すげぇ、これでタイ記録か。
デビューから無敗を続ける将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)は21日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた王将戦予選で澤田真吾六段(25)に勝ち、神谷広志八段(56)が昭和61~62年度に達成した歴代1位の28連勝に並んだ。
次回は26日、竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段(19)と対戦し、30年ぶりの新記録樹立に挑む。
この日の相手は若手実力者で、2日の棋王戦予選決勝に続く2度目の対戦となった澤田六段。前回は薄氷の勝利で20連勝を達成した藤井四段が、今回も雪辱に燃える澤田六段を下し、デビューからわずか半年で将棋界の大記録に並んだ。
藤井四段は昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。12月の初対局を白星で飾ると、4月4日にはデビュー後11連勝の新記録を打ち立てた。
情報源:藤井四段勝ち28連勝 歴代1位に並ぶ 最年少棋士14歳 – 産経WEST
デビュー以来27連勝を続ける中学3年生の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が21日、大阪市・関西将棋会館での王将戦一次予選で澤田真吾六段(25)と対局し、歴代1位タイの28連勝を果たした。
28連勝は、神谷広志八段(56)が86年から87年にかけて記録した歴代連勝記録。
午前10時から始まった対局は藤井四段が先手番。落ち着いた様子で、お茶をすすってから1手目を指した。この日も、藤井四段が得意とする「角換わり」の戦型となった。終始、前かがみで上体を上下させる体勢で勝負に挑んだ。
澤田六段とは2日にも対局し、大接戦を演じた末に藤井四段が逆転勝利した。
情報源:藤井四段28連勝達成 歴代1位タイの大記録/芸能/デイリースポーツ online
将棋の史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が21日、大阪・関西将棋会館で王将戦1次予選に臨み、澤田真吾六段(25)に勝利。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を28に伸ばし、30年前に神谷広志八段(56)が打ち立てた最多記録に並ぶ偉業を達成した。
王将戦は8大タイトル戦の1つ。先手は藤井で、戦型は藤井が得意とする角換わりとなった。相手の澤田は、今月2日の棋王戦予選(20連勝目)で苦しめられた若手の強豪だが、序盤から終盤にかけて優勢のまま盤面を運んだ。
日本将棋連盟の広報担当によると、会館に詰めかけた報道陣は25社80人。15日の名人戦順位戦C級2組、瀬川晶司五段(47)戦で、連勝記録を26とした際の約70人を上回り、1981年の会館完成以来、最多記録を更新した。
歴代最多連勝は、1986―87年度に神谷五段(当時)が記録した28連勝。次戦は26日の竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(19)と対局する。
情報源:14歳藤井四段 歴代最多タイ28連勝!30年ぶりの偉業 (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:14歳藤井四段 歴代最多タイ28連勝!30年ぶりの偉業― スポニチ Sponichi Annex 芸能
プロデビューから負けなしの連勝街道を走り続けている将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が21日、公式戦連勝記録の最多タイとなる28連勝を達成した。大阪市の関西将棋会館で王将戦1次予選が行われ、澤田真吾六段(25)を撃破した。
最多記録は、神谷広志八段(56)が1987年に達成した。この日の昼には、勝負飯として「ごまみそとじうどん」を食べて中盤の戦いに臨んでいた。
情報源:藤井聡太四段が最長タイ28連勝、澤田六段に勝利 – 社会 : 日刊スポーツ
史上最年少で将棋のプロ棋士となり、公式戦で一度も負けていない中学3年生の藤井聡太四段が、21日、大阪で行われた対局に勝ち、連勝記録を「28」に伸ばしました。これで30年ぶりとなる歴代最多の連勝記録に並びました。
藤井聡太四段は、去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となったあと公式戦で一度も負けることなく勝ち続け、今月17日の対局で連勝記録を歴代2位の「27」まで伸ばしています。藤井四段は21日、大阪の関西将棋会館で王将戦の予選に臨み、午前10時から澤田真吾六段と対局しました。
