藤井四段が夕飯に食べた紫金飯店のわんたんめん

将棋の藤井四段、新記録の公式戦29連勝「幸運だった」

ふむ・・・


将棋の最年少棋士・藤井聡太四段(14)が6月26日、歴代最多となる29連勝をデビュー以来、無敗のまま達成した。将棋界の棋士たちからは、祝福の声が寄せられた。

藤井聡太四段29連勝に先輩棋士から祝福の声 羽生善治三冠「新しい時代の到来」

◆羽生善治三冠

29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが、内容も伴っている点でも凄みがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。

 

◆谷川浩二九段

新記録おめでとうございます。タイトル戦の本戦に勝ち進むようになり、トップ棋士との対局も増えてくると思います。10代半ばの一番強くなる時期に、トップ棋士と戦えるのは幸せな事。トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることでまた、大きな可能性が開けてくるでしょう。

 

◆神谷広志八段

28という完全数は一番好きな数字ですので、それが一位でなくなることは個人的に少々寂しいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのか、ファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです。

 

◆杉本昌隆七段

竜王戦本戦という大舞台で神谷八段の記録を抜く29連勝は驚愕です。師匠の私も至福の時間をもらいました。28連勝を達成した帰り道、いつもと同じようにずっと将棋の話をしていたのが印象的で、このとき29連勝を確信しました。歴代連勝記録のトップに立ちましたが、14歳の藤井四段にとってこれは序章。一喜一憂せず、これからもさらなる記録を目指して精進してください。

 

◆母・藤井裕子様

このような記録を達成することができ、本当にすばらしいと思います。一局一局を大切に、これからも「強くなる」という目標に向かって進んでいってほしいです。

情報源:藤井聡太四段29連勝に先輩棋士から祝福の声 羽生善治三冠「新しい時代の到来」 | Abema TIMES


藤井四段が会見「喜びとともに非常に驚いてもいる」

藤井聡太四段は対局のあと記者会見に臨み、連勝を「29」に伸ばして歴代最多記録を更新したことについて、「想像もできなかったことで、喜びとともに非常に驚いてもいます」と述べました。

藤井四段は対局が終わったあと、将棋会館の別室で、日本将棋連盟の佐藤康光会長とともに記者会館に臨みました。

この中で、藤井四段は26日の勝利によって連勝を「29」に伸ばし、歴代最多記録を更新したことについて、はじめに「自分でも想像できなかったことで、喜びとともに非常に驚いてもいます」と述べたうえで、「単独1位になれたというのは自分でも特別な感慨というか、今までと違った喜びがあると感じています」と振り返りました。

また、記録の更新がかかった26日の対局について、「相手が強敵で、大きな舞台ということもあって、連勝自体は意識しないよう、気を引き締めて臨みました」と話しました。

さらに、今後について、「まだまだ実力をつけることが必要だと考えているので、タイトルを狙える位置まで実力をつけたい」と抱負を述べたうえで、「連勝記録というのはいつか必ず途切れてしまうものなので、連勝は意識せずに一局一局全力を尽くしていきたいと思っています。

これだけ注目していただいて緊張やプレッシャーはありますが、重圧に押しつぶされてしまってはよくないので、なるべく自然体で指すように心がけています」と話していました。

会見に同席した佐藤会長は「本当に大変な記録を達成してくれたという気持ちです。これからもどうなるか楽しみで、一局一局注目いただければと思います」と話していました。

情報源:藤井四段が会見「喜びとともに非常に驚いてもいる」 | NHKニュース


将棋の最年少棋士・藤井聡太四段(14)が6月26日、歴代最多となる29連勝をデビュー以来、無敗のまま達成した。対局後の会見では「想像もできなかったこと。今までと違った喜びがあります」とコメントした。会見の模様は以下のとおり。

将棋・藤井聡太四段、新記録・29連勝に「今までと違った喜び」/一問一答

―29連勝について率直な感想を

 

自分でも29連勝というのは想像もできなかったこと。喜びとともに、非常に驚いています。

 

―今日はどんな思いで対局に臨みましたか

 

今日は相手が強敵の増田四段でしたし、竜王戦の決勝トーナメントという大きな舞台ということもあって、連勝記録自体は意識しないようにしました。

 

―29連勝中で思い出の残った対局は

 

