9月10日に行われた三段リーグの結果
2022/9/10 19:36
将棋棋士を養成する奨励会の第71回三段リーグ戦の最終日が10日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、高校2年生の藤本渚三段(17)と斉藤裕也三段(25)が、ともに通算13勝5敗でそれぞれプロ棋士となる四段昇段を決めた。次点(3位)は通算12勝6敗の上野裕寿三段(18)。
藤本新四段は現役最年少棋士となる。斉藤新四段は藤井聡太五冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・王将=と同じ杉本昌隆八段門下。藤井五冠と同様に、現行制度以下の三段リーグ戦で1期目で四段昇段を決めた。杉本八段門下では2人目の棋士となる。
四段昇段は10月1日付。
藤本新四段は井上慶太九段門下で高松市出身。斉藤新四段は三重県桑名市出身。奨励会入会は平成24年4月で、藤井五冠より3カ月早い。
会見で、藤本新四段は「棋士としての実力があるか分からない。ひどい負け方をしないよう、良い将棋を指したい」と抱負を語り、目標とする棋士に羽生善治九段(51)を挙げた。棋風は、居飛車党で相掛かりが得意という。
斉藤新四段は「(25歳という)遅いデビューなので伸びしろがない気もするが、頑張っていきたい」と気を引き締めていた。また、「自分は振り飛車党の序盤型。将棋界には振り飛車党が少ないので、振り飛車を盛り上げていきたい」とも語った。目標とする棋士は木村一基九段(49)とした。
同門の藤井五冠については「(藤井五冠は)すごいスピードで奨励会を抜けられた。自分より強いことは分かっているので、自分なりに頑張っていきたい」と話した。
三段リーグ戦は年2回開かれ、各自18局を行い、原則として上位2人しか棋士になれないという狭き門。ただし、3位には次点がつき、次点2回で棋士となる。
情報源:高校2年の藤本、斉藤が10月からプロ棋士に 奨励会三段リーグ – 産経ニュース
9月10日(土)に東京・将棋会館で行われました第71回奨励会三段リーグ戦(2022年4月~2022年9月)18、19回戦において、藤本渚三段と齊藤裕也三段が四段昇段を決めました。
最終成績は藤本三段、齊藤三段ともに13勝5敗です。四段昇段日は2022年10月1日付となります。次点は、12勝6敗で上野裕寿三段です。藤本渚(ふじもと・なぎさ) 棋士番号 333
生年月日
2005年7月18日生まれ (17歳)
出身
香川県高松市
師匠
井上慶太九段
奨励会入会
2016年9月
三段リーグ入り
2021年10月(第70回から)
得意戦法
相掛かり
趣味
音楽をきくこと
将棋を始めたきっかけ両親に教えてもらった
齊藤裕也(さいとう・ゆうや) 棋士番号334
生年月日
1997年5月29日生まれ (25歳)
出身
三重県桑名市
師匠
杉本昌隆八段
奨励会入会
2012年6月
三段リーグ入り
2022年4月(第71回から)
得意戦法
先手中飛車
趣味
ポケモンの対戦実況を観る
将棋を始めたきっかけ
両親に教わった
村)藤本三段、3年前に朝日新聞の記事で紹介されていました→「例会のない週末も、兵庫県で開かれる将棋の研究会に電車を乗り継いで通う。毎週末のように往復6時間の移動をこなす生活だが、つらいと思ったことはない」
藤井聡太七段に続け 棋士めざす天才少年たちの素顔は? https://t.co/4ti9dEEa1G— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 10, 2022
北〕齊藤三段は史上7人目の三段リーグ1期抜けの新四段になります。過去は小倉久史、屋敷伸之、川上猛、松尾歩、三枚堂達也、藤井聡太の各三段(第1期は除く)。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 10, 2022
藤本新四段(17)は高校2年で現役最年少。三段リーグ1期目の前期に続いて13勝5敗の好成績でした。
斉藤新四段(25)は、奨励会入会が同門の藤井聡太王将より3カ月早い兄弟子で、藤井王将以来の三段リーグ1期抜けとなりました。 pic.twitter.com/1RPyWWcsfW— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 10, 2022
斉藤新四段は三重県桑名市出身の振り飛車党。
