開幕局はベトナム
2023/04/24 21:23
将棋の藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、棋王、王将、20)への挑戦者を決めるヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦が4月24日に行われ、佐々木大地七段(27)が前期挑戦者の永瀬拓矢王座(30)に勝利し、自身初のタイトル挑戦を決めた。五番勝負は、将棋界にとって約4年ぶりとなる海外対局として、6月5日にベトナム・ダナン市の「ダナン三日月」で開幕。藤井棋聖が、自身初の海外対局に臨むこととなった。
この日に行われた棋聖戦挑戦者決定戦では、前期挑戦者で3度目の棋聖挑戦を狙う永瀬王座と、自身初のタイトル挑戦を目指す佐々木七段が激突。佐々木七段の先手で「相掛かり」の出だしとなった。後手の飛車先交換に対して先手は金を上がって対応。佐々木七段の用意の作戦で、序盤早々に前例を離れた。永瀬王座は持ち時間を使って慎重に指し進めてたが、先にペースを握ったのは佐々木七段。じわじわとポイントを積み重ねて優位を築いた。後手も流れを引き戻すべく勝負手を重ねたが、ABEMAでテキスト解説を務めた星野良生五段(34)は「駒の損得、駒の働き、玉の硬さ、すべて先手が上回っている」と佐々木七段の優勢を強調。最終盤での永瀬王座の根性の粘りを振り切り、佐々木七段が大きな白星をつかみ取った。
この結果、4連覇がかかる藤井棋聖への挑戦者は、佐々木七段に決定。自身初のタイトル挑戦が海外対局という大きすぎる“おまけ”も転がり込んできた。終局後、佐々木七段は「初めての挑戦で嬉しいですし、藤井棋聖と指せる機会なので思いっきりぶつかっていきたいと思います」とコメント。「課題が多いですが、それをクリアしながら熱戦を繰り広げられるように頑張りたい」と五番勝負への抱負を語った。
将棋の公式戦海外対局は、1976年に米国ハワイ島で行われた第1期棋王戦決勝リーグ戦、内藤國雄九段 対 大内延介八段戦が初。以来、女流棋戦を含めて23回の海外対局が行われてきた。直近は2019年4月に台湾・台北市で行われた第4期叡王戦七番勝負第1局 高見泰地叡王 対 永瀬拓矢七段戦で、約4年ぶりの海外対局開催となる。開幕局が行われる「ダナン三日月」は、ホテル三日月グループが2022年6月にベトナム中部ダナン市に開業したスパリゾートで、294の客室からなるホテル棟、ビラ、全天候型プール、温泉、レストランなどの多種多様な施設を有する大型施設となっている。
藤井棋聖は、2021年10月に行われた国際将棋フェスティバルで第8回国際将棋トーナメント優勝者の台湾代表・高校生アマと東京都内からオンライン記念対局に臨んだ経験を持つが、国外で公式戦を指すのは初めて。しかし、同年の棋聖就位式でのスピーチでは「海外の方も含めて、少しでも多くの方に将棋を知って関心を持っていただきたいというのがあります。プレーヤーとして良い将棋を指すことが最優先ですが、長期的にはそういった視点を持って活動していければ」と海外普及への意欲も示していた。
藤井棋聖、佐々木七段はもちろん、ファンにとっても心躍る見どころの多いシリーズとなることが予見される第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は、下記日程で開催される。
第1局 6月5日(月)ベトナム「ダナン三日月」
第2局 6月23日(金)兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」
第3局 7月3日(月)静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」
第4局 7月18日(火)新潟県新潟市「髙志の宿 髙島屋」
第5局 8月1日(火)愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」(写真提供・日本将棋連盟)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太棋聖、初の海外対局決定!6・5開幕の棋聖戦五番勝負第1局はベトナム・ダナンで開催 挑戦者はタイトル戦初登場の佐々木大地七段 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
2023年4月24日20時1分
藤井聡太棋聖(竜王・王位・叡王・棋王・王将=20)への挑戦権を目指す、将棋の第94期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢王座(30)対佐々木大地七段(27)戦が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。
午前10時から始まった対局は、午後7時58分、165手にも及ぶ熱戦の末に先手の佐々木大が勝ち、うれしいタイトル戦初挑戦権を獲得した。4年前の棋王戦では挑戦者決定戦まで進出しながら、本田奎五段(25)に敗れていた。
