18時2分 終局
107手 5五角まで、▲広瀬八段 の勝ち
現地大盤解説アーカイブ
2022/10/08 18:41
将棋の第35期竜王戦七番勝負第1局が10月7・8日の両日、東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、挑戦者の広瀬章人八段(35)が藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に107手で先勝を飾った。
第31期竜王で4期ぶりのタイトル奪還を目指す広瀬八段が、絶対王者・藤井竜王に快勝した。振り駒の結果、広瀬八段が先手番に。「角換わり腰掛け銀」の出だしから激戦へと展開すると、後手陣に強く踏み込みペースを握った。
その後も、手厚い指し回しで着実にポイントを重ねていく。対局2日目に入ってからも、藤井竜王に優位に立たせることなくリードを拡大。深い事前研究を実らせ、大きな先勝をもぎ取った。
終局後には「1日目から駒の交換もあって激しい展開になり、長考する場面も多かったが、全体的に悪い手もなくまずまず指せたかなと思う」と振り返り、ホッとしたように柔らかい笑みを浮かべていた。
広瀬八段は第31期竜王戦七番勝負で羽生善治九段のタイトル獲得数通算100期を阻み、初の竜王位に就いたが、翌年、豊島将之九段の挑戦に屈し1期での失冠となった。タイトル戦では初対戦となった藤井竜王相手にまずは1勝を飾ったが、公式戦通算成績は2勝5敗と負け越している。大勝負は始まったばかり。第2局に向けて「幸先の良いスタートが切れたので、2局目以降も気持ちを切らさず頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
注目の第2局は10月21・22日の両日、京都府京都市の「総本山 仁和寺」で予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:挑戦者・広瀬章人八段が藤井聡太竜王に快勝 4期ぶり“返り咲き”へ好発進/将棋・竜王戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES
2022/10/08 18:25
第35期竜王戦七番勝負第1局、▲広瀬章人八段-△藤井聡太竜王戦は、角換わり相腰掛け銀の戦いを広瀬八段が制しました。終局後の両対局者はインタビューに応じました。
広瀬八段の談話
――本局を振り返って、いかがですか。
広瀬 角換わりの飛車先を保留する形で、それを生かせればと思っていました。1日目に▲2五桂(53手目)と跳ねて、その瞬間は攻める手と受ける手のどちらもありそうで、勝負どころかなと。特に自信があったわけではありません。こちらもそんなに手が広くないところで、しょうがないという感じで進めていたら、だんだん模様のよさが出てきたので、ひょっとすると局面がよくなっていたのかなと思いました。
――▲1八香(41手目)までは、藤井竜王が後手番で勝たれた前例が1局ありました。その辺りまでは想定されていたのですか。
広瀬 そうですね。あの局面になったら香を上がろうとは思っていました。
――▲2五桂(53手目)~▲8六銀(55手目)~▲6三銀(57手目)の辺りは、長考の連続でした。あの辺りはいかがでしたか。
広瀬 中盤の難所で、通常の形と違うところもあったので、読みを入れていました。△4四銀(54手目)とかわされてしまって、ゆっくりしているとこちらも2五桂を取られてしまうかもしれないので、戦いに持っていかなければと思っていた時間帯でした。
――勝ちを意識されたのはどの辺りですか。
広瀬 △7二飛(88手目)の勝負手をあまり深くは精査していなかったんですが、最後に▲5五角と王手する筋がぴったりになる順が多くなって。最後の最後ですね。
――第2局への意気込みをお願いします。
広瀬 幸先のよいスタートが切れたので、気持ちを切らさずに頑張りたいです。
藤井竜王の談話
――本局を振り返って、いかがですか。
藤井 ▲2五桂(53手目)と跳ばれた手に対して攻めていく手も考えたんですけど、自信が持てる変化がなくて。本譜は▲6三銀(57手目)と打たれる形になって、苦しくしてしまったのかなと思います。
――▲1八香(41手目)までは藤井竜王の指された前例と同じ進行でしたが、そこで手を変えられました。あの辺りはいかがでしたか。
藤井 △8一飛(42手目)~△8六歩(46手目)として攻め合いにできればと思ったんですが、そのあと分からなくなってしまいました。
――形勢が苦しくなったと思われたのはどの辺りですか。
藤井 ▲6三銀(57手目)と打たれた辺りは、すでに苦しいような気がしました。進んで▲8七玉(71手目)の辺りまでいくと、はっきり悪くなってしまったかなと。
――終盤、▲9七玉(91手目)に対する△8六銀は、1時間1分の長考でした。
藤井 その前のところで、やっていくしかない形になってしまったような気がしたんですけど、本譜も何手か進めてみると、少し足りない感じかなと思っていました。
――第2局への意気込みをお願いします。
藤井 本局は早い段階で形勢を損ねてしまった感じがするので、内容をよくしていかなければいけないなと思います。
情報源:「幸先の良いスタート切れた」と広瀬八段、藤井竜王は「▲6三銀と打たれ、苦しくしてしまった」 : 読売新聞オンライン
2022/10/08 19:01
