挑戦まであと1勝
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感想戦
羽生-豊島 インタビュー
佐々木大-池永 インタビュー
2023/05/08 21:15
将棋の伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦挑戦者決定リーグ・紅組の最終戦が5月8日に行われ、羽生善治九段(52)が豊島将之九段(33)に124手で勝利した。この結果、羽生九段はリーグ戦紅組を4勝1敗の成績で終え、優勝。次戦では白組優勝者と藤井聡太王位(竜王、叡王、棋王、王将、棋聖、20)への挑戦権をかけて戦う。
羽生九段が6期ぶりの王位戦七番勝負登場へ、大きな前進を遂げた。豊島九段の先手で角換わり腰掛け銀の戦型となった本局は、昼食休憩後に一気に激戦に。後手の羽生九段はぐんぐんと攻め駒を前進させ、桂打ちから挟撃態勢を組み立てリードを奪った。劣勢に追い込まれた豊島九段だったが、2時間超えの長考から絶妙なバランス感覚から形勢を押し戻して優位に。しかし、二転三転となった終盤戦で攻めの姿勢を貫いた羽生九段が最後に抜け出し、鮮やかに寄せ切って大熱戦を制した。
この結果、羽生九段は4勝1敗でリーグ戦を終え、紅組での優勝が決定。藤井王位とのタイトル戦再戦を目指し、次戦で白組優勝者と挑戦者決定戦を戦う。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段が紅組優勝 豊島将之九段を破り挑戦者決定戦へ進出/将棋・王位戦挑決リーグ | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦、5月8日(月)は、挑戦者決定紅白リーグ5回戦が東京・将棋会館と関西将棋会館で行われ、結果は下記の通りとなりました。
◆紅組
○羽生善治九段(4勝1敗)VS ●豊島将之九段(3勝2敗)
●永瀬拓矢王座(2勝3敗)VS ○石井健太郎六段(2勝3敗)
○服部慎一郎六段(2勝3敗)VS ●徳田拳士四段(2勝3敗)◆白組
○佐々木大地七段(5勝0敗)VS ●池永天志五段(2勝3敗)
○渡辺明名人(4勝1敗)VS ●冨田誠也四段(1勝4敗)
○増田康宏七段(2勝3敗)VS ●岡部怜央四段(1勝4敗)紅組は4勝1敗で羽生九段が優勝し、挑戦者決定戦へ進出しました。
白組は5勝0敗で佐々木七段が優勝し、挑戦者決定戦へ進出しました。
情報源:挑戦者決定戦は羽生VS佐々木に 伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦紅白リーグ
▲豊島将之九段-△羽生善治九段(棋譜中継)
☖9七桂成☗同玉☖9五香以下の詰めろ。この☖8五桂が最後の決め手になっていそうだ。(1)☗8五同歩は☖同竜までの詰み。(2)☗9四歩も、☖9七桂成☗同玉☖9九竜☗9八桂☖8八竜☗9六玉☖9八竜まで。また、(3)☗8七金は☖同竜☗同玉☖9七桂成☗同玉☖9五香☗8七玉☖8八金☗7七玉☖6七とまでだ。 この局面で豊島は6分使い、次の手を指さずに投了を告げた。終局時刻は19時40分。消費時間は☗豊島3時間58分、☖羽生3時間47分。勝った羽生は4勝1敗になり、紅組優勝及び挑戦者決定戦進出が決まった。挑戦者決定戦の相手は、佐々木大地七段だ。敗れた豊島は3勝2敗になったが、他局の結果により、リーグには残留することになった。 【感想戦】 https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2023/05/post-0870.html 【挑戦者決定リーグ最終成績】 https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2023/05/post-21fd.html ※局後の感想※ 65手目の☗6四銀がまずく、後手がよくなったが、後手としてもそこから勝ちまで持っていくのは簡単ではなかったようだ。終盤は難しくなっており、105手目の☗4三歩成に代えて☗2三銀なら、先手の勝ちも十分にあった。「飛車角(8一飛と8三角)が使えていないので、大変なんですね」と羽生。感想戦は20時52分に終了した。
19時40分 終局
124手 8五桂まで、△羽生九段 の勝ち
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羽生九段が勝てば、王将戦以来今年2回目
佐々木大地七段が勝てば、紀勢線以来今年2回目
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