2日前に思い付いたという相掛かりを、挑戦がかかった大一番で採用した。「実戦で使ったことがなく不安があり、そんなにうまくいっている感じはしませんでしたが、持ちこたえることができました。初めて(タイトル挑戦権を)獲得できてうれしいです」と喜びをかみしめた。
永瀬とは前期棋聖戦の決勝トーナメント準決勝で当たり、敗れた。今期は決勝トーナメント初戦で、2016年(平28)10月に藤井と同期でデビューした大橋貴洸七段を下すと、準々決勝で糸谷哲郎八段、準決勝で渡辺明名人、決勝で永瀬と新旧タイトル保持者を3人立て続けに倒した。
佐々木大は1995年(平7)5月30日生まれ。長崎県対馬市出身。プロ棋士養成機関「奨励会」の三段リーグで2回次点となり、2016年(平28)4月1日にフリークラスでデビューした。翌年2月、「いいところ取りで連続30局以上の勝率が6割5分以上」という条件を満たし、順位戦最下級のC級2組への昇級を決めた。デビュー1年以内での昇級は史上初だった。今回は、このルートで史上初のタイトル戦挑戦者となった。
また、9歳の時には拡張型心筋症を発症。一時、酸素ボンベをつけながら登校していた。棋士への夢を抱いて、同郷のタイトル獲得経験者で、別名「地球代表」と呼ばれる深浦康市九段(51)に弟子入りした。
師匠は、弟子の病状を理解した上で、主治医や佐々木の両親と連絡を取り合いながら、治療とプロ入りへの道をアシストした。今では師弟で九州を巡ったり、棋士仲間とフットサルを楽しむなど、持病はほぼ完治しているという。
今年2月からは15連勝。将棋界では、「いつタイトル戦に出てきてもおかしくない」と称される大器だった。佐々木自身は、「タイトル保持者に比べると、まだ実力が劣っていると思って指していました」。ようやく、ふさわしい舞台に上がってきた。
師匠は藤井棋聖に3勝1敗と分がいい。弟子も2勝2敗と健闘している。藤井対佐々木は、昨年4月に山形県天童市で行われた「人間将棋」と同じカードでもある。その際に、「佐々木殿には、師匠ともども手痛い目に遭わされてござる」と藤井に言わせ、観客を笑わせたほどだった。
ただし、佐々木は冷静だ。「藤井棋聖は最新型に精通しているし、中、終盤の読みの精度と速度が高い。見ている分には楽しいですが、指していると大変」と評する。同時に「厳しい戦いは重々承知しています。フルセットに持ち込めるよう、食らい付いていきたい。思い切りぶつかっていきたい」と闘志を燃やす。
和服は1着も持っていない。タイトル戦も初めて。ただし、両者にとって海外対局が初めてという点だけは同条件になる。
5番勝負第1局は6月5日、ベトナム・ダナン「ダナン三日月」で開幕する。海外対局は、台湾・台北市で19年4月に行われた第4期叡王戦第1局以来、約4年ぶりとなる。
なお、第2局以降の日程は以下の通り。
◇第2局 6月23日 兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」
◇第3局 7月3日 静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」
◇第4局 7月18日 新潟市「高志の宿 高島屋」 ◇第5局 8月1日 名古屋市「亀岳林 万松寺」
情報源:【棋聖戦】佐々木大地七段が藤井聡太棋聖への挑戦権獲得「思い切ってぶつかっていきたい」 – 社会 : 日刊スポーツ
2023年4月24日21時0分
藤井聡太棋聖(竜王・王位・叡王・棋王・王将=20)への挑戦権を目指す、将棋の第94期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢王座(30)対佐々木大地七段(27)戦が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。対局は佐々木大が勝ち、タイトル戦初の挑戦権を得た。
2年連続3回目の棋聖戦挑戦を目指しながら敗れた永瀬は、天井を見上げた。「昼食休憩の時点で手が広く、どう指すか難しいと思いました」と順を追った。ジリジリとリードを広げられ、追いつかないまま粘ったが、及ばなかった。「早い段階でバランスを崩してチャンスがなかった。良くなったと思った時はなかった」。淡々としていた。
情報源:【棋聖戦】敗れた永瀬拓矢王座「早い段階でバランスを崩してチャンスがなかった」 – 社会 : 日刊スポーツ
2023年4月24日22時0分
藤井聡太棋聖(竜王・王位・叡王・棋王・王将=20)への挑戦権を目指す、将棋の第94期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢王座(30)対佐々木大地七段(27)戦が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。対局は佐々木大が勝ち、うれしいタイトル戦初挑戦権を獲得した。4年前の棋王戦では挑戦者決定戦まで進出しながら、本田奎五段(25)に敗れていた。
