第16回朝日杯将棋オープン戦二次予選
屋敷伸之九段-鈴木大介九段
千葉幸生七段-佐々木勇気七段
2022/11/01 13:39
将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が11月1日に行われ、佐々木勇気七段(28)が千葉幸生七段(43)に193手で勝利した。佐々木七段は、午後2時から行われるCブロック決勝で鈴木大介九段(48)と本戦出場をかけて対戦する。
佐々木七段の先手番で始まった本局は、後手の千葉七段が3三金型を志向。序盤から駆け引きの応酬が続き角交換にはならなかったが、「3三金型」は先日の竜王戦七番勝負第2局で広瀬章人八段(35)が藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)を相手に腰掛け銀のアレンジ型を採用したことでも話題となった。
早々に前例を離れた本局は力戦模様に。先に秒読みに入ったのは千葉七段。受けに回りながらも力を溜め、ペースを握った。しかし終盤戦では、形勢が激しく入れ替わり逆転に次ぐ逆転の大熱戦に。最後のチャンスを掴んだ佐々木七段が押し切り、193手で勝利を掴んだ。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:佐々木勇気七段、千葉幸生七段に193手で勝利 午後2時から鈴木大介九段と対戦/将棋・朝日杯 | ニュース | ABEMA TIMES
二次予選Cブロック
佐々木勇気七段、千葉幸生七段に193手で勝利 午後2時から鈴木大介九段と対戦/将棋・朝日杯 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/x5xYVe2deb
— kewpiehoney (@kewpie_honey) November 1, 2022
▲佐々木勇気七段 vs △千葉幸生七段(棋譜中継)
千葉七段の振り歩先、と金が3枚出て佐々木勇気七段の先手
初手は、▲佐々木勇七段 2六歩、△千葉七段 8四歩
鋭手! これは詰みだ。189手目☗9一竜が電光石火の一手だったのか。数手前に9六にいた竜が一瞬で後手玉を仕留めた。恐ろしい切れ味である。 この局面で千葉が投了した。終局時刻は13時23分。消費時間は、☗佐々木40分、☖千葉40分(持ち時間は各40分)。 投了以下は即詰み。(1)☖2五玉は☗1四竜☖同玉☗2四金。(2)☖3三同玉は☗4三歩成☖2三玉☗3二銀☖2四玉☗2二竜。途中の☖2三玉に代えて☖2四玉も☗3三銀☖2五玉☗1四竜☖同玉☗2四金まで。
13時23分 終局
193手 3三角まで ▲佐々木勇七段 の勝ち
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▲屋敷伸之九段 vs △鈴木大介九段(棋譜中継)
屋敷九段の振り歩先、歩が4枚で屋敷九段の先手
初手は、▲屋敷九段 2六歩、△鈴木九段 3四歩
☖6七銀を見て、屋敷が投了した。以下☗6七同玉☖4七飛成に(1)☗7八玉は☖6七金☗8七玉☖9七歩成☗同桂☖7七金☗9八玉☖8八金☗同銀☖同角成☗同玉☖8七銀☗7九玉☖7八銀打まで、(2)☗5七銀も☖同竜☗同玉☖6六金☗5八玉☖6七銀☗6九玉☖5八金までで、先手玉は詰みを逃れられない。終局時刻は11時20分。消費時間は☗屋敷40分、☖鈴木27分(チェスクロック使用)。勝った鈴木は、本日14時から千葉幸生七段-佐々木勇気七段戦の勝者と二次予選決勝を戦う。
11時20分 終局
110手 6七銀まで △鈴木九段 の勝ち
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勝者同士(棋譜中継)
14時から対局開始
- 朝日杯将棋オープン戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 朝日杯将棋オープン中継サイト
- 第16回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝|朝日新聞デジタル
- 第16回 朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局|朝日新聞デジタル
- 第16回朝日杯将棋オープン戦中継|本戦トーナメント:朝日新聞デジタル
本戦出場まであと2勝
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