ひふみん
2023年5月28日22時40分
<ひふみんEYE>
藤井聡太叡王(竜王・王位・棋王・王将・棋聖=20)が3連覇を達成した。
28日、岩手県宮古市で行われた将棋の第8期叡王戦5番勝負第4局で挑戦者の菅井竜也八段(31)を下した。同日午前9時からの対局は、同10時51分に千日手が成立。11時30分から先手後手を入れ替えての指し直し局も、午後6時32分に116手で千日手となった。午後7時15分からの再指し直し局で後手となった藤井が菅井を振り切った。これで対戦成績を3勝1敗として防衛し、6冠を堅持した。
本紙「ひふみんアイ」でおなじみ、加藤一二三・九段(83)が対局を振り返ります。
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藤井叡王の3手の強手が、3連覇へと導きました。決着した再指し直し局のポイントはまず、菅井八段の先手5五歩に対して後手同飛と回り、飛車交換を迫ったところ。強く踏み込んできました。次いで菅井陣の「穴熊崩し」に来た先手4七桂。痛烈です。守備金2枚を揺さぶりました。最後は先手1五歩に対し、後手同角と切った局面。「こんな手があるの?」と皆さん、驚いたことでしょう。菅井八段も、夢にも思っていなかったでしょうか。
押し引きの駆け引きが目立った最初の局、指し直し局と違い、「スピード重視で決着をつけましょう」との藤井叡王の意思表示だったと思います。まさに非の打ちどころがない、快勝での防衛劇でした。月末の名人戦に向けて意気上がることでしょう。
千日手になった2局ですが、これはやむを得ないでしょう。お互いに最善手を指した結果ですから。(加藤一二三・九段)
情報源:【ひふみんEYE】藤井叡王3連覇導いた3つの強手 菅井八段は夢にも思っていなかったのでは – 社会 : 日刊スポーツ
藤井聡太叡王に菅井竜也八段が挑戦する 第8期叡王戦五番勝負第4局が、5月28日(日)に岩手県宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」にて行われ、藤井叡王が2度の千日手を経て90手で菅井八段に勝ち、対戦成績を3勝1敗として、叡王防衛を果たしました。
藤井の叡王獲得は通算3期目です。
詳しくは、ABEMA、叡王戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継をご覧ください。
情報源:藤井聡太叡王VS菅井竜也八段 第8期叡王戦五番勝負第4局 藤井聡太叡王が勝利し防衛|将棋ニュース|日本将棋連盟
五番勝負の日程
#藤井聡太 叡王が防衛
【第8期 #叡王戦 五番勝負第4局】
○藤井聡太叡王 VS ●菅井竜也八段
第8期叡王戦五番勝負第4局が「浄土ヶ浜パークホテル」にて行われ、藤井叡王が2度の千日手を経て90手で菅井八段に勝ち、対戦成績を3勝1敗として、叡王防衛を果たしました。 https://t.co/IdHHpWq0Kf
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) May 28, 2023
▲菅井竜也八段-△藤井聡太叡王(棋譜中継)
鮮やかな収束。菅井は目を閉じた。☗1五同玉☖1四香☗2六玉☖1五金☗1七玉☖1六金☗2八玉☖1七金☗2九玉☖1八金までの詰み。 この局面で菅井が投了した。終局時刻は21時8分。消費時間は、☗菅井3時間47分、☖藤井3時間59分。 藤井は2千日手後の激闘を制す。シリーズ成績を3勝1敗とし、通算3連覇を達成した。
21時9分 終局
90手 1五銀まで、△藤井聡叡王 の勝ち
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ほぉ・・・
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