藤井聡太叡王VS菅井竜也八段｜第8期叡王戦五番勝負第4局

第8期叡王戦五番勝負第四局藤井聡太叡王対菅井竜也八段

2023/05/28 09:06

将棋の藤井聡太叡王（竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20）が5月28日、第8期叡王戦五番勝負の第4局で菅井竜也八段（31）と午前9時から対局を開始した。“対抗形シリーズ”となった今期は藤井竜王の2勝、菅井八段の1勝で推移。防衛に王手をかけている藤井叡王が本局で決め切るか、挑戦者の菅井八段がカド番をしのいでフルセットに持ち込むか、大注目の一戦が始まった。

【中継】藤井叡王VS菅井八段注目の叡王戦第4局（生中継中）

藤井叡王は、2016年10月に四段昇段。第35期竜王（1組以上：2期）、順位戦A級（A級：1期）。2022年度は保持する竜王、王位、叡王、王将、棋聖の防衛に加えて、初挑戦した棋王戦五番勝負も制して最年少六冠王に。4つの一般棋戦すべてで優勝を飾るなど、勝率、勝数でランキング1位に輝き、3年連続3度目の最優秀賞棋士賞を獲得した。叡王戦は2020年度の第6期に初挑戦。豊島将之叡王（当時）とフルセットの激闘の末に、3勝2敗で戴冠を果たした。続く第7期は、タイトル戦初挑戦の出口若武六段をストレートで退け防衛。今期は3連覇に挑んでいる。

菅井八段は、2010年4月に四段昇段。竜王戦2組、順位戦A級（A級：3期）。振り飛車党の絶対的エース棋士として知られ、2017年度の第58期王位戦で初戴冠。平成生まれ初のタイトルホルダーとなった。棋戦優勝は通算4回。叡王戦は、第4期に挑戦者決定三番勝負に進出したが、永瀬拓矢王座に1勝2敗で敗れ挑戦権を逃した。今期は段位別予選八段戦予選優勝から、本戦では石井健太郎六段、佐藤天彦九段、本田奎六段を破り、決勝戦では再び永瀬王座と激突。激戦を制し初の叡王挑戦を決めた。振り飛車の可能性を追求し続ける棋界屈指の研究家で、6年ぶりのタイトル獲得に大きな期待が寄せられている。

今期は、藤井叡王に振り飛車党の菅井八段が初挑戦する“対抗形シリーズ”。これまでの3局では三間飛車が志向され、それぞれ先手番で白星を飾っている。5月6日に行われた第3局では、相穴熊戦から菅井八段が四間飛車に振り直す工夫を見せると、攻め合いへ発展。挑戦者がペースを握りリードを拡大させていったが、一分将棋の中で藤井叡王が逆転。一気に突き放して防衛・3連覇に“王手”をかけた。

岩手県宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」で行われる運命の一局を制するのはどちらか。持ち時間は各4時間、先手番は菅井八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

情報源：藤井聡太叡王が防衛決めるか奪取狙う菅井竜也八段がカド番をしのぐか注目の対抗形シリーズ第4局開始／将棋・叡王戦五番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ

藤井聡太叡王に菅井竜也八段が挑戦する第8期叡王戦五番勝負第4局が、5月28日（日）に岩手県宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」にて行われます。

両者はこれまでに11回対戦があり、藤井叡王の7勝4敗です。
今期叡王戦では第1局と第3局を藤井叡王が、第2局を菅井八段が勝っています。

叡王戦五番勝負の模様は、ABEMA、叡王戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

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情報源：藤井聡太叡王VS菅井竜也八段第8期叡王戦五番勝負第4局｜将棋ニュース｜日本将棋連盟

五番勝負の日程

明日あさ8時30分～
無料で完全生中継

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<第8期> #叡王戦五番勝負第四局
#藤井聡太叡王対 #菅井竜也八段
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<解説者>#阿久津主税八段
#井出隼平五段

<聞き手>
#和田あき女流初段#脇田菜々子女流初段#アベマ将棋

— ABEMA将棋ch（アベマ） (@Shogi_ABEMA) May 27, 2023

【第8期 #叡王戦五番勝負第4局】
#藤井聡太叡王 VS #菅井竜也八段

藤井聡太叡王に菅井竜也八段が挑戦する第8期叡王戦五番勝負第4局が、5月28日（日）に岩手県宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」にて行われます。 https://t.co/Jtg5Pa9YPD

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) May 27, 2023

▲菅井竜也八段－△藤井聡太叡王（棋譜中継）

藤井聡太叡王に菅井竜也八段が挑戦する第８期叡王戦五番勝負は第４局を迎えた。ここまで藤井の２勝１敗。藤井が３連覇を果たすか、それとも菅井がフルセットに持ち込むか。５月28日（日）９時に対局開始。対局は岩手県宮古市「浄土ヶ浜パークホテル」で行われる。持ち時間は各４時間（チェスクロック使用）。切れたら１手60未満の着手となる。先手番は菅井。
立会人は森内俊之九段、記録係は福田晴紀三段（中川大輔八段門下）。現地の大盤解説会（事前申し込み制、締切済）の解説は小山怜央四段、聞き手は竹部さゆり女流四段が務める。
対局当日の朝を迎えた。宮古市の天気は晴れ。８時40分ごろ、森内九段をはじめとする関係者が所定の位置に着いた。
８時46分、菅井が入室。目を閉じて集中力を高める。
８時49分、藤井も対局室に入った。２分後、両者が一礼し藤井が駒箱を手に取る。ゆったりと駒が並べられていく。
８時56分、駒を並べ終えて準備が整った。

先後は入れ替わり、菅井八段の先手