第36期 竜王戦 七番勝負 第4局 1日目 藤井聡太竜王 対 伊藤匠七段
2023/11/10 09:06
将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が11月10日、第36期竜王戦七番勝負で伊藤匠七段(21)と午前9時から第4局の対局を開始した。藤井竜王の3連勝で迎えた本局の舞台は、“北の大地”北海道小樽市の旧にしん御殿「銀鱗荘」。絶対王者が八冠の最高峰タイトル防衛を決めるか、挑戦者の伊藤七段が一矢報いるか。注目の一戦が始まった。
同学年対決として注目を集めている今シリーズは、期間中に前人未踏の八冠王となった藤井竜王が開幕から3連勝を飾り挑戦者の伊藤七段を圧倒している。第1局「渋谷対局」では、先手番の伊藤七段の誘導で相掛かりの出だしに。かけ引きの多い最新形の将棋へと展開すると、藤井竜王が難解な中盤でリードを奪った。その後も無理のない自然な攻めでリードを拡大。代名詞とも言える“藤井曲線”を描く完勝を飾った。
続く第2局「京都対局」は、藤井竜王が得意の角換わりを志向。ペースを握った藤井竜王が攻勢に出て優位に立つと、伊藤七段は持ち時間の消費をいとわず長考を重ねて反撃の道筋を探った。最終盤まで絶妙なバランス感覚を見せていたが、藤井竜王の勝利への最短距離の踏み込みで鮮やかに勝利。スリリングながら自身が目指す“おもしろい将棋”を体現するかのような一局となった。
「北九州対局」となった第3局は、伊藤七段が再び相掛かりを選択。序盤から激しい攻め合いとなり、力戦調の将棋へと展開した。中盤戦でペースを握った藤井竜王は、わずかな隙を逃さず鋭く先手陣に斬り込みリードを拡大。伊藤七段も各所に罠を張り巡らせぎりぎりの終盤戦を演じたが、絶対王者が鮮やかに詰みに討ち取り無傷で防衛に“王手”をかけた。
本局の対局場の「銀鱗荘」は、今夏に行われた王位戦七番勝負第3局でも使用された料亭湯宿。平磯岬の高台に立ち、石狩湾を見下ろすことができる小樽屈指の景勝地だ。防衛か、反撃か。本局で白星を手にするのはどちらか。持ち時間は各8時間の2日制で先手番は藤井竜王。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王、八冠達成後の初防衛決めるか 挑戦者の伊藤匠七段が一矢報いるか 注目の“小樽対局”開始/将棋・竜王戦七番勝負第4局 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する 第36期竜王戦七番勝負第4局が、11月10・11日(金・土)に北海道小樽市の「銀鱗荘」にて行われます。
両者はこれまでに5回対戦があり、藤井竜王の5勝0敗です。
今期竜王戦では第1局から第3局まで藤井竜王が連勝しています。本局の模様は、読売オンライン、ABEMA、及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
関連記事
情報源:藤井聡太竜王VS伊藤匠七段 第36期竜王戦七番勝負第4局|将棋ニュース|日本将棋連盟
七番勝負の日程
明日あさ8時30分〜
無料で完全生中継─────
<第36期> #竜王戦
七番勝負 第四局 1日目#藤井聡太 竜王 対 #伊藤匠 七段
──────<聞き手>#竹部さゆり 女流四段#飯野愛 女流初段#アベマで竜王戦
— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) November 9, 2023
【第36期 #竜王戦 七番勝負第4局】#藤井聡太 竜王 VS #伊藤匠 七段
藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する 第36期竜王戦七番勝負第4局が、11月10・11日(金・土)に北海道小樽市の「銀鱗荘」にて行われます。 https://t.co/5eX0mGFcM0
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) November 9, 2023
▲藤井聡太竜王-△伊藤匠七段(棋譜速報)
藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する第36期竜王戦七番勝負。藤井の3連勝で第4局を迎えた。2023年11月10日(金)から11日(土)にかけて北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で指される。 対局開始は10日9時。持ち時間は各8時間。昼食休憩は各日12時30分から13時30分まで。1日目18時の時点で手番の対局者が封じ手を行い、翌日に指し継がれる。本局は藤井の先手番となる。 立会人は渡辺明九段、副立会人(新聞解説)は広瀬章人八段、記録係は廣森航汰三段(中座真七段門下)が務める。読売新聞の観戦記は小暮克洋さんが執筆する。11日に開かれる現地大盤解説会(事前申し込み制)は野月浩貴八段と中村桃子女流二段が担当する。 本局はABEMAで中継される。1日目の出演者は、千田翔太七段、門倉啓太五段、竹部さゆり女流四段、飯野愛女流初段。2日目は深浦康市九段、冨田誠也四段、本田小百合女流三段、中澤沙耶女流二段。 10日朝、小樽市は雨。気温は17度。市街を囲む山々の峰が霧にかすむ。伊藤は8時46分、藤井は49分に入室した。盤側の長机には、立会人の渡辺明九段、日本将棋連盟常務理事の西尾明七段ら関係者が並ぶ。藤井は大橋流、伊藤は伊藤流で駒を並べた。 【雨の小樽…「ニシン御殿の歴史を感じながら」両対局者が着付けに入り、準備万端】 https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20231110-SYT8T4724454/ 【ABEMA1日目】 https://abema.tv/channels/shogi/slots/CYj994DocvKQZ5 【ABEMA2日目】 https://abema.tv/channels/shogi/slots/CYj99epdRfxSJj 渡辺明九段が「定刻になりました。藤井竜王の先手で始めてください」と声をかけて対局開始。藤井はお茶を一口飲んでから☗2六歩を指した。
先後は入れ替わり、藤井聡太竜王の先手
初手は、▲藤井聡竜王 2六歩、△伊藤匠七段 8四歩
|
|
|
防衛か、一矢報いるか?
|
|
|
|
|
|
★