第81期 名人戦七番勝負 第二局 1日目 渡辺明名人 対 藤井聡太竜王
1日目対局中継
現地大盤解説中継(中継は13時から)
開設:木村一基九段、飯塚祐紀七段
2023/04/27 09:03
将棋の第81期名人戦七番勝負は4月27日、静岡県静岡市の「浮月楼」で第2局の対局を開始した。今期は、4連覇を狙う渡辺明名人(39)に、最年少名人獲得を目指す藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が初挑戦するビッグマッチ。開幕局で藤井竜王が先勝を飾っており、本局で名人が追いつくか、挑戦者がリードを広げるか、大注目が集まっている。
【中継】渡辺名人VS藤井竜王 注目の第2局
渡辺名人は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:17期)で、第80期名人(A級以上:12期)。タイトル通算31期は歴代4位、現役2位の快記録。棋戦優勝も11回を数える。序盤研究の深さから中終盤の粘り強さ、細い攻めをつなげる卓越した技術など、どこを取ってもトップクラスでバランスの取れた超一流棋士だ。名人戦は、2020年に豊島将之九段を4勝2敗で破りタイトルを奪取。以来、2年連続で斎藤慎太郎八段の挑戦を受け、いずれも4勝1敗で退けて3連覇を達成した。今期の七番勝負は黒星発進。前日のインタビューでは、「ここからは先後が決まっている。より集中力を高めて2局目以降の番勝負を戦っていきたい。まずは第2局に全力を尽くしたい」とコメントしていた。
挑戦者の藤井竜王は、2016年10月に四段昇段。第35期竜王(1組以上:2期)、順位戦A級(A級:1期)。2022年度は保持する5つのタイトル防衛に加えて、初挑戦となった棋王戦五番勝負を制し最年少六冠王に。4つの一般棋戦すべてでも優勝を飾るなど、勝率、勝数でランキング1位に輝き、3年連続3度目の最優秀賞棋士賞を獲得した。初参戦となった順位戦A級は、7勝2敗の好成績でで駆け抜け、広瀬章人八段とのプレーオフを制し初の挑戦権を獲得。「“名人”という言葉には子供の頃から憧れがある」と語った若武者が、谷川浩司十七世名人が1983年に21歳2カ月で達成した最年少名人の記録更新と、羽生善治九段以来となる七冠獲得の大偉業に挑む。先勝して迎えた本局の前日には、「1局1局が重い対局になる。集中して精一杯戦いたい」と語っていた。
4月5・6日に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた第1局は、渡辺名人の先手で雁木模様の出だしに。力戦から長く難解な中盤戦に突入し、長考合戦が繰り広げられた。渡辺名人は受けよりも攻め、積極性を優先させて敵陣深くに切り込んで行ったが、藤井竜王はあくまで冷静。飛車を軸とした攻めの構成で先手玉を追い込み、じわじわとリードを拡大させた。最終盤では、角を攻守に活用して渡辺名人の猛攻を受け切り、藤井竜王が風格漂う緩急自在の指し回しで堂々初白星を勝ち取った。
持ち時間は各9時間の2日制で、第2局の先手は藤井竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:渡辺明名人が追いつくか 先勝した藤井聡太竜王がリード広げるか 注目の第2局開始/将棋・名人戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦する 第81期名人戦七番勝負第2局が、4月27・28日(木・金)に静岡県静岡市の「浮月楼」にて行われます。
両者はこれまでに20回対戦があり、藤井竜王の17勝3敗です。
今期名人戦七番勝負では、第1局を藤井竜王が制しています。この対局の模様は、ABEMA、名人戦棋譜速報、日本将棋連盟ライブ中継にてご覧いただくことができます。
関連記事
情報源:渡辺明名人VS藤井聡太竜王 第81期名人戦七番勝負第2局|将棋ニュース|日本将棋連盟
【🔴LIVE】#名人戦
対局開始しました。━━━━━━━━━━━━━━━
<第81期> 名人戦 第二局 1日目
#渡辺明 名人 対 #藤井聡太 竜王
━━━━━━━━━━━━━━━#アベマ将棋— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) April 27, 2023
▲藤井聡太竜王-△渡辺明名人
渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦する第81期名人戦七番勝負は、第1局を後手番の藤井が制して第2局を迎えた。対局は4月27・28日(木・金)に静岡県静岡市「浮月楼」で行われる。 対局開始は9時、持ち時間は各9時間。1日目の18時30分を過ぎると次の一手を封じ、翌日9時に再開する。昼食休憩は両日とも12時から13時。2日目は17時から30分間の夕休憩がある。おやつは両日とも10時と15時に提供される。 第2局の立会人は青野照市九段、毎日新聞副立会人は澤田真吾七段、朝日新聞副立会人は佐々木勇気八段、記録係は福田晴紀三段(中川大輔八段門下)と廣森航汰三段(中座真七段門下)が務める。主催紙の観戦記は、毎日新聞が藤本裕行さん、朝日新聞が松本哲平さんが担当する。 8時43分、盤側に関係者が揃って両対局者の入室を待っている。46分、藤井が入室した。ベージュ系の着物に白黒縞の袴、薄浅葱の羽織。50分、渡辺が入室。こちらは黒に近い濃色の和服で統一している。54分、駒を並べ終えて対局開始を待っている。 9時0分、定刻に対局開始が告げられた。
初手は、▲藤井聡竜王 2六歩、△渡辺明名人 3四歩
|
|
- 名人戦・順位戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 第81期名人戦・順位戦 B級1組
- 名人戦棋譜速報│将棋・名人戦順位戦棋譜速報サイト
- 名人戦棋譜速報(@meijinsen)さん | Twitter
- 第78期将棋名人戦七番勝負 ライブ中継:朝日新聞デジタル
初戦を制するのは?
|
|
|
|
|
|
★