「羽生さんは涼しい顔して勝っていく」ライバル森内俊之九段が語る絶対王者・羽生善治竜王の凄み

「羽生さんは涼しい顔して勝っていく」ライバル森内俊之九段が語る絶対王者・羽生善治竜王の凄み | AbemaTIMES

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どんな競技の世界でも「絶対王者」と名がつく人には、セットで「威圧感」という言葉がよく使われる。ただ、将棋界の絶対王者・羽生善治竜王には、その言葉が当てはまらない。少年時代からしのぎを削ってきたライバル森内俊之九段は「羽生さんの場合はすごく自然体。涼しい顔して勝っていく」と表現した。威圧感ではない、別の凄みについて話を聞いた。

400年以上の歴史を誇るとされる将棋の世界。これまで出てきた歴史的な名棋士たちは、相手に圧倒するほどの存在感、威圧感を持つ者が多かった。ところが史上初の永世七冠に、将棋界初の国民栄養賞を受賞した羽生竜王はタイプが違う。2002年から2015年まで、羽生竜王と2人で名人の座を持ち続けた森内九段は「羽生さんは相手に力を出させながら勝っていくのが特徴。将棋や考え方に柔らかさがある。常に新しい可能性を追求している探究心も感じます」と説明した。相手にしてみれば、プレッシャーに負けて力を発揮できずに負けるより、全部を出し切ったのにさらに上を行かれて負けた方が、「これでもダメか…」と思う分、結果的にはダメージが大きい。

この存在感、威圧感とは無縁な部分は、どことなく中学生棋士・藤井聡太五段にも共通したところを感じるという。2月17日には羽生竜王との公式戦初対局を控えているが「中学3年生で準決勝まで勝ち進んでいるところがすごい。ある意味で飄々としていて、気負ったものを感じない。それも強さなのかなと思います」と、集中こそするが過度な緊張や気負いなどとは無縁なところに、15歳ながら懐の深さも見えてくる。

日本中の注目を集めている、今回の羽生竜王と藤井五段の対局。「羽生さんに立ち向かう若手たちは、羽生さんの将棋を勉強して強くなってきた。今までの実績からすれば羽生有利ですが、藤井さんも勢いがある。どちらが勝ってもおかしくないですね」と、十八世名人の資格を持つ森内九段にして、勝敗の予想はついていない。対局が終わり、どちらが涼しい顔をしているか。結果は2月17日の正午ごろに分かる。

第11回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝

情報源:「羽生さんは涼しい顔して勝っていく」ライバル森内俊之九段が語る絶対王者・羽生善治竜王の凄み (AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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