初戦の加藤(一二三)先生に教えていただいた一局が思い出深いです。迫力あるものを体験できたのは貴重でした。

 

―タイトルについての思いは

 

まだまだ実力をつけることが必要だと考えているので。タイトルを狙える位置まで実力をつけたいと考えています。

 

―連勝の喜びを誰に伝えたいですか

 

家族と師匠に伝えたいと思います。

 

―今後の目標を

 

もっともっと実力を高めて、タイトルを狙う位置になりたいと思っています。

 

―28連勝の時との違いは

 

単独1位になれたというのは、自分でも特別な感慨というか、今までと違った喜びがあると感じております。

 

―次は30連勝がかかります

 

連勝記録というのは、いつか必ず途切れてしまうものでもあるので、連勝は意識せずに、一局一局指して行きたいと思っています。これだけ注目していただいて、緊張というかプレッシャーはあるんですが、重圧に押しつぶされてしまってはよくないので、なるべく自然体で指すように心掛けたいと思います。

情報源:将棋・藤井聡太四段、新記録・29連勝に「今までと違った喜び」/一問一答 | Abema TIMES


羽生三冠「歴史的快挙」 谷川九段「大きな可能性」

藤井四段が、最多連勝記録を更新したことについて、藤井四段と同じく中学生でプロ棋士なった羽生善治三冠と谷川浩司九段がコメントを発表しました。

この中で、羽生三冠は「29連勝は歴史的な快挙です。結果もすばらしいですが内容も伴っている点でもすごみがあります。この記録は時がたつにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。桧舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」とコメントしました。

また、谷川九段は「新記録おめでとうございます。タイトル戦の本戦に勝ち進むようになり、トップ棋士との対局も増えてくると思います。10代半ばのいちばん強くなる時期に、トップ棋士と戦えるのは幸せな事。トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることでまた、大きな可能性が開けてくるでしょう」とコメントしています。

情報源:羽生三冠「歴史的快挙」 谷川九段「大きな可能性」 | NHKニュース


"<竜王戦決勝トーナメント
29連勝のボードを手にする藤井四段 ” class=”size-large” /> <竜王戦決勝トーナメント>29連勝のボードを手にする藤井四段

将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で竜王戦決勝トーナメントに臨み、増田康宏四段(19)との10代対決を制した。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を伸ばし、公式戦の新記録となる29連勝を達成。対局後、記者会見に臨んだ。

新記録に藤井四段は「想像もできなかったことで、喜びとともに驚いてもいます。単独1位になれたというのは特別な感慨、気持ちがあります」と心境を明かした。

「(竜王戦決勝トーナメントという)大きな舞台ということもあって、連勝を意識しないように」と平常心で臨んだ一局だった。最年少タイトル獲得の偉業にも期待がかかるが「まだまだ実力をつけることが必要と考えている。まずタイトルを獲れるような実力をつけたいと思っています」と謙虚。今後の目標を問われ「もっともっと実力を高めて、タイトルを狙う棋士になりたい」と語った。

29連勝のうち、印象に残る対局にはデビュー戦・加藤一二三九段との対局を挙げ、「初戦の加藤先生に教えて頂いた一局が印象にあります。迫力ある闘志を目の前で感じることができてよかったと思います」と振り返った。

新記録は「まずは家族に伝えたい」と笑顔。30連勝がかかる次戦にも注目は集まるが「プレッシャーはあるんですけど、重圧につぶされてはいけないので自然体で臨みたいです」と14歳の天才棋士は冷静だった。

情報源:藤井四段 忘れられないひふみんとの初戦 新記録に「特別な気持ち もっと実力つけたい」― スポニチ Sponichi Annex 社会


将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で竜王戦決勝トーナメントに臨み、増田康宏四段(19)との10代対決を制した。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を伸ばし、公式戦の新記録となる29連勝を達成。昨年12月の初対局から快進撃を続ける中学生棋士が、30年ぶりの記録更新を成し遂げた。次戦は7月2日、区切りの30連勝をかけ同トーナメントで佐々木勇気五段(22)と対戦する。

