第8期 叡王戦 九段予選
佐藤康光九段-行方尚史九段
▲渡辺明名人●-△永瀬拓矢王座〇
19時:永瀬拓矢王座ー羽生善治九段
2022/11/28 16:34
将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が11月28日に行われ、永瀬拓矢王座(30)が渡辺明名人(棋王、38)に120手で勝利した。永瀬王座は予選Aブロック決勝進出が決定。午後7時から本戦進出をかけて、羽生善治九段(52)と戦う。
タイトルホルダーが予選準決勝で激突した。振り駒で渡辺名人が先手となると、矢倉の出だしに。後手の永瀬王座は急戦を志向した。比較的早いペースで指し進められ、繊細な中盤戦へと展開した。後手は桂馬を跳ねて積極的な姿勢を示すと、一気に激戦に。永瀬王座がペースを握って終盤戦へ向かった。渡辺名人も簡単には譲らず反撃のチャンスを狙ったが、永瀬王座が押し切って勝利を掴んだ。
永瀬王座は、第4期叡王戦七番勝負で高見泰地叡王を4-0で破りタイトルを獲得。防衛戦では豊島将之竜王・名人を挑戦者に迎え、激闘の末に失冠した。今期はタイトル奪還を目指し、予選から出場。まずは次戦で午後7時から羽生九段と予選決勝を戦い、本戦進出を目指す。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。29人が参加する九段戦はAからCまでの3ブロックに分かれて行われ、それぞれの優勝者が本戦に出場する。第6期から不二家が主催となり、対局時には栄養補給のためのお菓子ボックスが設置されている。現在のタイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:タイトルホルダー対決は永瀬拓矢王座が制する 渡辺明名人に120手で勝利 午後7時から羽生善治九段と予選決勝/将棋・叡王戦 | ニュース | ABEMA TIMES
現在進行中の第8期叡王戦段位別予選九段戦、11月28日(月)は、佐藤康光九段VS藤井猛九段戦、行方尚史九段VS豊島将之九段戦が行われ、佐藤康九段と行方九段がそれぞれ勝ちました。
同日、佐藤康九段と行方九段の対戦が行われ、佐藤康九段が134手で行方九段を破り、本戦進出を決めました。
情報源:佐藤康九段が勝ち進む 第8期叡王戦段位別予選|棋戦トピックス|日本将棋連盟
九段予選
情報源:第8期叡王戦予選
タイトルホルダー対決は永瀬拓矢王座が制する 渡辺明名人に120手で勝利 午後7時から羽生善治九段と予選決勝/将棋・叡王戦 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/pdkXjZDh37
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#佐藤康光九段 が勝ち進む
【第8期 #叡王戦 段位別予選】
第8期叡王戦段位別予選九段戦が行われました。
○佐藤康光九段 VS ●藤井猛九段
○行方尚史九段 VS ●豊島将之九段同日、勝者同士の対戦が行われ、佐藤康九段が134手で行方九段を破り、本戦進出を決めました。 https://t.co/v25oj4MDDP
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) November 28, 2022
九段予選Aブロック
▲渡辺明名人-△永瀬拓矢王座
第8期叡王戦段位別予選九段戦から、渡辺明名人と永瀬拓矢王座の一戦を中継する。タイトル保持者同士の好取組。勝者は19時から本戦進出を懸けた戦いに臨む。対戦成績は渡辺20勝、永瀬7勝。解説は阿部光瑠七段が担当する。 対局は11月28日(月)、東京・将棋会館「特別対局室」で14時開始。持ち時間は各1時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒の秒読み。振り駒は歩が4枚出て渡辺の先手に決まった。
渡辺明名人の振り歩先、歩が4枚で渡辺明名人の先手
初手は、▲渡辺明名人 2六歩、△永瀬拓矢王座 8四歩
次は☖4七銀☗同金☖同金☗同玉☖5六角の筋でいい。秒を読まれて渡辺が頭を下げた。終局時刻は16時13分、消費時間は両者1時間。玉頭から先攻した永瀬が押し切って勝利。19時から羽生善治九段と本戦進出を懸けて戦う。 ■解説■ 阿部光瑠七段>渡辺名人、永瀬王座の研究の深さが伝わってくる序盤戦でした。中盤もじっくりとした展開になり、非常に難解な局面が続きましたが、実戦的に勝ちやすい展開に持っていった永瀬王座が自玉の薄さをうまくカバーしつつ、渡辺名人の力を発揮させませんでした。永瀬王座の好局だったと思います。
16時13分 終局
120手 4六金まで、△永瀬拓矢王座 の勝ち
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羽生善治九段-永瀬拓矢王座
19時から
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九段予選Cブロック
▲行方尚史九段-△佐藤康光九
第8期叡王戦段位別予選九段戦Cブロック決勝の佐藤康光九段-行方尚史九段戦をお送りする。両者の過去の対戦は、佐藤11勝、行方16勝。本局の勝者は本戦に進出する。 対局は東京・将棋会館(高雄の間)にて14時開始。持ち時間は各1時間(チェスクロック使用)、使い切ると1手60秒未満で着手する。先後は振り駒で決定する。 佐藤の振り歩先で行われた振り駒は「と金」が4枚。先手番は行方に決まった。
佐藤康九段の振り歩先、と金が4枚で行方九段の先手
初手は、▲行方尚史九段 2六歩、△佐藤康光九段 3四歩
しかし、それでもこれ以上の有効な王手は難しいか。 この局面で行方が投了した。後手玉に詰みはなく、先手玉は何か受けても一手一手の寄りとなる。 終局時刻は17時11分。消費時間は、☗行方1時間0分、☖佐藤康1時間0分。勝った佐藤は予選Cブロックを制して、本戦進出を決めた。
17時11分 終局
134手 9四玉まで、△佐藤康光九段 の勝ち
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佐藤康光九段が本戦進出。
19時から、永瀬王座-羽生九段
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