藤井聡太竜王の勝利｜第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦

二回戦第四局藤井聡太竜王対羽生善治九段
藤井聡太竜王の振り歩先、歩が3枚で藤井聡太竜王の先手

2022/09/23 16:35

将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の2回戦第4局が9月23日、北海道札幌市の札幌コンベンションセンター大ホールで行われ、藤井聡太竜王（王位、叡王、王将、棋聖、20）が67手で羽生善治九段（51）に勝利した。この結果で、藤井竜王はベスト4に進出。初優勝に向けて好発進を遂げた。次戦、準決勝では稲葉陽八段（34）との対戦が予定されている。

藤井竜王の先手番で始まった本局は、横歩取りの出だしとなった。先手はバランス型、後手は金銀3枚で囲うと、一気に攻め合いに。両者指し手を止めず、飛車を取り合う激しい展開となった。羽生九段は駒損ながら慎重にと金攻めを目指すと、先手は考慮時間3回を投じて飛車を攻撃に加えた。

スピード勝負となった終盤戦で抜け出したのは藤井竜王。飛車角を連携させて後手陣に迫り、優位に立った。羽生九段も竜とと金で先手玉に迫るが、あと一歩が遠い。藤井竜王はそのままリードを広げ、快勝を飾った。

終局後、勝利した藤井竜王は「かなり激しい展開で、短い持ち時間の中で判断が付かない局面が多かった。攻め合いにいって上手く行ったかわからなかったが、踏み込んでいって勝ちに結びつけることができたのかなと思う」、敗れた羽生九段は「序盤から激しい将棋になったが、どこかで手を戻すことを考えなければいけなかったと思う」と話した。

この結果、今期のJTプロ公式戦ベスト4のメンバーが決定。藤井竜王、永瀬拓矢王座（30）、稲葉陽八段（34）、斎藤慎太郎八段（29）がそれぞれ初優勝をかけて戦う。次戦は10月15日、永瀬王座と斎藤八段の準決勝第1局が予定されている。

JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。

（ABEMA／将棋チャンネルより）

情報源：藤井聡太竜王、ベスト4進出レジェンド羽生善治九段に勝利し初優勝に向けて前進／将棋・JT杯 | ニュース | ABEMA TIMES

2022/9/23 16:56

将棋の藤井聡太五冠（２０）＝棋聖・竜王・王位・叡王・王将＝は２３日、札幌市で指された第４３回将棋日本シリーズＪＴプロ公式戦（ＪＴ杯）の準々決勝で羽生善治九段（５１）に６７手で勝ち、２年連続で準決勝進出を決めた。

準決勝は、藤井五冠対稲葉陽八段（３４）、永瀬拓矢王座（３０）対斎藤慎太郎八段（２９）の顔合わせとなった。

ＪＴ杯は前年度の優勝者やタイトルホルダー、賞金ランキング上位者の計１２人がトーナメントで戦う。藤井棋聖は４年連続４回目の出場、羽生九段は３３年連続３３回目の出場。

この日の対局は藤井五冠の先手で開始。戦型は横歩取りで、飛車交換の激しい戦いとなった。強気の攻めの応酬となったが、最後は藤井五冠が抜け出し、押し切った。対戦成績は藤井五冠の６勝１敗となった。

終局後、藤井棋聖は「短い持ち時間の中、判断がつかない局面が多かった。踏み込んでいって勝ちに結びつけることができた」、羽生九段は「序盤から激しい将棋となった。どこかで手を戻す手を考えるべきだった」と、それぞれ語った。

情報源：藤井五冠が羽生九段に勝ち準決勝進出　ＪＴ杯 – 産経ニュース

第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で、藤井聡太竜王VS羽生善治九段の対局が9月23日（金・祝）に行われ、藤井竜王が67手で羽生九段に勝ち、準決勝進出を決めました。

準決勝では稲葉陽八段と戦います。

◆第43回JT杯将棋日本シリーズ対戦表

情報源：藤井聡太竜王VS羽生善治九段第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦藤井聡太竜王の勝利｜棋戦トピックス｜日本将棋連盟

トーナメント表

情報源：第43回将棋日本シリーズ　プロ公式戦

藤井聡太竜王、ベスト4進出レジェンド羽生善治九段に勝利し初優勝に向けて前進／将棋・JT杯 #将棋 #JT杯 #藤井聡太 #羽生善治 https://t.co/FTUrr80si6

— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) September 23, 2022

藤井五冠が羽生九段に勝ち準決勝進出　ＪＴ杯 https://t.co/KHY2tEUTpC

札幌市で指された第４３回将棋日本シリーズＪＴプロ公式戦（ＪＴ杯）の準々決勝で羽生善治九段（５１）に６７手で勝ち、２年連続で準決勝進出を決めた。

— 産経ニュース (@Sankei_news) September 23, 2022

将棋JT杯　藤井聡太王将が羽生善治九段を下し準決勝進出― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/8Vu8rZlgPK

— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) September 23, 2022

二回戦第四局 #藤井聡太竜王対 #羽生善治九段は67手で藤井竜王が勝利し、準決勝進出を果たしました！

藤井竜王は11/6（日）に、準決勝第二局の東海大会で #稲葉陽八段と対局します。

熱い戦いを会場で、ABEMAで、ぜひご覧ください！！ pic.twitter.com/kgZOMgHceR

— 将棋日本シリーズ JTプロ公式戦（JT杯）【公式】 (@jt_shogi) September 23, 2022

濃厚な２日間でした😚✨
マンガにしますので、どうぞお楽しみに🎉 pic.twitter.com/hstV8WaM38

— さくらはな。🌸 (@kusattamarimo) September 23, 2022

将棋日本シリーズＪＴプロ公式戦、藤井聡太竜王が羽生善治九段に勝ちました。藤井竜王の４五角がピッタリの決め手でした。早指し戦ですが、藤井竜王は初手の前にしっかり「お茶」（実際は水だったようですが）。体を揺らしたり髪の毛をかき上げたりと、対局中の動きは羽生九段の方が大きかったですね。 pic.twitter.com/gRpAXaQCFW

— 村瀬信也 (@murase_yodan) September 23, 2022

#藤井聡太竜王の勝利

【第43回 #将棋日本シリーズ JTプロ公式戦】

○藤井聡太竜王 VS ●羽生善治九段

第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で、藤井聡太竜王VS羽生善治九段の対局が9月23日（金・祝）に行われ、藤井竜王が67手で羽生九段に勝ち、準決勝進出を決めました。https://t.co/8UvGIqB3LA

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 23, 2022

▲藤井聡太竜王－△羽生善治九段（棋譜中継）

第43回将棋日本シリーズJTプロ公式戦は2回戦が大詰めを迎えた。9月23日(金・祝)に開催される北海道大会で、藤井聡太竜王と羽生善治九段が準決勝進出を争う。
会場は北海道札幌市「札幌コンベンションセンター」。解説は屋敷伸之九段、聞き手は山田久美女流四段、読み上げは久津知子女流二段。
開演は15時10分の予定。持ち時間は各10分(チェスクロック使用)、使いきると1手30秒の秒読み。秒読みに入ってからは1分単位の考慮時間がそれぞれ5回用意されている。

藤井聡太竜王の振り歩先、歩が3枚で藤井聡太竜王の先手

初手は、▲藤井聡竜王 2六歩、△羽生九段 3四歩

7筋に寄って☖7七角成☗同金☖同飛成の突破を見る。
15時39分、屋敷九段が次の手を封じるように告げた。「難しい局面ですのでしばらく考えると思います。お静かにお願いします」。しばらくして藤井が封じる意思を示した。対局が休憩に入る。消費時間は☗藤井8分、☖羽生7分。現地の封じ手予想は☗6八銀、☗4五桂、☗6八玉、その他。屋敷九段は☗6八銀、コシノツヨシくんは☗6八玉と受ける手を予想した。山田久女流四段の☗4五桂は角を呼び込む攻めで激しい。

36手目まで、藤井聡太竜王が37手目を封じる

久津女流二段が封じ手を読み上げる。7筋を受ける☗6八銀だった。屋敷九段が予想していた手だ。屋敷九段は「候補手が多いと当たらないんですよね。昔、大外しをしたことがありました」と話す。

封じ手は、67手目「▲6八銀」

この手を見て羽生が頭を下げた。後手玉は☖3二玉☗4二金☖3三玉☗3二金☖同銀☗3四金☖2二玉☗2三銀☖3一玉☗3二銀成が一例で詰み。終局時刻は16時26分。消費時間は両者10分。勝った藤井は稲葉陽八段と決勝進出を争う。次の対局に向けて「次は東海大会ということで、地元で公開対局の舞台に立てることをうれしく思います。稲葉八段との対局は久しぶりになりますが、集中して熱戦にできるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。
次回は10月15日(土)、大阪大会で永瀬拓矢王座と斎藤慎太郎八段が戦う。

67手 5二金まで、▲藤井聡竜王の勝ち