対局は澤田六段が投了し、藤井四段は連勝記録を「28」に伸ばして、30年前の昭和62年に神谷広志八段が達成した歴代最多の連勝記録に並びました。
藤井四段は今月26日に次の対局に臨み、最多記録の更新に挑むことになります。
藤井四段「幸運だった」
連勝を「28」に伸ばして歴代最多記録に並んだことについて、藤井聡太四段は「先に優勢になられる展開になってしまったので、なんとかしのいで反撃できたのはよかった。前回は苦戦したので、きょうはいい内容の将棋を指したいと思っていた」と対局を振り返りました。
28連勝という記録については「対局前は本当に思ってみなかったことなので、非常に幸運というか、ツキがあったと思います」と話していました。
そして、期待のかかる記録更新については「次は竜王戦のトーナメントなので気を引き締めて臨みたい」と抱負を語りました。
日本将棋連盟会長の佐藤康光九段「敬意を表する」
日本将棋連盟会長の佐藤康光九段は「14歳という若さでこの偉大な記録に並ばれましたことに敬意を表します。次局も大変な注目が集まるかと思いますが、全力を出し切ってもらいたいと願います」とコメントしています。
羽生善治三冠「驚嘆の一語に尽きる」
羽生善治三冠は「神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きます」とコメントしています。
谷川浩司九段「時代を築ける棋士を」
谷川浩司九段は「普通の棋士ではなかなか経験できない貴重な半年間を、大きな財産として、将来に生かしてほしいと思います。扇子の言葉のとおり、大きな志を持って時代を築ける棋士を目指してください」とコメントしています。
神谷広志八段「夢にも思わず」
昭和62年に28連勝を成し遂げた神谷広志八段は「こういう日が来るかもしれないと考えていましたが、まさかデビューから無敗で並ぶ人がいるとは夢にも思いませんでした。将来のスーパースターと一瞬でも肩を並べることができてとても光栄です」とコメントしています。
母親の裕子さん「日常生活は自然体」
藤井聡太四段の母親の裕子さんは、報道各社の質問にメールで応じ、日常生活について「対局への姿勢を含め様子は以前と変わりません。自然体です」などとコメントしました。
このうち藤井四段の日常生活については「周りの方から声をかけられる事が増え、関心をもって下さる方が多くいてくださる事は感じていると思いますが、対局への姿勢を含め様子は以前と変わりません。自然体です。成績については特に口にしないので、本人がどの様に受け止めているのかはわからないです」と、日常生活はこれまでと変わらないと記しています。
家族としてのサポートやアドバイスについては「何か特別なサポートをしているということはありません。プレッシャーに打ち勝つアドバイスもしたことありません。私の方がプレッシャーに弱いので」などと答えています。
また、藤井四段の将来についてどう考えるかという質問に対しては「本人にとってどうしたらよいかは考えますが、押しつけにならないようにしたいと思っています。私のイメージではなく、本人が思う事を尊重し応援しようという気持ちです」と、子どもを見守る思いを記しています。
タイトル獲得の最年少記録 更新も期待
藤井四段は公式戦の連勝記録だけでなくタイトル獲得の最年少記録など、ほかの記録の更新も期待されています。
藤井四段は連勝を続ける中で、八大タイトルの竜王戦と棋王戦で挑戦者を決めるトーナメントへの進出を決めているほか、王将戦でも予選を勝ち続けていて、プロ1年目にしてタイトル戦の挑戦者となる可能性が残されています。
将棋のタイトル戦の挑戦者となった最年少記録は、屋敷伸之九段(45)が平成元年にプロ入り間もない四段で棋聖戦への挑戦を決めた17歳10か月で、タイトルを獲得した最年少記録は、同じく屋敷九段が翌年、棋聖になった18歳6か月です。
さらに、トップ棋士の証しとも言える順位戦の最高位、A級への昇級は、昭和33年に加藤一二三九段が成し遂げた18歳3か月が最年少記録となっていて、こちらも記録更新の可能性があります。
今後の対局日程
藤井四段は、次は今月26日に竜王戦の挑戦者を決めるトーナメントの初戦に臨み、増田康宏四段(19)と対局します。
この対局に勝てば29連勝となり、最多連勝記録を30年ぶりに更新して歴代単独1位となります。
このトーナメントの藤井四段の次の対局は、来月2日に予定され、30連勝をかけて佐々木勇気五段(22)と対局します。
情報源:藤井四段28連勝 30年ぶり歴代最多の連勝記録に並ぶ | NHKニュース
あとは、どこまで記録を伸ばせるか・・・