第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント
羽生善治九段対佐藤天彦九段
2022/11/17 10:07
将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントは11月17日、羽生善治九段(52)と佐藤天彦九段(34)による勝者組決勝の対局を午前10時から開始した。本局の勝者は、挑戦者決定二番勝負に進出する。現タイトル保持者の渡辺明棋王(名人、38)への挑戦に近づくのはどちらか。
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:33期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の通算99期を数え、7タイトル時代に全てを保持する七冠独占、永世称号の規定がある7タイトルの全てで資格を得る永世七冠を達成している。棋戦優勝45回も歴代最多で、今年度には史上最多の通算1500勝も達成した将棋界のスーパーレジェンドだ。棋王位はこれまでに13期獲得。今期は挑決トーナメント2回戦からの登場で、千葉幸生七段(43)、佐藤康光九段(52)、竜王挑戦者の広瀬章人八段(35)に勝利。準決勝では若手注目の筆頭株・伊藤匠五段(20)を破った。2014年度以来8期ぶりの挑戦、さらに2004年度以来18期ぶりの奪取を目指す。
佐藤九段は2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:8期)、順位戦A級(A級以上:8期)。タイトルは名人3期で、棋戦優勝はタイトル戦昇格前の第2期叡王戦など4回。居飛車はもちろん、近年では振り飛車も指しこなすなど新たな将棋観を見せている。今期の棋王戦は、藤井竜王と同じく挑決トーナメント2回戦からの登場で高野智史六段(29)、郷田真隆九段(51)、糸谷哲郎八段(34)と強豪を撃破。準決勝では若き絶対王者・藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)から初勝利をもぎ取り決勝戦まで勝ち上がった。2015年度の挑戦時には渡辺棋王に1勝3敗で敗退。7期ぶりの2度目の挑戦、さらには初奪取を狙いたい。
両者は2015年の第63期王座戦五番勝負、2016年度の第74期、2018年の第76期名人戦七番勝負と3つのタイトル戦を含め、過去24局の対戦があり、佐藤九段が14勝とわずかに勝ち越している。
本局は勝者組トーナメントの決勝戦。勝者は挑戦者決定二番勝負進出が決まる。棋王戦は独自の敗者復活戦方式を設けており、負けた場合には敗者復活戦にまわり、勝ち抜いた場合は挑決二番勝負に進出することができる。この二番勝負では、勝者組の優勝者は1勝、敗者復活戦の優勝者は2勝すれば挑戦権が得られる。
持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は羽生九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段VS佐藤天彦九段 挑戦者決定二番勝負に進出するのはどっち?勝者組決勝 対局開始/将棋・棋王戦挑決T | ニュース | ABEMA TIMES
2022年11月17日10時36分
渡辺明棋王(名人=38)への挑戦権を争う、将棋の第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント(挑決T)決勝、羽生善治九段(52)対佐藤天彦九段(34)戦が17日午前10時東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手を決める振り駒の結果、歩が5枚出て、羽生が先手となった。両者は2016年、18年と名人戦7番勝負で対決し、16年は4勝1敗で佐藤が奪取。17年に稲葉陽八段を下して初防衛後、18年にも4勝2敗で羽生の挑戦を退けている。
タイトル獲得通算99期の羽生は今回、20年竜王戦以来の挑戦権獲得を目指す。棋王戦は8期ぶりの登場をかけ、準決勝では昨年の新人王である伊藤匠五段(20)を下した。7人総当たりの王将戦挑戦者決定リーグ戦も5戦全勝で、挑戦権獲得まであと1勝としている。
佐藤は今期、準決勝で藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)を下している。棋王戦では7期ぶり2回目の挑戦を狙う。
くしくもこの日は、「将棋の日」。1975年(昭50)に日本将棋連盟が制定した。江戸時代の中期から、江戸城の御黒書院(おんくろしょいん)において、時の将軍の前で年に1回行われていた。それが旧暦の11月17日だったことにちなんでいる。18世紀前半の8代将軍吉宗の時代に、期日は決められたという。
それから約300年後、名人獲得経験者同士が対決する。勝者は挑戦者決定戦(挑決)に進出。敗者は、この日予定されていたが伊藤がコロナに感染して延期となった、敗者復活1回戦の藤井対伊藤戦の勝者と、敗者復活組の挑決進出者決定戦を行う。
挑決T優勝者と敗者復活からの勝ち上がりで競う挑決は、優勝者が1勝すればスンナリ挑戦権獲得。敗者復活からの勝ち上がり者は、優勝者に2連勝することが挑戦権獲得の条件となる。変則2番勝負だ。
持ち時間は各4時間。決着は17日夜の見込み。
情報源:【棋王戦】羽生善治九段VS佐藤天彦九段が対局開始 渡辺明棋王への挑戦権かけ「将棋の日」対決 – 社会 : 日刊スポーツ
第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント 11月17日(木)は、羽生善治九段VS佐藤天彦九段の対局が東京・将棋会館で行われます。
勝者が挑戦者決定二番勝負へ進出する一戦です。
両者はこれまで24回対戦があり、佐藤九段の14勝10敗です。
棋王戦では羽生九段の1勝0敗です。この対局の模様は、ABEMA及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
情報源:羽生善治九段VS佐藤天彦九段 第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定トーナメント
情報源:第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント/五番勝負
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【第48期 #棋王戦 コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント】#羽生善治 九段 VS #佐藤天彦 九段
第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント 11月17日(木)は、羽生善治九段VS佐藤天彦九段の対局が東京・将棋会館で行われます。 https://t.co/QDQ3sGaWU7
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) November 17, 2022
▲羽生善治九段-△佐藤天彦九段
羽生善治九段の振り歩先、歩が5枚で羽生九段の先手
初手は、▲羽生九段 7六歩、△佐藤天九段 3四歩
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勝者は挑戦者決定二番勝負、敗者は敗者復活戦へ。
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