上村亘五段
2022/08/19 05:00
将棋の里見香奈女流五冠(30)が18日、女性初の棋士を目指して大阪市内でプロ棋士編入試験五番勝負の第1局に臨んだ。徳田拳士四段(24)を相手に得意の中飛車で立ち向かったが127手で敗れ、黒星スタートとなった。上村亘五段(35)が解説する。
棋士になると長時間の対局があり、男性と比べて体力的にハンデがあることは否めない。ただ里見さんは、気持ちを切らさずに1対局を指し切る〝将棋体力〟に優れる。将棋に対するこだわりが男女の体力差をカバーする好例になると思う。
公式戦10勝4敗で棋士編入試験の受験資格を得た。この成績だけでも十分に棋士の実力に値する。棋士になってもおかしくない段階にあることは間違いない。
終盤の鋭い寄せと出身地から「出雲のイナズマ」の異名もあるが、第1局は終盤で大きな差がついた。タイトル戦の五番勝負と同じで第2局が重要。相手の岡部四段はAI研究にたけ、最新形に強い印象がある。試験の相手となる新人棋士はいずれも勢いがあり手ごわいが、第2局で勝利すれば流れは変わる。(談)
情報源:上村五段、里見女流五冠は優れた「将棋体力」の持ち主 棋士編入試験は「第2局に勝てば流れは変わる」 – サンスポ
昨日の棋士編入試験第1局、サンスポ紙のネット解説記事です。 https://t.co/FprDSxXQVc
— 上村 亘 (@kamimurawataru) August 19, 2022
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特だ四段の振り歩先
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残り4局
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