第48期 棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定T
羽生善治九段 対 佐藤康光九段
羽生九段の振り歩先、歩が3枚で羽生九段の先手
初手は、▲羽生九段 2六歩、△佐藤康九段 3四歩
2022/08/05 10:05
将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが8月5日に行われ、羽生善治九段(51)と佐藤康光九段(52)が午前10時から対局を開始した。ともに棋王経験者で、これまでに公式戦165局を戦ってきた両者が約1年ぶりに対戦するとあり、大きな注目が集まっている。
羽生九段は1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:33期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の通算99期を数え、7タイトル時代に全てを保持する七冠独占、永世称号の規定がある7タイトルで全て資格を得る永世七冠を達成している。棋戦優勝45回も歴代最多で、今年度には史上初の通算1500勝も達成した将棋界のスーパーレジェンド。棋王はこれまでに13期獲得している。
佐藤九段は、1987年3月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:28期)、順位戦A級(A級以上:26期)。獲得タイトルは、永世称号を持つ棋聖の6期をはじめ、通算13期。棋戦優勝は12回。日本将棋連盟の会長という重責を担いながら、プレーヤーとしても最前線に立つトップ棋士だ。棋王はこれまでに2期獲得。前期はベスト4以上で争われる敗者復活戦に進出した。
同一対戦カード記録で歴代4位の165局を戦った両者で、対戦成績は羽生九段の110勝、佐藤九段の55勝となっている。166局目の本局では、どのような熱戦を見せてくれるか。持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は羽生九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段VS佐藤康光九段、公式戦166局目の対決!ベスト8進出を懸けた戦い/将棋・棋王戦本戦T | ニュース | ABEMA TIMES
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) August 5, 2022
▲羽生善治九段-△佐藤康光九段
9時45分過ぎ、羽生は特別対局室に入って下座についていた。佐藤が前期に本戦決勝まで進んだことへの敬意を示したのだろう。佐藤は9時52分ごろ入室し、羽生に上座に移動するよう促す。羽生のほうが先に棋士になっているし、永世棋王の有資格者でもある。 佐藤「さすがに、これでは…」 羽生「大変申し訳ありませんが、では」 といったやり取りがあって、羽生が上座に着く。そして、羽生が駒箱を開けて、駒を並べた。
羽生九段の振り歩先、歩が3枚で羽生九段の先手
初手は、▲羽生九段 2六歩、△佐藤康九段 3四歩
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勝者は次戦、広瀬章人八段 vs 菅井竜也八段の勝者と対決。
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