61手目を封じる
2023/07/25 19:37
将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負は7月25日、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第3局を行い、藤井王位が61手目を封じて指し掛けとした。あす7月26日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。
4連覇を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う佐々木七段が挑戦する今期のシリーズ。藤井王位の開幕2連勝で迎えた第3局は、「角換わり腰掛け銀」の出だしとなった。序盤は互いに相手の出方次第で駒組みを進めるため長く繊細な駆け引きが行われていたが、藤井王位が仕掛けて開戦。難解な中盤戦では互いに長考を重ねてスローペースとなった。
藤井王位の構想を探るように受け身に回っていた佐々木七段だったが、端歩を突く積極的な一手を決断。ABEMAの中継に出演した遠山雄亮六段(43)は意外な一着に「こういう形で戦いに行くとは思っていなかった」とコメントしていた。
午後6時、立会人の木村一基九段(50)が封じ手の定刻を迎えたことを告げると、手番の藤井王位はすぐに封じる意思を示して指し掛けとした。封じ手時点では形勢に大きな差はなく、ほぼ互角。1日目はおだやかな進行となり、2日目から濃密な戦いとなることが見込まれている。
第3局2日目は、26日午前9時頃に再開が予定されてれている。持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王位 4時間35分(消費3時間25分)
佐々木大地七段 4時間2分(消費3時間58分)(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位が61手目を封じる 挑戦者・佐々木大地七段との注目の第3局はほぼ互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
七番勝負日程
【🔴LIVE】#王位戦
藤井聡太 王位が61手目を封じ、1日目の対局終了。
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<第64期> 伊藤園お~いお茶杯
王位戦 七番勝負 第三局 1日目#藤井聡太 王位 対 #佐々木大地 七段
━━━━━━━━━━━━━━━明日は8時30分より2日目を生中継します。#アベマ将棋
— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) July 25, 2023
▲藤井聡太棋王位-△佐々木大地七段(棋譜中継)
佐々木は予定通りとばかりにすぐ☖1八歩と打つ。17時43分ごろに飯島八段が、17時45分に木村九段が対局室へ。藤井は17時47分ごろに、福田三段に全体の消費時間を尋ね、そのあとに「封じ手の図面を全部お願いします」と告げた。藤井は次の手を封じるつもりだ。 18時の数分前、対局室の近くで待機すべく関係者が移動する。 18時になり、木村九段が「定刻となりました。藤井王位の封じ手となります」と告げる。数秒の間があり、藤井が「封じます」と意思表示をした。用紙やペンなどを受け取って席を外す。戻ってきた藤井は佐々木に封筒とペンを渡し、佐々木が署名して藤井に戻す。藤井は木村九段に封筒を渡して1日目が終了した。1日目の消費時間は☗藤井3時間25分、☖佐々木3時間58分。封じ手は26日9時ごろに開封されて対局再開となる。木村九段、飯島八段、森下九段は58手目☖1五歩に1日目のうちに☗同歩と応じたため、流れから☗1八同香と予想していた。以下☖2七角☗1九飛☖3六角成☗4七銀☖2六馬☗3八金☖2五馬が進展例。 【封じ手~1日目終了】 https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2023/07/post-b882.html 【封じ手予想】 https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2023/07/post-7809-2.html
60手 1八歩まで、▲藤井聡王位 が61手目を封じる
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封じ手は?
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