◇藤井聡太四段の公式戦全成績◇

連勝 年月日 棋戦 相手・年齢

(1) 16年12月24日 ☆竜王戦6組 加藤一二三九段(76)
(2) 17年1月26日 ☆棋王戦予選 豊川 孝弘七段(49)
(3) 17年2月9日 ☆竜王戦6組 浦野 真彦八段(52)
(4) 17年2月23日 NHK杯予選 浦野 真彦八段(52)
(5) 17年2月23日 NHK杯予選 北浜 健介八段(41)
(6) 17年2月23日 NHK杯予選 竹内 雄悟四段(29)
(7) 17年3月1日 ☆王将戦1次予選 有森 浩三七段(54)
(8) 17年3月10日 新人王戦2回戦 大橋 貴洸四段(24)
(9) 17年3月16日 ☆竜王戦6組 所司 和晴七段(55)
(10)17年3月23日 ☆棋王戦予選 大橋 貴洸四段(24)
(11)17年4月4日 ☆王将戦1次予選 小林 裕士七段(40)
(12)17年4月13日 ☆竜王戦6組 星野 良生四段(28)
(13)17年4月17日 NHK杯1回戦 千田 翔太六段(23)
(14)17年4月26日 ☆棋王戦予選 平藤 真吾七段(53)
(15)17年5月1日 ☆竜王戦6組 金井 恒太六段(30)
(16)17年5月4日 新人王戦3回戦 横山 大樹アマ(26)
(17)17年5月12日 ☆王将戦1次予選 西川 和宏六段(31)
(18)17年5月18日 加古川青流戦2回戦 竹内 雄悟四段(29)
(19)17年5月25日 ☆竜王戦6組 近藤 誠也五段(20)
(20)17年6月2日 ☆棋王戦予選 澤田 真吾六段(25)
(21)17年6月7日 YAMADA杯1回戦 都成 竜馬四段(27)
(22)17年6月7日 YAMADA杯2回戦 阪口 悟五段(38)
(23)17年6月7日 YAMADA杯3回戦 宮本 広志五段(31)
(24)17年6月10日 ☆叡王戦段位別予選 梶浦 宏孝四段(21)
(25)17年6月10日 ☆叡王戦段位別予選 都成 竜馬四段(27)
(26)17年6月15日 ☆順位戦C級2組 瀬川 晶司五段(47)
(27)17年6月17日 朝日杯1次予選 藤岡 隼太アマ(19)
(28)17年6月21日 ☆王将戦1次予選 澤田 真吾六段(25)
(29)17年6月26日 ☆竜王戦決勝T 増田 康宏四段(19)

※☆はタイトル戦予選。決勝Tは決勝トーナメント。段位と年齢は対戦時。6月2日は千日手指し直し

情報源:藤井四段の公式戦全成績 デビューから負けなし29連勝 次戦は7・2― スポニチ Sponichi Annex 社会


26日、東京の将棋会館で行われた第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で、連勝を続ける史上最年少棋の藤井聡太四段(14)に敗れ、29連勝という公式戦新記録達成の相手となってしまった増田康宏四段(19)は、「終盤(の攻め)はしのげるかな、と思っていたけれど、思っていたより詰めが厳しかった。かなり強かった」と脱帽した様子だった。

昨年新人王を獲得し、若手有望株の増田四段は、同じ十代の棋士として並々ならぬ意欲で対局に臨んだ。中盤までは優勢の声が多かった展開。終盤に藤井四段の厳しい攻めに粘ったが、最終版で形勢の差を広げられた。

両者の対局は、非公式戦でこれまでに3度あった。藤井四段が三段の昨年春に研究会で対局した際には、増田四段が連勝。しかし、今春のインターネットテレビ「AbemaTV」企画の非公式戦では、95手で敗れており「生まれて初めて年下に平手で負けました」と語っていた。また、「これまでで負けて一番悔しかった将棋」と雪辱に燃え、今対局前には日本将棋連盟を通じて異例のコメントを発表。

「対戦相手の藤井四段は素晴らしい実力を持った棋士なので、勝つためには一手のミスも許されない、完璧な将棋を指さなければいけないと思っています。まさかここまで注目される勝負になるとは予想もしていませんでしたが、冷静に自分を信じて戦いたいと思います」としていたが、悔しい2連敗となってしまった。

