第48回「将棋の日」の表彰式
2022年11月18日 14時2分
第48回将棋の日表彰・感謝の式典が18日、東京・将棋会館で行われ、1500勝を達成した羽生善治九段が特別栄誉敢闘賞を受賞した。将棋栄誉賞として600勝を達成した杉本昌隆八段、勤続40年の山田久美女流四段らも表彰された。
表彰式後、羽生は囲み取材に応じ、「棋士生活を長きにわたって続けてきたと実感し、対局の場がたくさんあったからこそ達成できることでもある。その機会を与えてくださった皆さまに感謝したいと思っています。本日改めて表彰状をいただいて、その道のりを実感することができました」と喜びを語った。
羽生は前日の17日に棋王戦挑戦者決定トーナメント決勝で佐藤天彦九段に敗れたものの、敗者復活トーナメントを勝ち上がれば、まだタイトル挑戦の可能性を残している。また、王将戦挑戦者決定リーグでは5勝0敗で首位をキープしており、22日の最終局で豊島将之九段に勝てば七番勝負出場が決まる。
タイトル戦に挑めなかった昨年からの復調の兆しを問われると「結果については自分自身でもよくわかってないところがあります。今は本当に厳しい中でやっている。対局している実感としては目の前の1局1局を一生懸命やっていくしかないというところ。幸いにも今年度はいい形が続いているので、それをきちんとした実力として継続できるように頑張って行きたいと思っています」と気を引き締めた。
王将戦挑戦者決定リーグで挑戦を争う豊島については「豊島さんは本当にここ数年常に安定して活躍を続けられている棋士。タイトル戦の常連。そういう意味ではここ最近、私にとっては厳しい状態が続いているのですが、せっかくの機会ですので自分なりに棋力を充実させて、次の対局に向かっていけたらと思っています」と話す。
華やかな花が飾られた表彰の舞台で、「(将棋は)何百局と前例がある形でもまだまだ鉱脈があるなと実感するところがある。可能性の大きさは感じている。それに伴って自分自身もレベルアップしていけたらいいなと思っております」と未来を見た羽生。「結果としてそういうものが達成できれば、非常にうれしいことではあるが、まだまだそういう段階までは来ていない」。タイトル獲得100期まであと1に迫る中、飾らない言葉で思いを明かした。(瀬戸 花音)
情報源:羽生善治九段が特別将棋栄誉敢闘賞を受賞 タイトル100期へ「まだまだ鉱脈がある」 : スポーツ報知
2022年11月18日 13:06
第48回「将棋の日」の表彰式が18日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、6月に通算1500勝を達成した羽生善治九段(52)が特別将棋栄誉敢闘賞を受賞した。
前日の17日は棋王戦挑戦者決定トーナメント決勝で佐藤天彦九段(34)に敗れ、敗者復活トーナメントに回った羽生だが、一夜明けたこの日はすっきりとした表情で式に参列。「棋士生活を長きにわたって続けてきたと実感し、対局の場がたくさんあったことで(1500勝を)達成できた。その機会を与えてくださった皆さまに感謝したい」と謝意を示し、「将棋は長い歴史があり、その時の戦術が変わり続けている。自分なりについていけるよう、やっていくしかないです」と今後に向け意欲を語った。
現在進行中の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグでは5勝0敗で首位。22日の最終局で4勝1敗の豊島将之九段(32)に勝てば7期ぶりの7番勝負出場が決まり、藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に挑む。
「豊島さんはここ数年常に安定し、活躍しているタイトル戦の常連。ここ最近は私にとって厳しい状態が続いているが、せっかくの機会なので自分なりに棋力を充実させ、次の対局に向かっていきたい」と大一番を見据えていた。
情報源:羽生善治九段 特別将棋栄誉敢闘賞に「棋士生活を長きにわたって続けてきたと実感」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
2022年11月18日13時43分
将棋の羽生善治九段(52)が18日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で通算1500勝の特別将棋栄誉敢闘賞を将棋界で初めて受賞した。今年6月16日の順位戦B級1組1回戦で山崎隆之八段(41)に勝ち、前人未到の大記録を51歳8カ月、1985年(昭60)12月のデビューから36年5カ月で達成した。同日行われた第48回「将棋の日」表彰・感謝の式典の中で、表彰された。
17日には第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント(挑決T)決勝で佐藤天彦九段(34)に敗れたばかり。対局翌日にもかかわらず、疲れも見せずに式典に臨んだ。終了後には、「棋士を長きにわたって続けてきた道のりを実感することができた」と語った。
21年度は14勝24敗と、棋士人生で初めて負け越した。名人9期獲得も含め、29期連続して在籍していた順位戦最上級のA級(プロサッカーJリーグで言えば「J1」)から1ランク下のB級1組に陥落した。「内容が非常に悪かった。それが結果に反映されてしまった。今までと違うことをやっていく必要はあるが、どうやっていくかは模索し続けているところ」とした。
転換点は自身でもよく分かってはいないが、本年度は20年竜王戦以来のタイトル戦登場まで手の届く位置にいる。模索するなかで、新しい可能性を見いだすこともあるという。「何百局と前例がある形でも鉱脈はある。可能性の大きさを感じています。そのなかで、自分自身レベルアップしていければ」と話す。
渡辺明棋王(名人=38)への挑戦権を争う棋王戦は17日の敗戦で、敗者復活戦に回った。準決勝敗退組の藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・棋聖=20)と伊藤匠五段(20)の勝者を下し、「敗者復活組代表」として挑戦者決定戦に進出。挑決Tを制して待ち構える佐藤天九段に連勝できれば、挑戦権獲得となる。
藤井王将への挑戦権を争う、第71期ALSOK杯王将戦の挑戦者決定リーグ戦は「マジック1」。22日の豊島将之九段(32)に勝てば決定だ。「豊島さんはここ数年、安定して活躍を続けられているし、タイトル戦の常連。私にとって厳しい状態が続いているが、せっかくの機会ですので、気力を充実させて向かっていけたらいい」と抱負も語った。
