チーム渡辺:○●●●○○○○
2022/07/11 11:56
将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ第1試合、チーム渡辺とチーム藤井の対戦が7月9日に放送された。決勝戦さながらの豪華なカード。リーダーの渡辺明名人(棋王、38)、エース近藤誠也七段(25)、新加入の渡辺和史五段(27)が力を合わせて、大会4連覇中の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)率いるチーム藤井に5勝3敗で勝利。「がんばりマンモス!」を合言葉に強敵を破り、予選突破に王手をかけた。
名実ともにチームを支えたのはリーダー・渡辺名人だった。第1局は自ら先陣を切り、敵将の藤井竜王を「予想していなかった」と驚かせた。名人VS竜王、タイトル戦さながらの大熱戦を王手竜取りから即詰みに討ち取り、143手で勝利。チームに吉報を持ち帰り、「上手く指せたと思う」と喜んだ。誰よりもABEMAトーナメントを楽しむエンターテイナーの渡辺名人。仲間の出陣の際には「頑張り?」「マンモス!」とチーム名を掛け声に送り出した。
しかし、第1局の渡辺名人の勝利がチーム藤井の闘争心に火をつける結果に。第2局では近藤七段が永世名人保持者でタイトル通算12期のレジェンド森内俊之九段(51)に、第3局では渡辺五段が竜王3期の藤井猛九段(51)に連敗。何とか流れを引き戻したい第4局では、再び渡辺名人と藤井竜王のリーダー対決となったが、今度は藤井竜王が「お返し」。チーム渡辺は3連敗で一気に劣勢に追い込まれた。
予選突破、さらには優勝を目標に掲げるチーム渡辺。渡辺名人は「今のところチームメイトが勝ってくれないので、発破を掛けていきたい」と苦笑いを見せる場面もあったが、そんな心配は不要とばかりにエース近藤七段が奮起した。第5局では藤井九段を相手に快勝を飾ると、新鋭・渡辺五段も森内九段を討ち取り連勝。初勝利を挙げた渡辺五段は「ひとつ勝ったので、気持ちは楽にチームの元に返れそう」と喜んだ。さらには第7局で近藤七段が藤井竜王から白星を奪取。「手ごたえがあった訳ではないが、必死にやった結果」と振り返り、いよいよチーム勝利にあと1勝まで盛り返した。
最後を決めたのはやはり渡辺名人だった。対するは過去2大会で高いフィッシャー適性を発揮してきた森内九段。矢倉の出だしとなった一局は、序盤から渡辺名人がペースを握ると森内九段の粘りを振り切り148手で勝利。一気に4連勝でひっくり返して、通算5勝3敗で激闘を制した。渡辺名人は、「チームのみんなも1勝以上挙げて勝ちあがることが出来たので、最高の滑り出しになった。どれも熱戦で濃密な8局だった。これを次戦にも活かしたい」と満足気。初出場ながら個人1勝1敗と奮闘した渡辺五段は、「チームメイトの対局を一喜一憂しながら見ていた。団体戦っていいなって思いました」と感慨深げに振り返った。「がんばりマンモス!」「お疲れマンモス!」と互いに士気を高め合ったチーム渡辺。やはりこのチームには笑顔が似合う。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:合言葉は「がんばりマンモス」!チーム渡辺、4連覇中の藤井聡太竜王率いるチーム藤井を破り予選突破に王手/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMES
2022/07/11 09:07
圧倒的な強さを誇ってきた王者が、5連覇に向けて大ピンチだ。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ第1試合、チーム藤井とチーム渡辺の対戦が7月9日に放送され、チーム藤井はスコア3-5でチーム初戦を落とした。リーダー藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は個人・団体通じて全て優勝の4連覇中だが、この試合では渡辺明名人(棋王、38)と1勝1敗、近藤誠也七段(25)に1敗と、1勝2敗とまさかの負け越し。「責任を感じています」と言葉を絞り出すと、相手チームからも「調子がよくない」「本来の出来じゃない」というコメントまで飛び出した。
個人で2連覇、団体でも2連覇で計4連覇。超早指しのルールにおいても、その強さばかりが際立ち、相手からも「主人公補正といかそういうレベルじゃない」とまで言われた藤井竜王の表情が、みるみる曇った。第3回大会では決勝でぶつかったこともあるチーム渡辺が強豪であるのは間違いないが、それでも勝ってきたのが絶対王者・藤井竜王。ところがベテランの先輩2人を指名して臨んだ今大会の初戦は、個人でも負け越し、チームも負けるという苦しい船出となった。
森内俊之九段(51)に藤井猛九段(51)と、2人の大先輩のためにとリーダー自ら第1局への登場を選んだ藤井竜王だったが、いきなりつまずいた。第1局の相手は渡辺名人で、まさかのリーダー対決、将棋界の頂上決戦に。タイトルをかけた番勝負のような豪華カードが実現した。渡辺名人の先手番で始まった一局は相矢倉に。道中、角換わりにも相掛かりにも見える進行となったが、将棋界の序列1位、2位の対局にふさわしい激戦となった。最終盤までどちらが抜け出しているかわからないような戦いになったが、徐々に駒が捌けてきたのは渡辺名人。藤井竜王からすれば「途中から無理気味な動きをしてしまって、そのあたりからちょっと失敗してしまった」と反省する展開となり、143手で投了した。
