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小山怜央四段、フリークラスからC級2組へ昇級|将棋ニュース|日本将棋連盟

おめでとうございます。



更新:2024年07月15日 16:00

小山怜央四段(31歳)が、7月15日(月)に行われた第74回NHK杯トーナメント本戦に勝ちました。その結果、直近の対局が30局で20勝10敗(勝率0.667)となり、「フリークラスからC級2組への昇級規定」の”良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること”を満たし、フリークラスからC級2組に昇級いたしました。

フリークラスからC級2組に昇級したのは、伊奈祐介七段、伊藤博文七段、瀬川晶司六段、渡辺正和六段、伊藤真吾六段、渡辺大夢六段、島本亮六段、今泉健司五段、佐々木大地七段、古賀悠聖六段、折田翔吾五段に続いて12人目になります。
フリークラスは、名人への挑戦権を争うA級からC級2組までの「順位戦」に参加しない棋士が所属するクラスで、宣言によって転出した棋士や三段リーグで2度の次点を獲得して四段となった棋士などが所属します。
フリークラス棋士は(宣言による転出を除く)、フリークラスへの編入後10年以内、または満60歳の誕生日を迎えた年度が終了するまでにC級2組へ昇級できなければ引退となります。
なお、小山四段の順位戦参加は、来年度の第84期順位戦C級2組からとなります。

【小山四段のコメント】
(昇級は)1つの大きな目標でしたし、ほっとしています。1年半くらいの期間でしたが、昇級できなければ引退という中で非常に長く感じました。

【フリークラスからC級2組への昇級規定】
フリークラスからC級2組への昇級規定は以下のうち一つを満たした場合で
す。ただし、「年間」は4月1日から翌年3月31日まで。宣言によるフリークラス転出者は除きます。

  • 年間対局の成績で、「参加棋戦数+8」勝以上の成績を挙げ、なおかつ勝率6割以上。
  • 良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること。
  • 年間対局数が「(参加棋戦+1)×3」局以上。ただし、同じ棋戦で同一年度に2度(当期と次期)対局のある場合も1棋戦として数える。
  • 全棋士参加棋戦優勝、タイトル戦挑戦。

情報源:小山怜央四段、フリークラスからC級2組へ昇級|将棋ニュース|日本将棋連盟