情報源:昨年は新人王の増田四段 藤井四段に脱帽「しのげるかな、と思ったが…かなり強かった」― スポニチ Sponichi Annex 社会


藤井四段が夕飯に食べた紫金飯店のわんたんめん
藤井四段が夕飯に食べた紫金飯店のわんたんめん

将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で竜王戦決勝トーナメントに臨み、増田康宏四段(19)との10代対決を制した。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を伸ばし、公式戦の新記録となる29連勝を達成。昨年12月の初対局から快進撃を続ける中学生棋士が、将棋の世界で30年ぶりの偉業を成し遂げた。

藤井四段は対局後、新記録達成について「信じられない気持ち。非常に嬉しかったです」と笑顔。「途中苦しくなったが、最後はなんとか食らいついて…」と大逆転で勝利を飾った対局を振り返り、竜王戦次戦へ「次も全力でぶつかっていくだけです」と意気込んだ。

一方、中盤には優勢かと思われた増田四段は「終盤(の攻め)はしのげるかな、と思っていたけれど、思っていたより詰めが厳しかった。かなり強かった」と脱帽した様子だった。

情報源:藤井四段 苦戦も30年ぶり新記録「信じられない気持ち なんとか食らいついて」― スポニチ Sponichi Annex 社会


将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が26日、東京・千駄ケ谷の東京将棋会館で行われた第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で、増田康宏四段(19)を下して、29連勝の歴代最多連勝記録を達成した。デビュー以来負けなしのおまけ付きだ。

21日の王将戦予選で1987年に神谷広志五段(当時)が達成した28連勝に並んだばかりで、前人未到の記録をあっさりとクリアした。次の対局は7月2日、竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段(22)と戦う。

藤井四段は「きょうは相手が強敵の増田四段で、竜王戦トーナメントということで、意識しないように、気を引き締めていました。まだまだ落ち着いていくことが必要だと思う。もっともっと実力を高めて、タイトルを狙える棋士になりたいと思います。単独1位になるかというのは、特別な感慨というか、今までと違った喜びがあると思います。いつか途切れてしまうものだと思うので、自分としては連勝は意識せずにいきたい」と話した。

情報源:藤井聡太四段「特別な感慨がある」歴代最多29連勝 – 社会 : 日刊スポーツ


将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)は26日、東京都渋谷区の将棋会館で指された竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(19)を破り、公式戦の新記録となる29連勝を達成した。1987年に神谷広志八段(56)が樹立した28連勝を30年ぶりに塗り替えた。

将棋の現役最高齢記録を持ち、20日付で現役を引退した加藤一二三・九段(77)がNHK「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・0)に生出演。「完璧で会心の勝利。教科書に出てくるような、誠に見事な勝ちっぷり。心からおめでとうといいたい」と祝福した。

勝負の行方については「出だしは五分だったけど、増田四段が焦って勝負に出たのがよくなかった。藤井四段の得意中の得意の攻めの将棋になった後は、藤井四段のいいところばかりを見る展開になった」と分析。「藤井四段は『苦しかった』といっていたけど、あれは控えめな表現。本当は別に苦しいところはなくて完璧な勝利だった」と評価した。

今後については「四段になった棋士が29連勝というのは空前絶後の大記録。これからも連勝記録は伸びると思う。勢いがついて気分がいい」と予測した。

加藤九段は1954年、当時の最年少記録となる14歳7カ月でプロ入り。「神武以来の天才」と呼ばれ、タイトルを名人1期など通算8期獲得した。昨年12月の藤井四段のデビュー戦で相手を務め、62歳差対決で注目を集め敗れた。今月20日の対局に敗れ、引退が決まった。

情報源:ひふみん、藤井四段の29連勝は「空前絶後の大記録。これからも連勝記録は伸びると思う」 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)


日本将棋連盟は、藤井聡太四段が中学生であるということ、日を追うごとに報道が過熱していることを受け、対策を講じている。

棋戦の日程は、開幕時期になると順次スタートするため、連勝で勝ち残ると複数の棋戦が同時進行し、対局スケジュールが過密になる。藤井四段の対局数は、2月以降、月に4、5局のペースだったが、順位戦など4棋戦が始まった6月になると10局に倍増している。

1週間に2日以上の対局日を抱えることも増えたため、「学業への影響を考えて、対局日が2日ある場合は土日を活用している」(将棋連盟)。6月第2週は7日と10日に対局し、10日は土曜だった。

