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2022/11/03 20:18
将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが11月3日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が佐藤天彦九段(34)に敗れた。この結果、藤井竜王は敗者復活戦に回ることに。初の棋王挑戦と年度内六冠獲得への道は途絶えていないが、今後は敗者復活戦を勝ち抜き、挑戦者決定二番勝負を制することが求められる。
年度内六冠獲得を目指す藤井竜王に“黄色信号”が灯った。勝者組準決勝では、名人3期、さらに2015年度に棋王挑戦経験を持つ佐藤九段と対戦。振り駒の結果、佐藤九段の先手で「矢倉」の出だしとなった。過去3度の対戦ではすべて藤井竜王が勝利を飾っているが、矢倉は佐藤九段の得意戦法。中盤では、各所で駒がぶつかる激しい展開となった。
難解な進行を辿る中、藤井竜王は先手の玉頭を目掛けて攻撃。佐藤九段は玉の退避を余儀なくされ、形勢は藤井竜王側に傾き出した。さらに先手陣の不安定な囲いを遠方から攻め立て、佐藤玉を追撃。後手は強固な囲いを元に、強烈な桂打ちからリードを広げた。
しかし、苦境に立たされた佐藤九段が桂打ちの一手から勝負手を連発すると、形勢が逆転。後手の堅陣を切り裂くように優位に立った。互いに秒読みの中、藤井竜王もなんとか食いつき勝利への道筋を探ったが、再逆転は出来ず。互いに持ち時間をフルに使う大激闘を佐藤九段が押し切り、大きな一勝を手にした。
勝利した佐藤九段は、7期ぶり2度目の挑戦へ前進。「最後までわからない将棋だなと思っていました。(桂打ちは)スピード重視の手。どうなっているかわかってなかったです。(勝ちを意識したのは)こちらの駒が金気が多い感じになって、確実に相手の王様が詰むかなという最後の最後でした」と一局を振り返った。次戦では、羽生善治九段(52)対伊藤匠五段(20)戦の勝者と対戦。「ここまで来られたのは良かった。厳しい戦いが続くので、今日と同じように自分の力を出し切ることを第一に考えたい」と話した。
現在五冠を保持する藤井竜王だが、棋王戦は過去5回の参加で予選敗退が2回、挑戦者決定トーナメントでも最高3回戦で敗退と挑戦経験がない。今年度、五冠を防衛して棋王初挑戦から奪取を果たした場合は最年少で六冠達成とあり、大きな注目を集めている。しかし本局の敗戦により、敗者復活戦に回ることに。棋王戦は独自の敗者復活戦方式を設けており、本局以降は2敗失格ルールとなる。まだ挑戦権獲得が消滅したわけではないが、ここから敗者復活戦、挑戦者決定二番勝負の勝ち抜けが求められる。厳しい道のりを辿りことになるが、「目の前の一局に集中して頑張りたいと思います」と表情を引き締めていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王、佐藤天彦九段に逆転負け 敗者復活戦から“六冠”目指す/将棋・棋王戦挑決T | ニュース | ABEMA TIMES
2022/11/03 21:00
将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが11月3日に行われ、佐藤天彦九段(34)が藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に121手で勝利した。終盤での逆転劇で強敵を破り、7期ぶり2度目の挑戦へ大きく前進。次戦では、羽生善治九段(52)対伊藤匠五段(20)戦の勝者と挑戦者決定戦出場をかけて戦う。
【動画】佐藤九段が藤井竜王から逆転勝利した一局
佐藤九段が五冠王から大きな一勝をもぎ取った。振り駒で先手番となると、「やってみたい手があった」と自身の得意戦法「矢倉」を志向。難解なねじり合いとなった中盤戦では藤井竜王に大きくリードを許し、苦しい時間が続いた。
苦境に立たされた佐藤九段は勝負手を連発。桂打ちの一手から後手の堅陣を切り裂き、形勢を逆転させた。互いに秒読みの中、藤井竜王もなんとか食いつき勝利への道筋を探ったが、再逆転は出来ず。互いに持ち時間をフルに使う大激闘を押し切り、大きな一勝を手にした。
佐藤九段は、7期ぶり2度目の挑戦へ前進。「最後までわからない将棋だなと思っていました。(桂打ちは)スピード重視の手。どうなっているかわかってなかったです。(勝ちを意識したのは)こちらの駒が金気が多い感じになって、確実に相手の王様が詰むかなという最後の最後でした」と一局を振り返った。
次戦では、羽生善治九段(52)対伊藤匠五段(20)戦の勝者と対戦。挑戦者決定二番勝負への進出をかけて戦う。「ここまで来られたのは良かった。厳しい戦いが続くので、今日と同じように自分の力を出し切ることを第一に考えたい」と話した。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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第48期棋王戦コナミグループ杯で、準決勝の藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段の対局が11月3日(木・祝)に行われ、佐藤九段が121手で藤井竜王に勝ちました。
情報源:藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段 第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント 佐藤天彦九段の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定トーナメント
情報源:第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント/五番勝負