「初段、二段で停滞しているうちに年下が増え、小学生と対局することもあり辛かった。三段リーグは同年代が多く、気楽に戦えたのがよかった」。
目標とする棋士に木村一基九段を挙げ、「プロ入りが早くなかったけれどタイトルを取ったのがすごい」 pic.twitter.com/xSaiGAqQnD— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 10, 2022
「東海棋界に貢献したい」
藤井聡太王位兄弟子
斉藤裕也三段
「目標は羽生先生。ずっと第一線で活躍されているので」
藤本渚三段
四段昇段インタビューhttps://t.co/rUAoj4Ho4L pic.twitter.com/urMxVVWuR5
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 10, 2022
第71回奨励会三段リーグ戦は最終日の結果、藤本渚三段、斉藤裕也三段の2人が四段昇段(プロ入り)を決めました。
リーグ開幕時点で16歳の藤本三段は現役最年少棋士になります。
斉藤三段は弟弟子の藤井聡太王位と同じく三段リーグ1期抜け達成。
次点は上野三段でした。
この後囲み取材が開かれます。— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 10, 2022
―棋風は?
藤「居飛車党で相掛かりが好き」
斉「振り飛車党。プロの将棋界は振り飛車が少ないので盛り上げたい」
―趣味は?
藤「音楽鑑賞。特に父親の影響でMr.Childrenをよく聴きます。最近よく聴いているのは『天頂バス』です」
斉「ポケモンの対戦動画を見ること。将棋にも生きたところがあります」 pic.twitter.com/gtLAscuEpe— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 10, 2022
本日の三段リーグで四段昇段(プロ入り)が決まった2人の喜びのコメントです。
まずは1位通過の藤本渚三段(17)=高松市出身。
「勝ちのスタンプを押して『昇段です』と言われ、えっとなった。まだ実感がない、びっくりしています」
「目標は羽生(善治)先生。ずっと第一線で活躍されているので」 pic.twitter.com/oLSTlIPOTr— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 10, 2022
続いて斉藤裕也三段(25)=三重県桑名市出身。
「初段や二段の時代が一番つらかった。朝礼の時、周りを見渡すと小学生や中学生が多くて。自分はおじさんくらいの年齢で恥ずかしくてつらくて。三段になると同年代が多く、リーグは気楽に戦えた」
「長い間努力を続けておられる木村一基九段が憧れです」 pic.twitter.com/HsgDo4Tykc— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 10, 2022
こちらでもツイートさせてください!
齊藤新四段誕生おめでとうございます🎊✨
これからもお仕事等でよろしくお願いします😊 https://t.co/45iy8W1ywI— 中澤 沙耶 (@14105_n38s) September 10, 2022
おめでとう連絡したら秒で返ってきたよ!
— 室田伊緒 (@iomuu) September 10, 2022
齊藤三段、昇段おめでとうございます👏
史上7人目の1期抜け…!東海地方の棋士が増えて嬉しいです! https://t.co/NFuxUjL8aJ— 脇田菜々子 (@canola_flower75) September 10, 2022
今日の三段リーグは連敗で、今期通算12-6で終了しました。
次点にもならなかったっぽいです。— 古田龍生🍜毎日YouTubeライブ配信 (@furutaryusei) September 10, 2022
【三段リーグ】マジック1から連敗でした #奨励会 https://t.co/zp2ebOPZ9z @YouTubeより
勝っても負けてもと言ってたので、とりあえずLive配信やります— 古田龍生🍜毎日YouTubeライブ配信 (@furutaryusei) September 10, 2022
杉本昌隆八段門下に2人目のプロ棋士誕生
井上慶太九段門下はこれで何人目だ?
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