また対局やその後の記者会見が、夜遅くまで及ぶ場合もある。労働基準法は原則的に、中学生を働かせることや、18歳未満を午後10時~午前5時の間、働かせることを認めていない。ただ規定の対象は会社などに雇用される労働者が前提になっている。連盟によると棋士は個人事業主になるため、藤井四段は該当しないという。プロ棋士が対局するのは「個人の意思」というのも連盟の考えだ。

メディア対策はどうか。棋士は通常、対局のための移動には公共交通機関を使う。だが、報道陣を考慮し、藤井四段の会場への行き来をタクシー利用に切り替え、職員が同行するようにした。連盟は「駅との往復で報道陣の行列になると、不測の事態が起きかねないので、報道が沈静化するまでの措置」と説明している。【丸山進】

情報源:藤井四段:タクシー送迎、対局は土日活用…連盟が対策 – 毎日新聞


藤井聡太四段(14)の29連勝に地元の愛知県瀬戸市では、市民から「快挙だ」「地元の誇りだ」などと祝福する声が相次いだ。名鉄尾張瀬戸駅前の複合商業ビル「パルティせと」の屋内広場では、午後7時前から仕事帰りのファンらが、各自のスマートフォンやタブレット端末を持ち寄り対局中継を観戦して応援する「パーソナルビューイング」が行われた。勝利が決まると歓声が湧き起こり、参加者は両手を上げ「バンザイ」と繰り返した。

同ビルでは、藤井四段が勝つたびに10円値引きするサービスを始めた地元名物の「瀬戸焼きそば」店をはじめ、26日は計7店が「29連勝応援セール」に参加し、クレープやのれんなどを値引きした。和雑貨屋を営む北村孝さん(54)と妻香奈子さん(42)も閉店後に広場に寄り、「地元にすごい子がいることにびっくり。竜王戦の決勝までいくんじゃないかと思ってます」と興奮気味に話した。

会場では「聡太君29連勝おめでとう」と書いた紙が張り出された。市内に住む会社員、井上雄裕さん(49)は「将棋はにわかファンですが、素晴らしい。フェイスブックでイベントを知り、思わず駆け付けました」と喜んだ。

小学1年生当時から藤井四段の対局ぶりを知る日本将棋連盟東海普及連合会(名古屋市)の事務局長、中山則男六段(57)も「やったね。うれしい。新記録をかけた今日の対局は本当に勝ってほしかった。連勝記録がタイになったら、即、並んだ相手を抜くようでなけりゃ」と声を弾ませた。ただ、次に藤井四段に会った時は「おめでとうも言いませんよ。それがぼくらの世界の礼儀です」という。

連勝記録の先には、昇段やタイトル奪取への長い道のりがある。「勝ち上がるほどに対局相手は強くなり、藤井四段が永遠に勝ち続けられるわけはない」と続けた中山六段は、「記録の更新が棋士人生の目標じゃない。彼自身も今回の連勝を単なるステップとして受け止めているはず」と話し、頼もしそうにテレビ画面に映る藤井四段を眺めていた。

【太田敦子、尾崎稔裕】

情報源:藤井四段勝利:地元瀬戸市、祝福の声相次ぐ – 毎日新聞


将棋界の主な記録※敬称略、年齢は当時
将棋界の主な記録※敬称略、年齢は当時

30年間破られなかった将棋界の大記録が、14歳の中学生棋士によって塗り替えられた。東京都渋谷区の将棋会館で26日に行われた竜王戦決勝トーナメント1回戦で、藤井聡太四段(14)が増田康宏四段(19)に勝ち、公式戦連勝記録を29に伸ばして新記録を達成した。負けを知らない新鋭棋士は、どこまで活躍を続けるのか。

現代の将棋界で唯一の10代プロ対決となった増田-藤井戦。対局前のコメントで「勝つためには一手のミスも許されない、完璧な将棋を指さなければいけないと思っている」と闘志を見せていた増田四段は、定跡にとらわれない力勝負の戦いに持ち込んだ。

先手番になった藤井四段にもその気迫が伝わったのか、序盤から駆け引きのある進行になった。藤井四段の連勝時は角換わり戦になることが多かったが、増田四段は角交換を拒否してあまり前例のない進行に持ち込んだ。相手の得意を封じる作戦をあらかじめ用意してきたのだろう。

