渡辺明名人 vs 斎藤慎太郎八段
2022/09/10 17:39
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の2回戦第2局が9月10日、熊本県上益城郡のグランメッセ熊本展示ホールC・Dで行われ、斎藤慎太郎八段(29)が渡辺明名人(棋王、38)に177手で勝利した。斎藤八段はベスト4に進出、準決勝で永瀬拓矢王座(30)と対戦する。
両者は2期連続で名人戦七番勝負で対戦。どちらも渡辺名人が制し、通算成績でも12勝5敗と勝ち越して迎えた本局だったが、斎藤八段の先手番で始まると、戦型は角換わり腰掛け銀に。お互い居飛車党ということもあり、通算18局目も相居飛車となった。
中盤から両者の間で形勢が揺れ動いたが、先にペースを握ったと見られたのは、斎藤八段の玉頭に傷をつけた渡辺名人。8筋、9筋を突破し、優勢になったと見られた。ただ、粘りには定評がある斎藤八段も相手の攻めを分断に成功すると、形勢が逆転。今度は斎藤八段が優勢のまま終盤になだれ込んだ。
お互い持ち時間、考慮時間を使い切ってからの最終盤は詰むや詰まざるやの大熱戦。現地の大盤解説を務めた森内俊之九段(51)も「すごい将棋になりました。どっちが勝ってるんですか」と漏らすほどの展開になった。難解な局面の連続にABEMAの「SHOGI AI」による形勢グラフも大きく変動したが、ぎりぎりのところで自玉の上部脱出に成功した斎藤八段が抜け出すと、最後は秒読みの中でしっかり詰み筋を発見し、長手数の一局を制した。 勝利した斎藤八段は「歩が足りない将棋になってしまって自信はなかったです。最後も負けと思っていたんですが」と、本人も激戦だったと振り返った。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:斎藤慎太郎八段、177手での激闘制す 渡辺明名人下しベスト4進出/将棋・JT杯 | ニュース | ABEMA TIMES
第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で、渡辺明名人VS斎藤慎太郎八段の対局が9月10日(土)に行われ、斎藤八段が177手で渡辺名人に勝ち、準決勝進出を決めました。
準決勝では永瀬拓矢王座と戦います。
情報源:渡辺明名人VS斎藤慎太郎八段 第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 斎藤慎太郎八段の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
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斎藤慎太郎八段、177手での激闘制す 渡辺明名人下しベスト4進出/将棋・JT杯#将棋 #JT杯 #斎藤慎太郎 #渡辺明
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#shogilive 牛蒡@熊本>▲斎藤慎太郎八段-△渡辺明名人戦は斎藤八段が勝ちました。斎藤八段は10月15日の準決勝・大阪大会で永瀬拓矢王座と対戦します。次回のJTプロ公式戦は9月17日の四国大会、豊島将之JT杯覇者と稲葉陽八段が戦います。お楽しみに。 pic.twitter.com/TeXK1R6kyr
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二回戦第二局 #渡辺明 名人 対 #斎藤慎太郎 八段は、177手で斎藤八段が勝利しました。
対局後は会場に駆けつけてくれた #くまモン と、 #コシノツヨシ 君と共に来場いただいた方々をお見送りしました😊斎藤八段は、10/15(土)に大阪大会で #永瀬拓矢 王座と対局します。
次戦も期待しています⚡️ pic.twitter.com/W1hCiANL42
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#斎藤慎太郎 八段の勝利
【第43回 #将棋日本シリーズ JTプロ公式戦】
●渡辺明名人 VS ○斎藤慎太郎八段
第43回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で、渡辺明名人VS斎藤慎太郎八段の対局が9月10日(土)に行われ、斎藤八段が177手で渡辺名人に勝ち、準決勝進出を決めました。 https://t.co/jlHHhR40xl
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JT杯将棋日本シリーズ2回戦、斎藤八段戦。 https://t.co/5CXoZWoACI
対局についてはブログに書きました。
空港で竹部さんが太平燕をご馳走してくれたw pic.twitter.com/y1AQDchqFn
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▲斎藤慎太郎八段-△渡辺明名人(棋譜中継)
第43回将棋日本シリーズJTプロ公式戦2回戦第2局(熊本大会)、渡辺明名人-斎藤慎太郎八段戦を中継する。勝者は準決勝(10月15日)で永瀬拓矢王座と戦う。 2022年9月10日(土)に熊本県上益城郡益城町「グランメッセ熊本 展示ホールC・D」で指される。開演は15時10分の予定(大会進行により遅れる場合があります)。持ち時間は各10分(チェスクロック使用)、使いきると1手30秒の秒読み。秒読みに入ってから1分単位の考慮時間が5回用意されている。解説は森内俊之九段、聞き手は竹部さゆり女流四段 、読み上げは小高佐季子女流初段。対局の様子はABEMAで動画中継される。先後は振り駒で決定する。 会場の中から抽選で選ばれた方が振り駒を行った。渡辺の振り歩先で、結果はと金が3枚。斎藤の先手と決まった。15時43分、対局開始。
渡辺明名人の振り歩先、と金が3枚で斉藤慎八段の先手
初手は、▲斉藤慎八段 2六歩、△渡辺明名人 8四歩
封じ手 15時55分、森内九段は次の手を封じるように指示を出した。舞台裏では井上慶太九段(日本将棋連盟常務理事)が観戦している。「いや、わからん」。手の予想が難しいようだ。斎藤もすぐには封じない。斎藤は少し考えてから封じた。対局はしばらく小休憩に入る。ここまでの消費時間は両者とも約6分。 現地の封じ手予想は次のとおり。竹部女流四段が(1)☗3八金、森内九段が(2)☗1八香と(3)☗6六歩を挙げた。テーブルマークのゆるキャラ「コシノツヨシ」くんは(2)☗1八香を推している。封じ手予想クイズは(4)その他の4択となった。 封じ手開封 16時17分、休憩が明けて封じ手が開封された。☗6八金だった。予想を外した森内九段は「申し訳ありません」。手待ちが予想される局面で手が広かった。「その他」に投票した人も相当数いたようだ。 終局 ここで渡辺が投了した。終局時刻は17時34分。両者とも持ち時間と5回の考慮時間を使いきっていた。 斎藤は10月15日の準決勝第1局で永瀬拓矢王座と戦う。時間のJT杯は9月17日の四国大会、豊島将之JT杯覇者と稲葉陽八段が戦う。
17時3分 終局
177手 8四同玉まで、▲斉藤慎八段 の勝ち
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次戦、10/15の大阪大会で永瀬拓矢王座と対決
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