挑戦者決定戦は3月16日
2023/03/13 16:21
将棋の叡王戦本戦トーナメント準決勝が3月13日に行われ、永瀬拓矢王座(30)が山崎隆之八段(42)に98手で勝利した。永瀬王座は、決勝で菅井竜也八段(30)と対戦。藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)への挑戦権をかけて戦う。
第4期叡王の永瀬王座が、タイトル奪還に向けて前進を遂げた。準決勝は、タイトル戦昇格前の第1期叡王戦優勝者の山崎八段と対戦。山崎八段の先手で、戦型は「相掛かり」となった。じりじりとした長い序盤戦を経て、本格的な戦いへ。後手がと金を作ると、今度は山崎八段が反撃に打って出た。激しい攻め合いから一気に終盤戦に突入すると、永瀬王座が優勢に。先手陣を包囲し山崎八段の粘りを丁寧に対応。最後は永瀬王座が押し切って、堂々の決勝進出を決めた。
勝利した永瀬王座は、決勝戦で菅井八段と対戦。第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負を戦った両者が、4年の時を経て再び決勝戦で激突する。藤井叡王への挑戦権を手にするのはどちらか。注目の決勝は3月16日に予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:永瀬拓矢王座が決勝進出 藤井聡太叡王への挑戦権かけ菅井竜也八段と対戦へ/将棋・叡王戦 | ニュース | ABEMA TIMES
第8期叡王戦 永瀬拓矢王座VS山崎隆之八段の対局が3月13日(月)に行われ、永瀬王座が98手で山崎八段に勝ち、挑戦者決定戦へ進出しました。
菅井竜也八段との挑戦者決定戦は3月16日(木)に行われます。
情報源:永瀬拓矢王座VS山崎隆之八段 第8期叡王戦本戦 準決勝 永瀬拓矢王座が勝利し挑戦者決定戦へ|棋戦トピックス|日本将棋連盟
本選トーナメント
情報源:第8期叡王戦本戦
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▲山崎隆之八段-△永瀬拓矢王座
この局面で山崎が投了した。以下、☗6七同玉に☖7六金☗6八玉☖5九角以下、手順はかかるが詰みがある。 終局時刻は16時7分。消費時間は、☗山崎3時間0分、☖永瀬2時間24分。勝った永瀬は挑戦者決定戦に進出。菅井竜也八段とタイトル挑戦権を懸けて戦う。 ■テキスト解説■ 折田翔吾五段>相掛かりの戦型で☖6三銀と備えている形に構わず☗7五歩(37手目)から動くのが山崎八段らしい面白い攻め筋でした。 そこから激しくなるかと思いきや一転穏やかな展開を目指して、ミルフィーユのような層の厚い構想でした。 ☖6五歩(56手目)の開戦に☗6六角(61手目)の切り返しがかなりの迫力かと思いましたが、永瀬王座が攻防に的確な指し回しで、少しずつリードを広げての会心譜だったかと思います。
16時7分 終局
98手 6七歩まで、△永瀬王座 の勝ち
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挑戦者は、永瀬王座-菅井八段の勝者。
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