第35期 竜王戦 七番勝負 第六局 1日目
藤井聡太竜王 対 広瀬章人八段
2022/12/02 09:02
将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が12月2日、第35期竜王戦七番勝負第6局で広瀬章人八段(35)と午前9時から対局を開始した。藤井竜王の3勝、広瀬八段の2勝で迎えた本局の舞台は鹿児島県指宿市の「指宿白水館」。これまでに5回の七番勝負を戦ってきた藤井竜王だが、すべて1敗またはストレートの4連勝で勝利を飾ってきただけに、第6局を経験するのは初。先手番の本局ではどのような戦いを繰り広げるか、指宿の地で初防衛を決めることができるか、大注目が集まっている。
藤井竜王は、2016年10月に四段昇段。順位戦A級(A級:1期)。2022年は年初の王将戦七番勝負を制し五冠に。その後、叡王、棋聖、王位と3つのタイトルの防衛に成功し、通算タイトル獲得数を大台の10期に乗せた。11月20日に行われた将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で初優勝を飾るなど、今年度成績は27勝7敗で0.7914と高勝率をキープ。勢いそのままに、本局で竜王初防衛を目指す。
広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。順位戦A級(A級:9期)。タイトルは第31期(2018年度)竜王と王位1期の通算2期。第31期は羽生善治竜王(当時)とフルセットの激闘を演じ、通算タイトル獲得数100期到達を阻み自身初の竜王に就位した。今期は2組優勝から決勝トーナメントを勝ち上がり、挑戦者決定三番勝負で山崎隆之八段(41)を破って挑戦権を獲得した。今年度成績は18勝8敗で勝利は0.6923。若き五冠王から4期ぶりの竜王奪還に闘志を燃やす。
藤井竜王が3勝、広瀬八段が2勝で迎える第6局。前回の第5局は既に防衛に王手をかけていた藤井竜王が決めるかと思われたが、広瀬八段が押し込まれていた中盤から盛り返して逆転。最後まで粘る藤井竜王を振り切るように勝利を収めた。同シリーズは序盤から広瀬八段の工夫が冴え、序盤でリードする将棋も多い中、6枚目のカードとして両者が切るのはどんな戦型か。
持ち時間は各8時間の2日制で、先手は藤井竜王。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王の初防衛か 広瀬章人八段が猛追でフルセット決めるか 大注目の指宿対局はじまる/将棋・竜王戦七番勝負第6局 | ニュース | ABEMA TIMES
藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する 第35期竜王戦七番勝負第6局が、12月2、3日(金、土)に鹿児島県指宿市の「指宿白水館」にて行われます。
両者はこれまでに12回対戦があり、藤井竜王の9勝3敗です。
今期竜王戦では第1局と第5局を広瀬八段が、第2~4局を藤井竜王が勝っています。本局の模様は、読売オンライン、ABEMA、及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
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▲藤井聡太竜王-△広瀬章人八段(棋譜中継)
藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する第35期竜王戦七番勝負は、第5局で挑戦者がカド番を1つしのぎ、藤井3勝、広瀬2勝で第6局を迎えた。藤井が勝てば初防衛、挑戦者が勝てば最終局決戦に持ち込まれる。対局は12月2・3日(金・土)に鹿児島県指宿市「指宿白水館」で行われる。 本局の先手番は藤井。持ち時間は各8時間。対局開始は9時。12時半~13時半まで昼食休憩、おやつは10時と15時に出される。1日目18時を回ると手番の棋士が次の手を封じて、翌日9時から指し継ぐ。立会人は藤井猛九段、新聞解説は飯塚祐紀七段、記録係は折田翔吾五段、現地大盤解説会は解説を佐々木勇気七段、聞き手を和田あき女流初段、主催紙観戦記は上村亘五段がそれぞれ務める。 8時47分、広瀬が入室した。グレーの着物に黒の羽織、白黒縞の袴。49分、藤井が入室。緑の着物と袴、茶の羽織。両者は1分ほど黙想し、50分過ぎに駒が取り出された。両者ゆったりとしたペースで駒を並べ、54分に準備が整った。 9時、立会人の藤井猛九段が対局開始を告げた。 【藤井聡太竜王VS広瀬章人八段 第6局の舞台は鹿児島県指宿市の「指宿白水館」、立会人は藤井猛九段】(読売新聞オンライン-竜王戦中継ブログ) https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20221130-SYT8T3574032/
先後は入れ替わり、藤井聡太竜王の先手
初手は、▲藤井聡竜王 2六歩、△広瀬八段 8四歩
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封じ手はどっちだ?
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