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村)棋王戦の挑戦者決定トーナメント、佐藤天彦九段が藤井聡太竜王に勝ちました。藤井竜王の攻めが厳しいように見えましたが、陣形が弱体化してからの佐藤九段の粘り腰が見事でした。佐藤九段は羽生善治九段―伊藤匠五段戦の勝者と対戦します。藤井竜王は敗者戦に回ります(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/ahkKPUuALg
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) November 3, 2022
村)藤井竜王の攻めを佐藤九段がうまくしのぎました。佐藤九段は先日の反則負け以来の対局でしたが、今日は得意の粘り腰が光りました。次は羽生善治九段―伊藤匠五段戦の勝者と対戦します。
佐藤天彦九段が勝利、藤井聡太竜王は敗者復活戦に 将棋・棋王戦:朝日新聞デジタル https://t.co/M4BoCtfTY4— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) November 3, 2022
棋王戦は準決勝以降は2敗失格制で、決勝勝者は敗者戦勝者と挑戦者決定二番勝負を戦い、決勝勝者は2戦1勝、敗者戦勝者は連勝で挑戦者になります。
藤井王将が挑戦者になるには4連勝が必要です。
5日に準決勝のもう1局、羽生善治九段ー伊藤匠五段戦があります。
(写真は感想戦。日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/4yMGnucsGf— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) November 3, 2022
藤井五冠敗れ、敗者復活戦へ 棋王戦https://t.co/ktZRc3Im3F
勝った佐藤九段は決勝で、羽生善治九段(52)―伊藤匠五段(20)戦の勝者と対戦する
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 3, 2022
終局後の写真です
日本将棋連盟提供 pic.twitter.com/bofPFw2S4O— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) November 3, 2022
藤井五冠敗れ、決勝進めず - 将棋、棋王戦敗者復活戦へhttps://t.co/EG2YSbNI4S
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佐藤天彦九段が #藤井聡太 五冠に逆転初勝利! “反則負けショック”吹き飛ばして7期ぶり棋王挑戦へ大前進 https://t.co/hcKFOvCTQE #芸能ニュース #ニュース pic.twitter.com/k0vSJx37IX
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#藤井聡太 五冠、佐藤天彦九段に敗れて棋王挑戦の敗者復活戦へ…「目の前の一局に集中」 https://t.co/3wXgiN207P #芸能ニュース #ニュース pic.twitter.com/e3xAvW5lPN
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#藤井聡太 五冠が佐藤天彦九段に敗れる…棋王挑戦へがけっぷち https://t.co/rsgJkL9oje #芸能ニュース #ニュース pic.twitter.com/5EJoEouG8b
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先手・佐藤九段が藤井王将を121手で下す 棋王戦挑戦者決定トーナメント― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/WwgrpxiKiX
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【棋王戦】藤井聡太竜王が佐藤天彦九段に敗れる 敗者復活戦からの挑戦権獲得目指す #藤井聡太 #佐藤天彦 https://t.co/iiVy7KrD5h
— 日刊スポーツ (@nikkansports) November 3, 2022
#佐藤天彦 九段の勝利
【第48期 #棋王戦 コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント】
●藤井聡太竜王 VS ○佐藤天彦九段
第48期棋王戦コナミグループ杯で、準決勝の藤井聡太竜王VS佐藤天彦九段の対局が11月3日に行われ、佐藤九段が121手で藤井竜王に勝ちました。 https://t.co/Y0wRK8ZXRq
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) November 3, 2022
▲佐藤天彦九段-△藤井聡太竜王
何を合駒しても☗5二角☖3三玉☗3四角成の筋がある。藤井は何度か天井を見上げてうつむき、頭を下げた。後手玉は☖5三銀打☗5二角☖3三玉☗3四角成☖同玉☗3五香☖2三玉☗3四銀☖2二玉☗2三金☖同金☗同銀成☖同玉☗3二銀☖1三玉☗2三金が一例で詰み。終局時刻は19時54分。消費時間は☗佐藤3時間57分、☖藤井3時間59分。佐藤が強靭な受けと巧みな反撃で際どい終盤戦を制した。次は羽生善治九段-伊藤匠五段戦の勝者と挑戦者決定戦進出を懸けて戦う。敗れた藤井は敗者復活戦に回る。
藤井聡太竜王の振り歩先、と金が3枚で佐藤天九段の先手
初手は、▲佐藤天九段 7六歩、△藤井聡竜王 8四歩
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勝者は挑戦者決定二番勝負、敗者は敗者復活戦へ。
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