第36期 竜王戦 七番勝負 第3局 2日目 藤井聡太竜王 対 伊藤匠七段
2023/10/26 09:07
将棋の竜王戦七番勝負第3局は10月26日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で2日目を迎えた。藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が前日封じていた44手目を指し、伊藤匠七段(21)の手番で対局は再開。形勢は互角と見られている。2勝している藤井竜王は勝てば防衛での3連覇に王手。伊藤七段はタイトル初挑戦での奪取に、巻き返しの1勝を挙げられるか。
藤井竜王は、先に行われた王座戦五番勝負で奪取に成功し、8つあるタイトルを全て同時に保持する「八冠独占」に成功。今後は八冠をいつまで維持し、通算タイトル数でも史上最多の99期を誇る羽生善治九段(53)にどこまで迫れるかという戦いになる。藤井竜王と小学生のころから対戦してきた同学年の伊藤七段は、藤井竜王の独占状態を切り崩す一番手の“刺客”として番勝負に臨んだが第1局、第2局は安定感抜群の八冠王を前に力負け。初の大舞台で、まずは一矢報いたいところだ。
伊藤七段の先手番で始まった第3局は「相掛かり」で始まると、後手番から受けて立った藤井竜王が早くも工夫を入れたことで、両者長考合戦に。封じ手の時点では既に難解な局面を迎えている。ABEMAの「SHOGI AI」は、ほぼ互角と示しており、2日目の午前中から見逃せない展開が続く。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王、44手目から対局再開 3連勝で防衛王手なるか 伊藤匠七段、反撃の1勝は/将棋・竜王戦七番勝負第3局 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する 第36期竜王戦七番勝負第3局が、10月25・26日(水・木)に福岡県北九州市の「旧安川邸」にて行われます。
両者はこれまでに4回対戦があり、藤井竜王の4勝0敗です。
今期竜王戦では第1、2局を藤井竜王が連勝しています。本局の模様は、読売オンライン、ABEMA、及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
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情報源:藤井聡太竜王VS伊藤匠七段 第36期竜王戦七番勝負第3局|将棋ニュース|日本将棋連盟
七番勝負の日程
明日あさ8時30分〜
無料で完全生中継─────
<第36期> #竜王戦
七番勝負 第三局 2日目#藤井聡太 竜王 対 #伊藤匠 七段
──────<聞き手>#室谷由紀 女流三段#飯野愛 女流初段#アベマで竜王戦
— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) October 25, 2023
▲伊藤匠七段-△藤井聡太竜王(棋譜速報)
26日は昨日に続いてよく晴れた朝になった。対局室には伊藤、藤井の順に入室。駒を並べ終えると、記録係の吉田二段が棋譜を読み上げて2人が1日目の指し手を再現していく。封じ手の局面まで進み、森内九段が「封じ手を開封します」と告げて両対局者の横に移動すると封筒にはさみを入れた。「封じ手は☖5六歩です」と森内九段の声。藤井が盤上に手を伸ばす。2日目の対局が始まった。 藤井の封じ手は控室でも本命視されていた反撃の一手。角を交換できる形にして2筋の攻めを緩和するとともに、先手玉のコビンを狙って一石二鳥だ。好機に☖6五桂の応援が利くので迫力十分。
封じ手は、藤井聡太竜王の44手目「5六歩」
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防衛に王手か、初日か。
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