長崎県対馬市出身の佐々木の師匠で、同郷の佐世保市出身の深浦康市九段(51)は、「やったぜ、大地! 1日何も手に付かなかったぞ」と早速、ツイートした。
第94期ヒューリック杯棋聖戦で佐々木大地が見事挑戦者になりました❗️応援していただいた皆さまに感謝申し上げます。それにしても永瀬王座の粘りは凄まじいものでした。
やったぜ、大地❗️1日何も手に付かなかったぞ😆(師匠)— 深浦一門 (@Fukauraichimon) April 24, 2023
情報源:【棋聖戦】佐々木大地七段の師匠「1日何も手に付かなかった」藤井聡太棋聖への挑戦権獲得を喜ぶ – 社会 : 日刊スポーツ
2023-04-24 第94期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦
☗佐々木大-☖永瀬 佐々木七段囲み取材
感想戦終了後、佐々木七段は報道陣による囲み取材に応じました。
【写真1,2、3】取材を受ける佐々木七段
――挑戦が決まった感想を改めて教えてください。
佐々木 タイトル戦に出たいというのはプロになってからずっと思っていたので、そのチャンスがもらえるということ、そして藤井棋聖と指せることがうれしいですね。
――実力からするともっと早くに挑戦していてもおかしくなかったと思いますが、ご自身としても「ようやく」という感じでしょうか。
佐々木 いえ、タイトルホルダーやA級の方と比べると実力が劣っている部分は指していて実感しますし、戦法のレパートリーですとか、まだまだ課題も多いので。今回は、振り駒も含めて運がよかったなと感じます。
――藤井棋聖の印象はいかがですか。
最新形に精通していて、中終盤の読みの速度・精度がとても高いです。見ている分には楽しいんですけど、指していると、凌駕されているなと思うことが多いです。
――藤井棋聖との対戦成績は2勝2敗で、開幕局は一昨年の銀河戦以来の対局になります。
佐々木 藤井棋聖に勝ったのは藤井棋聖がタイトルを取る前で、いまはもう、その頃とは別人のような内容の将棋です。厳しい戦いになるのは重々承知ですが、それでも食らいついていきたいと思います。
――和服は何着かお持ちなのでしょうか。
佐々木 いえ、一着も持っていません。
――開幕局はベトナムでの海外対局です。
佐々木 ベトナム対局ということは、噂では聞いていました。海外対局は本当にありがたい機会ですし、現地の方々に知ってもらう機会なので、いろいろと不安はありますけど、初めてのタイトル戦を楽しみながら、いい将棋を指したいです。
――師匠の深浦九段にはこれから報告されると思いますが、どのように伝えられますか。
佐々木 普段から将棋の成績について報告することはあまりないので、フリークラスの権利を取ったとき以来の報告になると思います。師匠はタイトル戦を熟知しているので、いろいろとアドバイスを聞いて、勉強させてもらいたいと思います。
――今日の対局に勝って、15連勝となりました。好調の要因は何ですか。
佐々木 特に何かを変えたわけではないんですが、周りからは眼鏡をかけた辺りから強くなったといわれていて。タネも仕掛けもない眼鏡なんですけど、盤がよく見えるようになったのがよかったのかもしれません。
――車の免許を取ったのもいい影響になりましたか。
佐々木 ドライブの練習も兼ねて、いろいろと一人旅をして、いい気分転換になっています。オン・オフの切り替えができているのかなと思います。
――パスポートの有効期限は大丈夫ですか。
佐々木 棋王戦の挑戦者決定二番勝負で負けてからブラジルにいったのが2019年なので、まだ大丈夫だと思います。
――今回の挑戦者決定戦に向けて、深浦九段からアドバイスはありましたか。
佐々木 いや、まったくなかったですね。最近は対局について何かいわれることはありません。でも、3月に師弟で九州を巡ったんですけど、そのときは一緒にいる時間がとても長かったので、得るものがあったのかなと感じます。
――藤井棋聖を相手にどのように戦うかということもイメージしながら、日々の研究をされているのでしょうか。
佐々木 いえ、それはないですね。目の前の一局の相手は毎回違うので、その相手にあわせて戦型選択もしています。今度の棋聖戦五番勝負は、これから先後ともにしっかりと対策を立てていくつもりです。
――今日の対局は相掛かりでもかなり珍しい形でしたが、温めていた秘策だったのでしょうか。
佐々木 いえ、二日前ぐらいに準備してという感じで。最近はあんまり、何か作戦を温めるということはありません。一回やったら対策をされるので、使えるうちに使うという感じです。
――開幕まではどのように過ごされますか。
佐々木 まずはフルセットを目指して、しっかり準備していきます。
――今回の決勝トーナメントでは、大橋貴洸七段、糸谷哲郎八段、渡辺明名人、永瀬王座と、強敵を連破されました。勝ち抜くことができた要因はどのように考えていますか。