第35期竜王戦七番勝負第1局、▲広瀬章人八段-△藤井聡太竜王戦は、広瀬八段が制しました。終局後の両対局者は、ファンの皆さんが待つ大盤解説会に顔を出し、一言ずつ感想を語りました。「1日目から駒の交換もたくさんある激しい展開になって、長考せざるをえない局面が続きました。全体的にはそんなに悪いところもなく、まずまず指せたかなと思います」と、広瀬八段。藤井竜王は「▲2五桂(53手目)と跳ねられて、攻めるか、本譜の方針で指すかは難しいところかなと思ったんですけど、本譜は進んでみると苦しくなってしまって、勝負する順を見いだせませんでした」と、少し悔いの残る様子でした。
その後は対局場に戻り、感想戦。実戦の手順を並べる程度の軽いもので、明確な敗因なども示されませんでした。藤井竜王は、笑顔が多く見られました。感想戦終了は、8日午後6時43分です。 とりわけ二日制の対局では無類の強さを誇る藤井竜王を相手に挑戦者の広瀬八段が見事な内容で先勝し、七番勝負の注目度はさらに高まりそうです。
第2局は、10月21日・22日(金・土)に京都府京都市「総本山仁和寺」で指されます。
情報源: 先勝の広瀬章人八段「まずまず指せた」、藤井聡太竜王は大盤解説会場で選択悔やむ : 読売新聞オンライン
藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する 第35期竜王戦七番勝負第1局が、10月7、8日(金、土)に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」にて行われ、広瀬八段が107手で藤井竜王に勝ち、対戦成績を1勝0敗としました。
第2局は、10月21、22日(金、土)に京都市右京区の「総本山仁和寺」にて行われます。
詳しくは、ABEMA、竜王戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継をご覧ください。
情報源:藤井聡太竜王VS広瀬章人八段 第35期竜王戦七番勝負第1局 広瀬章人八段の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟
七番勝負
挑戦者・広瀬章人八段が藤井聡太竜王に快勝 4期ぶり“返り咲き”へ好発進/将棋・竜王戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/GQfvdLkBUd
— kewpiehoney (@kewpie_honey) October 8, 2022
[第35期竜王戦七番勝負第1局・藤井聡太竜王-広瀬章人八段]
午後6時過ぎ、藤井竜王が投了。107手まで広瀬八段が先勝しました。
第2局は21日、22日に京都市の仁和寺で行われます(若杉)▽写真で振り返る竜王戦第1局2日目https://t.co/T2D04fhwwj#藤井聡太 #広瀬章人 #竜王戦 pic.twitter.com/VLczNBsJR5
— 読売新聞写真部 (@tshashin) October 8, 2022
東京都渋谷区で指された竜王戦第1局は、挑戦者の広瀬章人八段が藤井聡太竜王に勝ちました。第2局は21日から京都市の仁和寺で行われます。
広瀬八段「いいスタートが切れた。気持ちを切らさずに頑張りたい」
藤井竜王は「早い段階で形勢を損ねてしまった。内容を良くしていかないといけない」 pic.twitter.com/8i8373a1iJ— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) October 8, 2022
#広瀬章人 八段の勝利
【第35期 #竜王戦 七番勝負第1局】
●藤井聡太竜王 VS ○広瀬章人八段
第35期竜王戦七番勝負第1局が10月7、8日(金、土)に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」にて行われ、広瀬八段が107手で藤井竜王に勝ち、対戦成績を1勝0敗としました。 https://t.co/PG7eNHlmBY
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) October 8, 2022
先手が作戦段階からうまくやって完勝という将棋はまぁ、ありますけど藤井竜王だと珍しいなと感じてしまいます。
挑戦者になるような強敵が相手の後手番なら、全然ある話なんですけど😅numberのパリ竜王戦関連(2008年)の写真です。
①パドックでスミヨン騎手
②当たった馬券
③エッフェル塔も行った pic.twitter.com/caVgKFQOaF— 渡辺 明 (@watanabe_1984) October 8, 2022
▲広瀬章人八段-△藤井聡太竜王(棋譜中継)
痛烈な角打ち。藤井は居住まいを正してから頭を下げた。詰みを逃れるには☖3三金と打つしかないが、先手玉を追い込む有力な手段を喪失して望みがない。終局時刻は18時2分。消費時間は☗広瀬7時間17分、☖藤井7時間48分。開幕局は挑戦者先勝。広瀬の冷静な指し回しが光った。第2局は10月21・22日(金・土)、京都府京都市「総本山仁和寺」で行われる。
18時2分 終局
107手 5五角まで、▲広瀬八段 の勝ち
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開幕局の勝者は?
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