15時49分 終局
115手 7一角也まで、▲広瀬八段 の勝ち
2022/12/09 16:06
将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選決勝が12月9日に行われ、広瀬章人八段(35)が小山怜央アマに115手で勝利、本戦出場を決めた。小山アマは勝てばアマチュアとしては初の本戦出場という快挙だったが敗戦。それでも善戦を称える声が多く寄せられた。
午前中の対局で小山アマが順位戦B級1組所属の千田翔太七段(28)を破る金星を挙げ、タイトル経験者の広瀬八段も下せば、アマチュア初の本戦出場と一気に注目度が高まった本局は、横歩取り模様の出だしに。後手の小山アマが地下鉄飛車で飛車を2筋に展開した後、3筋、4筋を中心に戦いが始まった。小山アマの積極的な踏み込みに、広瀬八段の玉や飛車が窮屈な形に追い込まれ、70手付近ではABEMAの「SHOGI AI」の折れ線グラフも、小山アマの有利を示すように傾いていた。
タイトル2期の経験を持つ広瀬八段が地力を発揮したのは、両者持ち時間をほぼ使い果たしたあたりから。がっちり囲った自玉の堅さを活かして、小山アマの攻めのペースを落とすと一気に反撃。蓄えていた金駒を有効に使って攻めのスピードで勝ると、形勢も大きく広瀬八段に傾き、その後は逆転を許さず即詰みに討ち取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:広瀬章人八段、本戦出場決定 小山怜央アマは大健闘もアマ初の本戦出場ならず/将棋・朝日杯 | ニュース | ABEMA TIMES
二次予選Eブロック
広瀬章人八段、本戦出場決定 小山怜央アマは大健闘もアマ初の本戦出場ならず/将棋・朝日杯 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/LA1TyLKIjA
— kewpiehoney (@kewpie_honey) December 9, 2022
村)朝日杯将棋オープン戦2次予選、広瀬章人八段が小山怜央さんに勝ちました。プロに5連勝した小山さんはここで敗退となりましたが、「思ったより内容が良く、勝ち進むことができた」。広瀬八段は「負けそうな局面もあった」「プロと遜色のない実力の持ち主だと思いました」と話しました。 pic.twitter.com/dXNbBLIHbf
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 9, 2022
小山怜央さん、広瀬八段に敗退 アマチュア初の朝日杯本戦進出逃す https://t.co/gOpeesTEAp
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) December 9, 2022
朝日杯2次予選で小山怜央さんが千田翔太七段に勝って決勝に進み、広瀬章人八段に敗れてアマチュア初の朝日杯本戦入りを逃しました。
12日に棋士編入試験第2局を控えた小山さんは「この貴重な経験を試験にも生かしたい」。広瀬八段は「対局してプロと遜色ない実力があると改めて思いました」と太鼓判。 pic.twitter.com/BT1vy3pdb2— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) December 9, 2022
▲広瀬章人八段ー△小山怜央アマ(棋譜中継)
この局面で小山が「負けました」と投了。終局時刻は15時49分。消費時間は、両者40分。勝った広瀬が本戦入りを決めた。 投了以下、☖7一同飛は☗8二銀まで。☖8二金と打つのも☗8四銀打までの詰み。
15時49分 終局
115手 7一角也まで、▲広瀬八段 の勝ち
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- 朝日杯将棋オープン戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 朝日杯将棋オープン中継サイト
- 第16回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝|朝日新聞デジタル
- 第16回 朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局|朝日新聞デジタル
- 第16回朝日杯将棋オープン戦中継|本戦トーナメント:朝日新聞デジタル
広瀬八段、やっぱり強い。
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