佐々木 相手は全員居飛車党でしたが、全局こちらが先手番で、主導権を握る形を目指しやすかったのは大きかったです。あとは、集中して一局一局臨めたのがよかったと思います。
――勝ち進む中で、挑戦できるかも、という気持ちがちらついたのはいつ頃でしたか。
佐々木 そういう雑念があるといい成績を残したことないので。自分の実力を精一杯出そうという思いでした。
――プロ入り後、フリークラスを突破して順位戦に参加し、他棋戦でも活躍され、棋士としての7年間の歩みの末にタイトル挑戦にたどりつきました。そのことについての感慨を聞かせていただけますか。
佐々木 特にはないんですけど、周りが上がっていく中で自分が取り残されないように、前年よりもいい成績を残せるようにという思いでやっていました。今回、昨年はベスト4で敗れた棋聖戦で挑戦権を獲得できてうれしいです。
――2019年に棋王戦の挑戦者決定二番勝負で敗れたときの「挑戦者にふさわしくなかった」という言葉が印象に残っています。今日の対局は、そのときの自分といまの自分は違うという感覚を持って臨むことができたのでしょうか。
佐々木 「ふさわしくなかった」という発言は負けてやさぐれていただけでしょうけど、あのときよりは着実に進化できていると思います。この調子を維持したうえで、万全の態勢で五番勝負を迎えたいです。
――開幕局の舞台はベトナムということですが、佐々木七段は過去にブラジルにいかれたり、普段とは違う環境にも積極的に入っていく方という印象です。初めてのタイトル戦の対局をベトナムという異国で指すということについては、どのように感じていますか。
佐々木 海外旅行はブラジルにいった1回だけで、そのときは友人にコーディネートしてもらったところが多かったんですけど。海外対局も初めてですし、和服を着ての対局も初めてなので、その点はしっかり準備していきたいと思います。
――3月に師弟で九州を巡ったというお話がありましたが、その中で応援の声をもらうこともあったと思います。そういった声に支えられた部分はありますか。
佐々木 そうですね。そのときには棋聖戦でベスト4に入っていたので、直接、言葉をかけていただきました。昨日も将棋イベントがあったんですが、いろんな方に「挑戦してください」といっていただいて、改めてモチベーションが上がりました。
――イベントの日程は対局よりもずっと前に決まっていたのだと思いますが、イベントの次の日に対局という点はどのように感じていましたか。
佐々木 準決勝で勝ったのは先週の20日で、イベントが23日だったので、急にイベントを欠席するのでは迷惑をかけてしまいます。それでも休んで挑戦の確率を少しでも上げるという選択もあって、師匠の立場からすると休んでほしい思っていたかもしれませんが、自分はしっかりとイベントもやりきって、悔いのない状態で対局を頑張ろうと思いました。イベントはほかの棋士たちと対局するという内容で、これも研究会の一つと思いながら、いい集中力で臨めました。
第94期ヒューリック杯棋聖戦 挑戦者決定戦の永瀬拓矢王座VS佐々木大地七段の対局が4月24日(月)に行われ、佐々木七段が165手で永瀬王座に勝ち、五番勝負の登場を決めました。
佐々木七段は初のタイトル戦登場です。
藤井聡太棋聖との五番勝負第1局は、6月5日(月)にベトナムの「ダナン三日月」で行われます。
情報源:永瀬拓矢王座VS佐々木大地七段 第94期ヒューリック杯棋聖戦 挑戦者決定戦 佐々木大地七段の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
決勝トーナメント
情報源:第94期棋聖戦決勝トーナメント
あ
▲佐々木大地七段-△永瀬拓矢王座(棋譜中継)
永瀬はマスクをつける。そして投了を告げた。後手は攻防ともに見込みがない。終局時刻は19時58分。消費時間は☗佐々木3時間44分、☖永瀬3時間59分。 佐々木は初のタイトル挑戦を決めた。五番勝負の第1局は6月5日(月)にベトナム・ダナン「ダナン三日月」で行われる。 ■ABEMA■ 星野良生五段>永瀬王座は角を使うために3筋の歩を捨てましたが、その歩得のリードを徐々に佐々木七段が広げていった印象です。はっきりよくなってからは危ないところがなく、佐々木七段が完勝で初タイトル挑戦を決めました。 ※局後の感想※ 力戦形になって構想力が問われる戦いになり、佐々木が作戦勝ちを収めてそのまま押し切った。 永瀬「差が詰まったと思った局面はなかったです。序盤が重要で昼食休憩明けに選択肢があると思いましたが、☖3二玉・☖3一角と引くような駒組みがいいんですね。本譜は全体的に苦労していました。2二角の使い方が大事で、3六に銀が威張ったままだと、☖4三金寄とできなかったです」
19時58分 終局
165手 4三馬まで、▲佐々木大七段 が挑戦権獲得
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今季こそ、順位戦上がりたいね。
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