第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第一局
藤井聡太竜王対佐藤天彦九段
2022/12/19 10:07
将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は12月19日、棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第1局で佐藤天彦九段(34)と午前10時から対局を開始した。勝者組優勝者の佐藤九段が勝利すれば渡辺明棋王(名人、38)への挑戦が確定。敗者復活戦から勝ち上がり、“年度内六冠”へ期待がかかる藤井竜王が勝った場合は第2局へと進む。
藤井竜王は2016年10月に四段昇段。第35期竜王(1組以上:2期)、順位戦A級(A級以上:1期)。12月2・3日に行われた竜王戦七番勝負第6局で防衛を果たし、タイトルは通算11期に。現在最多の五冠保持者だ。棋戦優勝は今期の将棋日本シリーズ初優勝を含む6回。今期の棋王戦は、挑決トーナメント2回戦からの出場で中川大輔八段(54)、久保利明九段(47)、さらに豊島将之九段(32)に勝利。準決勝で佐藤九段に敗れ敗者復活戦へと回ったが、伊藤匠五段(20)、羽生善治九段(52)に勝利し挑決二番勝負へと勝ち上がった。自身6回目の棋王戦出場で初の挑戦、さらにはタイトル獲得で“年度内六冠”達成となるだけに、大きな期待が寄せられている。今年度成績は30勝7敗で、勝率は0.8108。
佐藤九段は2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:9期)、順位戦A級(A級以上:8期)。タイトルは名人3期で、棋戦優勝はタイトル戦昇格前の第2期叡王戦など4回。居飛車はもちろん、近年では振り飛車も指しこなすなど新たな将棋観を見せている。今期の棋王戦は、挑決トーナメント2回戦からの登場で高野智史六段(29)、郷田真隆九段(51)、糸谷哲郎八段(34)ら強豪に加えて、準決勝で藤井竜王、決勝で羽生九段に勝利。挑決二番勝負で再び激突する藤井竜王を破り、7期ぶりの2度目の挑戦、さらには初奪取に向けて静かに闘志を燃やしている。今年度成績は13勝10敗で、勝率は0.5652。
両者の公式戦対戦成績は、藤井竜王3勝、佐藤九段1勝。11月に行われた同準決勝では佐藤九段が得意戦法の矢倉から終盤で逆転勝利を飾っただけに、本局では両者がどのような作戦を用意しているかにも注目が集まっている。
棋王戦は独自の敗者復活戦方式を設けており、準決勝以降で敗れると敗者復活戦にまわり、勝ち抜いた場合は挑決二番勝負に進出できる。この二番勝負では、勝者組の優勝者・佐藤九段は1勝、敗者復活戦の優勝者・藤井竜王は2勝すれば挑戦権が得られる。
持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は藤井竜王に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王“年度内六冠”へつなげるか 佐藤天彦九段との挑戦者決定二番勝負 対局開始/将棋・棋王戦 | ニュース | ABEMA TIMES
2022年12月19日9時13分
藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われる、佐藤天彦九段(34)との第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定(挑決)2番勝負第1局で35%の確率突破に挑む。
藤井は11月の準決勝で佐藤天に敗退。ベスト4以上は2敗失格というこの棋戦独自のルールで、敗者復活戦に回った。もう負けられない状況で伊藤匠五段(20)と羽生善治九段(52)を撃破。挑決トーナメント優勝の佐藤天との2番勝負に進出した。過去20年の挑決2番勝負で敗者復活組の連勝は、わずか7例。
勝者組として1勝のアドバンテージがある佐藤天は、19日に勝てばスンナリ挑戦権獲得。負けても年内に行われる第2局で勝てば、渡辺明棋王(38)への挑戦権を得る。
情報源:藤井聡太竜王、佐藤天彦九段と2番勝負第1局 敗者復活戦から突破は過去20年で7例のみ – 社会 : 日刊スポーツ
第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負 藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段の対局が、12月19日(月)に東京・将棋会館で行われます。
佐藤九段が勝つと、渡辺棋王への挑戦権を獲得します。
敗者復活戦から進出の藤井竜王は、2連勝すると挑戦権獲得となります。藤井竜王VS佐藤九段は、これまで過去5回対戦し、藤井竜王の4勝1敗です。
この対局の模様は、ABEMA、日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
情報源:藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段 第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第1局|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定トーナメント
情報源:第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント/五番勝負
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第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負 藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段の対局が、12月19日(月)に東京・将棋会館で行われます。 https://t.co/WEVSj7tmyA
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) December 19, 2022
▲藤井聡太竜王-△佐藤天彦九段(棋譜中継)
第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定二番勝負第1局、藤井聡太竜王-佐藤天彦九段戦を中継する。佐藤は、本局で勝てば渡辺明棋王への挑戦権を獲得。藤井は敗者復活戦からの勝ち上がりのため、挑戦権獲得には本局を含めて2連勝が必要になる。対局は東京・将棋会館「特別対局室」で10時から開始される。持ち時間は各4時間。先後は振り駒によって決定される。 9時40分、藤井はすでに上座に着いている。傍らには扇子、ハンカチ、ポケットティッシュ、デジタルの置時計などが並ぶ。 9時52分、佐藤が到着。佐藤がコートを仕舞って着座すると、一拍だけ置いてすぐに礼が交わされ、藤井が駒箱に手を掛けた。 9時57分、藤井の振り歩先で振り駒が行われる。結果は歩が5枚で、藤井の先手と決まった。
藤井聡太竜王の振り歩先、歩が5枚で藤井聡太竜王の先手
初手は、▲藤井聡竜王 2六歩、△佐藤天九段 3四歩
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天彦九段が勝てば挑戦権獲得、藤井聡太竜王が勝てば第2局へ。
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