現在、タイトル獲得通算99期(竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16)。100期を期待する声も大きい。「ここ数年、出る機会すらない状態。自分自身の実力を充実させることが何よりも最初にやらなくてはいけないかなと思います。続けていくなかで、結果として達成できれば非常にうれしい。まだ、その段階には到達してないので、もう1段、2段とレベルアップしたい」と意欲的だった。
情報源:羽生善治九段、通算1500勝の特別将棋栄誉敢闘賞を将棋界で初めて受賞「道のりを実感」 – 社会 : 日刊スポーツ
2022年11月18日 15時15分
ことし6月に公式戦通算1500勝を達成した将棋の羽生善治九段が(52)きょう日本将棋連盟から「特別将棋栄誉敢闘賞」を贈られました。羽生九段は「棋士を長く続けてきた道のりを実感した。今後もレベルアップしたい」と語りました。
羽生九段はこれまで史上初の「七冠」を達成するなど数々の記録を打ち立て、4年前には将棋界で初めて国民栄誉賞を受賞しています。
また、公式戦通算の勝ち星では、3年前に1434勝をあげて歴代最多記録を更新したあと、ことし6月には前人未到となる1500勝を達成しました。
羽生九段はきょう東京・渋谷区の将棋会館での式典に出席し日本将棋連盟から通算1500勝達成をたたえ、「特別将棋栄誉敢闘賞」が贈られました。
羽生九段は、「棋士を長く続けてきた道のりを実感し、対局する場を与えてくださった皆さんに感謝したい。何百局と前例がある形でもまだまだ勝利への“鉱脈”があると実感することが多いので、その可能性の大きさを感じつつ自分自身もレベルアップしたい」と語りました。
羽生九段は、来年1月から始まる予定の八大タイトルの1つ「王将戦」の挑戦権をかけたリーグ戦で首位をキープしています。
リーグ戦を勝ち抜けば、タイトルを持つ藤井聡太五冠(20)への挑戦が決まり「タイトル通算100期」という新たな記録達成に向けて1歩前進します。
情報源:羽生善治九段 前人未到の通算1500勝達成で将棋連盟から表彰 | NHK | 将棋
1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞した羽生善治九段の会見です
18日、東京・将棋会館で将棋の日表彰・感謝の式典後に行われましたhttps://t.co/fRO2dAMFtH pic.twitter.com/uGBmicZz1T
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羽生善治九段に史上初「特別将棋栄誉敢闘賞」 前人未到の1500勝 https://t.co/lMiwQeuWfr
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北〕第48回「将棋の日」表彰・感謝の式典。6月に前人未到の公式戦通算1500勝を達成した羽生善治九段に「特別将棋栄誉敢闘賞」が贈られました。「1500勝で棋士を長きにわたって続けてきたことを実感しましたし、今日、表彰状を頂いて、道のりを実感することができました」。後程、詳報記事を。 pic.twitter.com/UaxMZ4LjT3
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北〕第48回「将棋の日」表彰・感謝の式典から。 pic.twitter.com/D4XLbMpDcd
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) November 18, 2022
第48回「将棋の日」の関西将棋会館での表彰で、久保利明九段(47歳)が通算800勝の将棋栄誉敢闘賞の表彰を受けました。「プロになった時の目標が1000勝だったので、通過点としてうれしく、先は長いですけど、目標に近づいたのかなと思う。50歳での達成は無理そうですが」と笑顔で話していました。 pic.twitter.com/asbea4HLNO
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) November 18, 2022
また、昇段した出口若武六段、石川優太五段、服部慎一郎五段、藤本渚四段、斉藤裕也四段と中沢沙耶女流二段(所用で欠席)に免状が授与されました。 pic.twitter.com/4kUDSmq7Y6
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通算1500勝の羽生善治九段に「特別将棋栄誉敢闘賞」表彰。今期の後手横歩取りの連採など、今も開拓を続ける姿勢について「何百局も前例がある形でも、まだまだ鉱脈はあると実感しています。(将棋に残された)可能性の大きさを感じます」。 pic.twitter.com/fAJfQlGlLA
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羽生善治九段 前人未到の通算1500勝達成で将棋連盟から表彰 #nhk_news https://t.co/DYGsd8Qk82
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羽生善治九段が特別将棋栄誉敢闘賞受賞 前人未到の100期へ絶好調も冷静「まずは自身の棋力を充実させる」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/mOWQLFnczi #DailySports
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将棋の日表彰式 pic.twitter.com/nepyAryFW7
— ふくちゃん (@kysrin) November 18, 2022
第48回将棋の日 表彰・感謝の式典(関西)を行いました。棋士の記念撮影です。
※撮影時のみマスクを外しております pic.twitter.com/OMqtfZ4Ipv— 関西将棋会館【公式】 (@shogi_osaka) November 18, 2022
10/1付で新四段となった藤本渚四段と齊藤裕也四段です! pic.twitter.com/uBHHYEVYIW
— 関西将棋会館【公式】 (@shogi_osaka) November 18, 2022
おめでとうございます。
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