山崎隆之八段の勝利｜第8期叡王戦本戦トーナメント

第8期叡王戦本戦トーナメント山崎隆之八段対近藤誠也七段

2023/02/16 18:42

将棋の叡王戦本戦トーナメントの2回戦が2月16日に行われ、山崎隆之八段（42）が近藤誠也七段（26）127手で勝利した。山崎八段は準決勝で永瀬拓矢王座（30）と三浦弘行九段（49）の勝者と対戦する。

相掛かりで始まった一局は、両者ともに序盤、中盤と全く譲らず、中継していたABEMAの「SHOGI AI」でも勝率50％をほとんど動かない互角の戦いが続いた。形勢が大きく揺れたのは両者持ち時間を使い果たした終盤に入ってから。一旦、近藤七段に優勢に触れたかと思われたが、そこから二転三転する大混戦に。決着も近藤七段が秒に追われたか互角の状況から急に自玉に即詰みが生じてしまい、山崎八段が勝ちをもぎ取った形になった。

叡王の現タイトル保持者は藤井聡太叡王（竜王、王位、王将、棋聖、20）。挑戦権を獲得するのは16人参加のトーナメントを勝ち抜く必要がある。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

情報源：山崎隆之八段の“ワールド”炸裂近藤誠也七段と最終盤の大混戦に勝利ベスト4進出／将棋・叡王戦 | ニュース | ABEMA TIMES

第8期叡王戦本戦トーナメント山崎隆之八段VS近藤誠也七段の対局が2月16日（木）に行われ、山崎八段が127手で近藤七段に勝ちました。

次戦では永瀬拓矢王座VS三浦弘行九段の勝者と対戦します。

◆第8期叡王戦本戦トーナメント

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— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 16, 2023

#山崎隆之八段の勝利

【第8期 #叡王戦本戦トーナメント】

○山崎隆之八段 VS ●近藤誠也七段

第8期叡王戦本戦トーナメント山崎隆之八段VS近藤誠也七段の対局が2月16日（木）に行われ、山崎八段が127手で近藤七段に勝ちました。 https://t.co/Qn6bGreo4U

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) February 16, 2023

▲山崎隆之八段－△近藤誠也七段

この局面で近藤が投了した。以下は☖７一玉に☗７三竜☖８一玉☗８二歩☖同飛☗同竜までの詰み。終局時刻は16時59分。消費時間は、☗山崎３時間０分、☖近藤誠３時間０分。
勝った山崎は本戦準決勝に進出。次は永瀬拓矢王座－三浦弘行九段戦の勝者と対戦する。

■解説■
西川和宏六段＞相掛かりから形勢判断の難しい局面が続いていましたが82手目☖６七銀不成と切り込んで後手が少しよくなったと思います。102手目☖５七銀で決まったかと思いましたが☗５九玉と引いた形が意外と粘り強い形でした。123手目の☗６一銀が決め手で山崎八段の勝ちがはっきりしたと思います。二転三転したと思うのですがどこで逆転しているか分からない白熱の終盤戦でした。

16時59分終局
127手 5一金まで、▲山崎八段の勝ち