後に引くわけにはいかないと感じたのか、藤井四段も早く仕掛けた。対して増田四段も好機と見て反撃した。新記録のかかった対局は現代将棋を象徴するような急戦に突入した。

午後になって藤井四段と同じ28連勝の記録を持つ神谷広志八段(56)が報道陣が待機する部屋を訪れ、「本音をいえば記録を抜かれたくはないですよ。孫も『抜かれないで』と応援してくれます」とユーモアたっぷり。だが、大記録が久々にクローズアップされたことには笑顔を見せていた。

藤井四段の初戦の相手だった加藤一二三九段(77)も将棋会館に顔を見せ、玄関前で待機する報道陣に囲まれた。

対局中の両者は、ともに上着を脱いで盤上に集中する。午後6時から40分間の夕食休憩を取り、決着は夜戦に持ち越されたが、藤井四段は巧みな終盤の指し回しで勝利した。

夕食休憩の時点での形勢は、増田四段がやや有利か互角とする意見が将棋会館に集まった棋士には多かったが、藤井四段が2枚の角と桂を駆使して猛烈に追い上げた。これが功を奏して、形勢は藤井四段有望との声が多くなった。しかし、増田四段も粘り、最後まで激戦が続いた。

しかし、最終盤に入ってからの藤井四段の指し手は正確でしかも厳しかった。あっという間に形勢の差を広げ、会館内の棋士も「強すぎます」と脱帽した。最後は慎重な指し回しを見せ、終盤は危なげなく勝ち切った。【山村英樹、丸山進】

情報源:藤井四段:歴史を塗り替えた 指し手、正確で厳しく – 毎日新聞


将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)は26日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた竜王戦(読売新聞社主催)の本戦(決勝トーナメント)1回戦で、増田康宏四段(19)と対局。

91手で勝利し、昨年12月のデビューから無敗のままで、30年ぶりに公式戦29連勝の新記録を達成した。

増田四段は昨年の新人王戦で優勝した若手の実力者。現在の将棋界で10代のプロ棋士は、藤井四段と増田四段の2人だけだ。午前10時に始まったこの日の対局は、藤井四段が、得意の終盤で見事な決め手を見せ、勝ちを呼び込んだ。

藤井四段は愛知県瀬戸市在住。昨年10月、14歳2か月でプロ入りし、加藤一二三ひふみ九段(77)が持っていた史上最年少記録(14歳7か月)を62年ぶりに更新した。非公式戦ながら、第一人者の羽生善治三冠(46)に勝利したことでも話題になった。

情報源:将棋の藤井四段が29連勝…30年ぶり新記録 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が26日夜、東京都渋谷区の将棋会館であった対局に勝ち、史上単独1位となる公式戦29連勝を達成した。日本中が沸き立つ中、神谷広志八段(56)が1987年に作った記録を30年ぶりに更新。プロになって公式戦無敗のまま、前人未到の偉業を成し遂げた。

竜王戦の決勝トーナメントで、昨年の新人王戦で優勝した増田康宏四段(19)と対戦。一時は苦戦とみられていたが、持ち前の終盤力でリードを奪って押し切った。挑戦者決定三番勝負進出まであと4勝とした。次は7月2日に、同トーナメントの佐々木勇気五段(22)と対戦する。

藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。同12月、プロ初戦で史上最年長棋士の加藤一二三(ひふみ)九段(77)に勝った。今年4月には、デビュー戦からの連勝の記録「11」を樹立。無敗のまま年上の棋士たちに勝ち続け、21日に神谷八段の記録に並んでいた。後の名棋士たちも、デビュー直後は苦戦することが珍しくない。藤井四段はいきなり「伝説」を作った形だ。

愛知県瀬戸市在住の中学3年生。週に1、2局のペースである対局には、新幹線で東京や大阪に移動して臨んでいる。勝ち続けると、今年度中に竜王戦などのタイトル戦に挑戦する可能性もある。名人戦につながる順位戦のC級2組でも、一つ上のクラスへの昇級に向けて好スタートを切っている。(村瀬信也)

藤井四段の話 途中、苦しくしてしまったが、何とか(相手陣に)食い付いた。最後の最後までわからなかった。(新記録達成は)自分でも信じられない。非常に幸運だった。次の相手も強敵なので、教わる気持ちで全力でぶつかりたい。

情報源:将棋の藤井四段、新記録の公式戦29連勝「幸運だった」:朝日新聞デジタル


ほぉ・・・


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