロ、藤井聡太五段(15)が17日、東京都内で行われた第11回朝日杯将棋オープン戦決勝で広瀬章人八段(31)に勝ち、15歳6カ月でプロ入り後初の優勝を手にした。五段昇段からわずか16日で六段に昇段。師匠の杉本昌隆七段(48)は、愛弟子の「進化」に驚きを隠せない。

藤井の進化が止まらない。この日、羽生2冠にも真っ向勝負を挑み、倒した。師匠の杉本は言う。「羽生竜王のようにあえて相手の得意のスタイルで戦うというスタイルではないが、相手の得意から逃げたりはしない。これが相手の得意戦法と分かっていても堂々と立ち向かう」。小学校時代からあった藤井の攻めの姿勢は進化のスピードを上げた。一方この1年、弱点の克服にも取り組んでいた。

「年齢的には強くなる。ただどのように強くなるのかは想像がつかなかった。得意の終盤力を磨いていくのかなと思っていたが、ウイークポイントだった序盤、中盤のミスをなくして精度を高めているところに成長を感じる。予想外でした」。得意な部分をさらに伸ばすのか。それとも…。師匠ですら想定外の進化の過程だった。

いまも対局を重ねるごとに強くなっている。藤井の計り知れない才能と強さについて「100年に1人の天才」などの表現で絶賛する声がある。杉本は愛弟子の進化する将棋について「つかみどころがない」と表現する。

「作戦が特殊で勝っているわけではない。戦法としては得意なかたちはあるが、比較的、どんな展開でも指しこなせる。現状は他の棋士からみてつかみどころがないのでは」。攻めの姿勢は崩さずに、柔軟に対応できる。棋界に君臨する第一人者から大金星を挙げた藤井。これからも進化し続ける。【松浦隆司】

師匠の杉本昌隆七段(2018年2月5日撮影)
師匠の杉本昌隆七段(2018年2月5日撮影)

情報源:「つかみどころない強さ」藤井六段の進化に師匠驚き (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:「つかみどころない強さ」藤井六段の進化に師匠驚き – 社会 : 日刊スポーツ



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