将棋・11月14日週の主な対局藤井聡太竜王、JTプロ公式戦決勝ほか3局に登場 | ニュース | ABEMA TIMES

順位戦 vs 広瀬八段戦
棋王戦敗復戦 vs 伊藤匠五段（伊藤匠五段のコロナ感染で延期）
JT杯決勝 vs 斎藤慎八段戦

2022/11/14 10:20

日本将棋連盟による11月14日週の公式戦日程が発表された。注目の藤井聡太竜王（王位、叡王、王将、棋聖、20）は、将棋日本シリーズJTプロ公式戦決勝対斎藤慎太郎八段（29）戦ほか3局に登場。両者ともに初優勝がかかる大一番を制するのはどちらか。その他の主な対局は以下のとおり。

◆11月14日（月曜日）

順位戦A級　藤井聡太竜王　対　広瀬章人八段　（ABEMA・毎日新聞・朝日新聞・携帯中継）

渡辺明名人（棋王、38）への挑戦者を決めるA級は5回戦が進行中。藤井竜王は、現在竜王戦七番勝負を戦う広瀬章人八段（34）と対戦する。これまでの成績は両者ともに3勝1敗。折り返し地点を白星で飾り、挑戦権争いを優位に進めるために重要な一戦となる。持ち時間は各6時間で、先手は藤井竜王。

伊藤園お～いお茶杯王位戦予選　久保利明九段　対　徳田拳士四段　（携帯中継）
ALSOK杯王将戦挑決リーグ　永瀬拓矢王座　対　近藤誠也七段　（将棋プレミアム・スポニチ・携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦二次予選　羽生善治九段　対　森内俊之九段　（携帯中継）
ヒューリック杯白玲戦女流順位戦A級　西山朋佳女王・女流王将　対　上田初美女流四段　（携帯中継）
ヒューリック杯白玲戦女流順位戦A級　中井広恵女流六段　対　中村真梨花女流三段　（携帯中継）
ヒューリック杯白玲戦女流順位戦A級　加藤桃子女流三段　対　加藤圭女流二段　（携帯中継）
ヒューリック杯白玲戦女流順位戦A級　甲斐智美女流五段　対　山根ことみ女流二段　（携帯中継）
ヒューリック杯白玲戦女流順位戦A級　伊藤沙恵女流名人　対　渡部愛女流三段　（携帯中継）

◆11月15日（火曜日）

叡王戦予選　真田圭一八段　対　菅井竜也八段　（携帯中継）
ALSOK杯王将戦挑決リーグ　渡辺明名人　対　豊島将之九段　（将棋プレミアム・携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦二次予選　千田翔太七段　対　梶浦宏孝七段　（携帯中継）

◆11月16日（水曜日）

リコー杯女流王座戦第2局　里見香奈女流王座　対　加藤桃子女流三段　（携帯中継）
順位戦A級　佐藤康光九段　対　稲葉陽八段　（ABEMA・朝日深部・携帯中継）
順位戦B級2組　中村修九段　対　高見泰地七段　（携帯中継）
順位戦B級2組　藤井猛九段　対　深浦康市九段　（携帯中継）
順位戦B級2組　井上慶太九段　対　行方尚史九段　（携帯中継）
順位戦B級2組　松尾歩八段　対　大橋貴洸六段　（携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦二次予選　山崎隆之八段　対　斎藤慎太郎八段　（携帯中継）

◆11月17日（木曜日）

順位戦C級2組　佐藤慎一五段　対　狩山幹生四段　（携帯中継）
順位戦C級2組　八代弥七段　対　古賀悠聖四段　（携帯中継）
順位戦C級2組　田中悠一五段　対　高田明浩四段　（携帯中継）
棋王戦コナミグループ杯挑決トーナメント　羽生善治九段　対　佐藤天彦九段　（ABEMA・携帯中継）
（延期）棋王戦コナミグループ杯挑決トーナメント　藤井聡太竜王　対　伊藤匠五段　（携帯中継）

渡辺棋王への挑戦者を決める挑戦者決定トーナメントはいよいよ大詰め。藤井竜王は敗者復活戦から挑戦権獲得を目指す。本局では同い年の伊藤匠五段（20）と対戦。公式戦では今年度のNHK杯以来2局目。本局を制し、挑戦者決定二番勝負に近づくのはどちらか。持ち時間は各4時間で、先後は振り駒で決定する。

ヒューリック杯棋聖戦二次予選　三浦弘行九段　対　佐々木勇気七段　（携帯中継）

◆11月18日（金曜日）

順位戦A級　永瀬拓矢王座　対　糸谷哲郎八段　（朝日新聞・携帯中継）
順位戦C級1組　窪田義行七段　対　古森悠太五段　（携帯中継）
叡王戦予選　近藤誠也七段　対　三枚堂達也七段　（携帯中継）
叡王戦予選　西田拓也五段　対　杉本和陽五段　（携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦二次予選　横山泰明七段　対　斎藤明日斗五段　（携帯中継）

◆11月20日（日曜日）

将棋日本シリーズ決勝　藤井聡太竜王　対　斎藤慎太郎八段　（ABEMA・棋譜中継・携帯中継）

ともに初優勝をかけた決勝戦は、千葉県千葉市の幕張メッセ国際展示場で争われる。藤井竜王は4年連続4回目の出場で、前年は豊島将之九段（32）に敗れ準優勝。斎藤八段は2年ぶり3回目で決勝の舞台にたどり着いた。2002年にはJT将棋岡山こども大会で優勝しており、今回プロ公式戦を制すると将棋日本シリーズを構成する2部門で優勝した初の棋士となる。持ち時間は各10分で、切れたら1手30秒未満。このほかに1分単位で各5分の考慮時間がある。先手・後手は振り駒で決める。

（写真提供・日本将棋連盟）