凄八
2022/12/04 07:30
将棋の藤井聡太竜王(20)=棋聖・王位・叡王・王将との5冠=が3日、鹿児島県指宿市で指された第35期竜王戦七番勝負第6局で後手の広瀬章人八段(35)を113手で下し、対戦成績4勝2敗として初防衛を果たした。飯島栄治八段(43)が解説する。
藤井竜王は七番勝負で初の2敗を喫し、4勝2敗で初防衛。フルセットには持ち込ませない余裕を残し、「ブラボー!」と言える圧勝だ。
第6局は前半(初日)をほぼ互角で終え、後半(2日目)から藤井竜王が猛攻に出た。その手を緩めない完璧な一局。敵陣だけでボールを回している状態で、支配率では8割くらいだった。
終盤、敵陣の最も深いところに打ち込んだ銀が勝負を左右した。W杯の日本ースペインにたとえると、三笘薫選手がゴールライン際でボールを折り返したアシストのようだ。その後、角を成って守りに強い金を取ったのが決着の一手。これは、三笘選手の折り返しを決めた田中碧選手の決勝弾だろうか。
広瀬八段は強豪に対して事前研究をぶつけ、2勝したのは善戦。それでも藤井竜王が序盤から全てで上回っていた。20歳でタイトル11期。年明けの王将戦で対戦する羽生九段はタイトル通算100期がかかるが、藤井竜王には前人未到の羽生九段の通算記録を将来的に上回る可能性を感じる。(談)
情報源:【飯島栄治八段解説】藤井聡太竜王の初防衛は「敵陣だけでボールを回している状態」/将棋 – サンスポ
藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する 第35期竜王戦七番勝負第6局が、12月2、3日(金、土)に鹿児島県指宿市の「指宿白水館」にて行われ、藤井竜王が113手で広瀬八段に勝ち、対戦成績を4勝2敗として、竜王を初防衛しました。
詳しくは、読売オンライン、ABEMA、及び日本将棋連盟ライブ中継をご覧ください。
情報源:藤井聡太竜王VS広瀬章人八段 第35期竜王戦七番勝負第6局 藤井聡太竜王が勝利し竜王を防衛|将棋ニュース|日本将棋連盟
七番勝負
昨日の竜王戦第6局の解説をさせていただました。ワールドカップ期間ですのでサッカーに例えて解説しています。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/GkWGCTM47l
— 飯島栄治 (@eijijima) December 4, 2022
【飯島栄治八段解説】藤井聡太竜王の初防衛は「敵陣だけでボールを回している状態」/将棋 – サンスポhttps://t.co/Mr3tnZATqY
— kewpiehoney (@kewpie_honey) December 4, 2022
#藤井聡太 竜王の勝利
【第35期 #竜王戦 七番勝負第6局】
○藤井聡太竜王 VS ●広瀬章人八段
第35期竜王戦七番勝負第6局が12月2、3日(金、土)に鹿児島県指宿市「指宿白水館」にて行われ、藤井竜王が113手で広瀬八段に勝ち、対戦成績を4勝2敗として竜王を初防衛しました。 https://t.co/iY5O9RgYD9
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) December 3, 2022
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▲藤井聡太竜王-△広瀬章人八段(棋譜中継)
この手を見て広瀬が投了を告げた。投了以下☖9三玉は☗8五桂で詰み。☖8三同飛は☗同馬☖同玉☗8二飛☖9三玉☗8五桂までの詰み。 終局時刻は17時17分。消費時間は☗藤井6時間19分、☖広瀬7時間47分。七番勝負は4勝2敗で藤井が初防衛を果たした。藤井は竜王獲得2期目、通算タイトル獲得数を11期とした。 【藤井聡太竜王が第6局を制し、竜王位を4勝2敗で初防衛】 https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20221203-SYT8T3584974/ 【竜王位初防衛の藤井聡太竜王「苦しいシリーズ、結果出せてホッとしている」、広瀬章人八段「第3局の敗戦悔やまれる」】 https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20221203-SYT8T3585059/ 【第6局大盤解説会に登壇した藤井聡太竜王「2日目に攻めつながった」、広瀬章人八段「敗れた将棋は一方的内容で悔やまれる」】 https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20221203-SYT8T3585065/
17時17分 終局
113手 8三角まで、藤井聡太竜王の勝ち
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防衛おめでとうございます。
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