ふむ・・・
今、将棋界だけでなく日本中が注目の対決を前にざわつき始めている。理由は2月17日に行われる朝日杯将棋オープン戦準決勝で実現する、羽生善治竜王と藤井聡太五段の公式戦初対局。「永世七冠」を達成し国民栄誉賞も受賞した絶対王者に、史上最多のデビュー以来29連勝をはじめ、数々の最年少記録を樹立した天才中学生が挑むこともあり、各メディアでも昨年春の「藤井フィーバー」再来を思わせる盛り上がりぶりだ。この状況に、ブーム到来前の2015年ごろから将棋を始めたSKE48鎌田菜月も大興奮。「この時代に生まれてよかった!」と、世紀の対決に心を躍らせている。
世代を超えた一大関心事になっている今回の羽生竜王対藤井五段。2年前から将棋に触れ始めた鎌田にとっては、初めて感じる将棋界の歴史的な瞬間だ。「私たちの世代は羽生先生や加藤(一二三)先生の活躍を、リアルタイムで感じられていないんです。だから、藤井五段が29連勝したり、今回の対決だったりと、この時代に生まれてよかった!と思っています」と、ワクワク感が言葉に溢れている。
Twitterでファンと将棋について交流することもある鎌田は、あるファンから「羽生先生の(七冠独占)を見ていないのは損だよと言われたことがあって。私たちは、リアルタイムのワクワクを知らないから、今感じられるのは幸せなんです。藤井五段とは年も近いですから」。羽生竜王が当時7つあったタイトルを独占した、史上初の「七冠独占」を達成したのが、今から約22年前の1996年。ちょうど鎌田が生まれた年だ。それ以来となる将棋界の大フィーバーだからこそ、1人のファンとしてその中にいる一体感も得ている。
対局番組もしっかりチェックする鎌田だが、大一番を前に気になる情報を見つけた。「この前、森内(俊之)先生が『藤井五段の将棋が、羽生先生に似ている』とおっしゃっていたのを聞いて、すごくうわーってなって(笑)」。絶対王者と天才中学生の共通項を、永世名人の資格を持つ森内九段が指摘したことで、さらに「世紀の対決」への思いが高まったという。アイドルも注目する対局の開始まで、あと1日だ。 【文・写真 小松正明】
◆鎌田菜月(かまた・なつき)1996年8月29日、愛知県出身。2012年にSKE48第6期生オーディションに仮合格し、翌2013年に劇場公演デビュー。2015年から参加しているAKB48選抜総選挙では2017年に44位まで順位を上げた。1月10日に発売されたSKE48 22ndシングル「無意識の色」で初の選抜メンバー入り。所属はSKE48チームE。愛称は「なっきぃ」。
第11回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝
情報源:羽生竜王VS藤井五段 2.17注目の対決 SKE48鎌田菜月も興奮「この時代に生まれてよかった!」 (AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース
情報源:羽生竜王VS藤井五段 2.17注目の対決 SKE48鎌田菜月も興奮「この時代に生まれてよかった!」 | AbemaTIMES
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