渡辺明名人が41手目を封じる
対局ライブ
現地大盤解説中継
2023/05/13 18:57
将棋の渡辺明名人(39)に六冠保持者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負が5月13日、大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」で第3局が行われ、渡辺名人が41手目を封じて指し掛けとした。あす14日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。
開幕から2連勝とスタートダッシュを決めた挑戦者の藤井竜王が名人位へ王手をかけるか、渡辺名人が4連覇への反撃を開始するか。注目の第3局は、渡辺名人の先手で矢倉対雁木の出だしとなった。両者とも慎重に駒組を進めて、比較的穏やかな進行に。重々しい時間が流れる長考合戦の進行となった。現地からABEMAの中継に出演した立会人の久保利明九段(47)は、「序盤から工夫して意欲的な渡辺名人に対し、藤井竜王は自然体。深く考えながら対局している印象」と語った。
しかし、封じ手の時刻を前に両者の指し手が進み、一気に緊張感が高まる展開に。午後6時30分に立会人の久保九段が封じ手の定刻を迎えたことを告げると、手番の渡辺名人はすぐに封じる意思を示し、指し掛けとした。封じ手での形勢は互角と見られており、本格的な激しい戦いが始まる2日目の展開に大きな注目が集まりそうだ。第3局2日目は、14日午前9時頃に再開が予定されている。
持ち時間は各9時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時点での残り持ち時間】
渡辺明名人 5時間23分(消費3時間32分)
藤井聡太竜王 4時間28分(消費4時間32分)(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:渡辺明名人が41手目を封じる 挑戦者・藤井聡太竜王との注目の第3局、重い進行から形勢互角のまま2日目へ/将棋・名人戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
【🔴LIVE】#名人戦
渡辺名人が41手目を封じ、1日目の対局が終了。
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<第81期> 名人戦 第三局 1日目
#渡辺明 名人 対 #藤井聡太 竜王
━━━━━━━━━━━━━━━明日は8時30分より2日目を生中継します。#アベマ将棋
— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) May 13, 2023
▲渡辺明名人-△藤井聡太竜王
4筋の歩を突き、角の大砲が先手玉をにらむ。 控室の継ぎ盤に☗2四歩☖同歩☗同角の進行が並び、そこで後手は☖同角と☖4四角どちらも考えられるという。 単に☖4五歩ではなく、先に☖6五歩☗同歩の突き捨てを入れてあるのが緻密な手順。 その違いとして☗2四歩☖同歩☗同角☖4四角のあと、☗5五歩☖同銀☗5六歩で銀を取りにこられた際に、6筋の突き捨てが入っていれば☖6六歩の厳しい一打が入るという。 封じ手の時刻まで残り10分を切り、立会人の久保九段が対局室に向かった。 18時30分、久保九段から「封じ手の時刻になりました」と告げられると、渡辺はすぐに「封じます」と返答。用具一式を受け取り、対局室を出ていった。 封じ手の考慮は20分。よって1日目の消費時間は☗渡辺3時間32分、☖藤井4時間32分。 18時36分、封じ手の記入を終えた渡辺が戻る。藤井が2通の封筒に署名し、改めて渡辺の手から立会人の久保九段に封じ手が預けられた。 封じ手予想は久保九段、北浜八段、出口六段が☗2四歩を予想。古森五段と加藤桃女流三段は☗6四歩、清水三段は☗9八玉を予想手に挙げた。封じ手は明日の9時に開封される。
40手 4五歩まで、▲渡辺明名人 が41手目を封じる
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奪取に王手か、一つ返すか。
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