澤田真吾七段が2回戦進出
2023/06/06 21:28
将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが6月6日に行われ、澤田真吾七段(31)が久保利明九段(47)に154手で勝利した。この結果、澤田七段は2回戦に進出。次戦では本田奎六段(25)とベスト16入りをかけて戦う。
澤田七段は、本局が今期棋王戦の初戦。順位戦B級以上のシード条件で挑戦者決定トーナメントに初参戦となった。振り飛車党の第一人者で棋王3期の久保九段の先手番となると、三間飛車の出だしに。長い中盤戦では澤田七段が先攻して抜け出しペースを握ったかと思われたが、久保九段が厚みを作って押し戻すことに成功。最終盤でも先手が渾身の粘りを見せたものの、最後は澤田七段が逃げ切って混戦を制した。
この結果、澤田七段がベスト16に進出。藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、叡王、王将、棋聖、20)への挑戦権獲得に向けて一歩前進を遂げた。次戦では本田六段とベスト16入りをかけて対戦する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:挑決T初出場の澤田真吾七段が棋王3期の久保利明九段に勝利 2回戦進出決める/将棋・棋王戦 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
挑戦者決定トーナメント
情報源:第49期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント/五番勝負
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▲久保利明九段-△澤田真吾七段
もう難しいところはない。 この局面で久保の投了となった。以下☗6二玉に☖5二竜☗7一玉☖6一金☗8一玉☖9二竜までの詰み。 終局時刻は20時15分。消費時間は両者☗3時間59分。勝った澤田は挑戦者決定トーナメント2回戦に進出。次戦で飯島八段-本田六段戦の勝者と対戦する。 ■ABEMA■ 狩山幹生四段>本局は先手三間飛車の持久戦模様の将棋になりました。序盤、穴熊が完成する前に☖6四銀~☖7五銀と機敏に仕掛けを狙った澤田七段がリードを奪ったと思いますが、久保九段の決め手を与えない粘り強い指し手で形勢が逆転した場面もあったと思います。しかし最後は時間が少ないなか、澤田七段が詰まし勝ちきりました。中終盤の難解な熱戦でいろんな攻防手が出てきた将棋だったと思います。ありがとうございました。
20時15分 終局
154手 4三飛成まで、△澤田七段 の勝ち
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次戦、飯島栄治八段-本田奎六段の勝者と対決。
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