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2023年6月8日 16時00分
将棋の藤井聡太さん(20)が史上最年少で名人のタイトルを獲得し、羽生善治九段に続く史上2人目の七冠を達成した。将棋界の歴史を塗り替えてきた若き棋士は、どのように将棋を認識し、思考しているのだろうか。言語脳科学者で東京大学教授の酒井邦嘉さんに分析してもらった。
――藤井さんをひとことで表すとどうなりますか。
「将棋の真のネイティブスピーカー」と言えるでしょう。
――どういうことでしょう。
藤井さんの指す将棋には、言葉のような自然さがあるということです。「日本語と将棋のバイリンガル」と表現したこともあります。
このように考えるようになったのは、藤井さんが小学1年のときのエピソードを聞いたときからです。藤井さんは対局後の感想戦で「この局面では、ここに歩を打たないと、こちらに勝ちがないから(歩を打った)」と説明したそうです。
情報源:藤井聡太名人は「将棋のネイティブスピーカー」言語脳科学者の洞察:朝日新聞デジタル
村)「言葉を生み出す脳の仕組みは、音楽や美術などにも共通しているのです。言葉の代わりに演奏家は楽器の音で、画家は色彩や構図で、棋士は指し手で、巧みに表現することができます」
藤井聡太名人は「将棋のネイティブスピーカー」言語脳科学者の洞察:朝日新聞デジタル https://t.co/980grEBeWU #— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 8, 2023
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