同じ過ちは繰り返さないとばかりに、自身2局目となる第4局では立て直した。またしても渡辺名人との対戦は、先後入れ替わって先手番。得意の相掛かりから主導権を握りに行くと、途中までALSOK杯王将戦七番勝負でぶつかった時と同じ進行という、この2人ならではの出だしになった。ただ、ここでも藤井竜王は「序盤で失敗して相当苦しい将棋でした」と劣勢を自覚。「諦めずに粘って、最後は負けだったと思うんですけど、勝負をかけたのが結果的によかった」と話すように、最終盤でなんとか振り切り135手で勝利こそ収めたが、チームに弾みをつける快勝とはならず、むしろ苦戦が際立つ内容にもなっていた。
どうにも調子がつかめない中、痛い黒星を喫したのが第7局だ。スコア3-3と勝った方がチーム勝利に王手、負けた方がカド番という急所の一局で、近藤七段とぶつかった。後手番から両者ともに雁木に構えると、序中盤こそ互角に見えたが「途中で重大な失敗があって、残念な将棋になってしまった」と自らペースを乱すことに。これには2局戦った渡辺名人も控室で「やっぱり今日、ちょっと調子悪いですね。さすがにこれは、本来の出来ではないでしょ」と藤井竜王の不調を指摘した。言葉の通り、最終盤でも粘りも見られず、そのままいいところなく敗戦。チームメイトのもとに戻るや否や「さすがに酷すぎました。申し訳ないです」と平謝りした。
過去、第3大会ではチーム永瀬のメンバーとして参戦し、初戦のチーム広瀬戦で敗れ、予選敗退の危機に陥ったことはある。ただその大会ではなんとか予選を突破し勢いづくと、そのまま優勝まで駆け上がった。今回も初戦を落としたとはいえスコアは3-5で、次戦のエントリーチームに勝てば、十分に予選突破が見える。試合後、藤井竜王は「責任を感じています。今回3局指して、いろいろとうまくいかなかったところもあったので、修正できたらと思います」と短く決意を示した。追い詰められてから力を発揮してこそ、真の強者。大会5連覇へ、次戦こそ3戦全勝で道を切り開く。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王、5連覇へ大ピンチ!チーム初戦で敗戦、個人も1勝2敗「責任を感じています」対戦相手も「本来の出来じゃない」/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMES
振り駒
チーム藤井の振り歩先、と金が3枚
対戦成績
▲渡辺明〇-△藤井聡●
▲森内〇-△近藤誠●
▲渡辺和●-△藤井猛〇
▲藤井聡〇-△渡辺明●
▲近藤誠〇-△藤井猛●
▲森内●-△渡辺和〇
▲近藤誠〇-△藤井聡●
▲森内●-△渡辺明〇
情報源:第5回ABEMAトーナメント 予選Eリーグ 第一試合<チーム藤井-チーム渡辺>|ABEMA
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「リーダーは正直勝つと思ってなかった」近藤誠也七段、まさかのぶっちゃけにファン「正直者めw」「仲良すぎ」/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/0EEoWK9HRC
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藤井聡太竜王、5連覇へ大ピンチ!チーム初戦で敗戦、個人も1勝2敗「責任を感じています」対戦相手も「本来の出来じゃない」/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/ga7irP7qBQ
— kewpiehoney (@kewpie_honey) July 11, 2022
昨日は夜遅くまでご観戦頂きありがとうございました。
頼りになり過ぎるリーダーとチームメイトのおかげでチームは白星スタートできました。来週はチームエントリーとの対戦です。
来週も是非ご覧下さい!
(和史)— チーム渡辺🦣 (@abT5_watanabe) July 10, 2022
本日は遅くまでご視聴いただき、ありがとうございました。ご期待に沿う結果にならず、申し訳なく思っています。
家で時折購入していたエビフライが藤井リーダーがいただいたということで完売が続き一時期買えなかったので、ちょっと話題にしたら拾われてしまいました🍤
(森内俊之)— チーム藤井 (@abT5_fujii) July 9, 2022
ABEMAトーナメント、遅くまでお疲れマンモス🦣
どの将棋もお茶🍵を飲む暇がない大熱戦だったと思います!
— 渡辺 明 (@watanabe_1984) July 9, 2022
チーム藤井 @abT5_fujii
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チーム渡辺 @abT5_watanabe
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藤井聡太竜王は、渡辺明x2、近藤誠也x1に、1勝2敗
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