第93期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負 第三局
藤井聡太棋聖 対 永瀬拓矢王座
先後は入れ替わり、藤井聡太棋聖の先手
2022/07/04 09:07
将棋の藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、王将、19)に永瀬拓矢王座(29)が挑戦するヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が7月4日、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月 富士見亭」で対局を開始した。ここまでに両者1勝1敗で、戦いの舞台を木更津の地に移した。本局を制した方が王手となる重要な一番となっている。
注目の大一番の朝、先に対局場に入室したのは挑戦者の永瀬王座だった。対局開始の20分ほど前に着座。眼鏡を拭いた後に、静かに目を閉じて王者の着座を待った。紺色の着物に鼠色の袴、涼やかな白系の羽織姿の藤井棋聖は、8時47分頃に入室。落ち着いた表情で対局室に現れた。午前9時、対局開始定刻を迎えると、先手番の藤井聡太は冷茶を一口飲んでから初手を着手。飛車先の歩を進めて戦いが始まった。
藤井王位は2016年10月に四段昇段。第34期竜王(1組以上:1期)、順位戦A級(A級以上:1期)。タイトルは通算8期で、現在最多の五冠保持者。棋戦優勝は5回。デビューから5期連続で年度勝率8割を超え、将棋大賞でも2年連続で最優秀棋士賞に選ばれるなど令和将棋界のトップに君臨する天才棋士だ。現在、豊島将之九段(32)の挑戦を受ける王位戦七番勝負とダブル防衛戦を戦う藤井棋聖。中4日で本局に臨むが、6月3日に行った対局場検分の際には「コンディションとしては問題ない。第3局は非常に大事な一局。準備をしてきた」と話していた。
永瀬王座は2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦A級(A級:2期)。タイトルは叡王1期、王座3期の計4期で、棋戦優勝は2回。将棋に対するストイックな姿勢から「軍曹」と呼ばれ、研究量ではプロの中でも1、2を争うと言われている。今期の棋聖戦は決勝トーナメントから登場。挑戦者決定戦では前期と同く渡辺明名人(棋王、38)と戦って挑戦権を獲得し、2016年以来6年ぶり2度目の棋聖挑戦で奪取を狙う。前日には「厳しい戦いになるが、精いっぱいしがみついていきたい」と闘志を燃やしていた。
第1局で永瀬王座が2度の千日手成立の末に勝利し、第2局は藤井棋聖が最終盤での一瞬の切れ味で決着をつけた。互いに研究パートナーと公言する両者が、この第3局ではどんなドラマを繰り広げるか。持ち時間は各4時間、本局の先手番は藤井棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太棋聖VS永瀬拓矢王座 どちらが勝っても“王手”の大一番 注目の第3局開始/将棋・棋聖戦五番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES
藤井聡太棋聖に永瀬拓矢王座が挑戦する、第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が、7月4日(月)に千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」で行われます。
第1局は永瀬王座が勝ち、第2局は藤井棋聖が勝って1勝1敗で第3局を迎えます。
藤井棋聖VS永瀬王座は、過去12回対戦し、藤井棋聖の8勝4敗です。
この対局の模様は、ABEMA、ヒューリック杯棋聖戦中継サイト、日本将棋連盟ライブ中継にてご覧いただけます。
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対戦成績
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【第93期ヒューリック杯 #棋聖戦 五番勝負第3局】#藤井聡太 棋聖 VS #永瀬拓矢 王座
藤井聡太棋聖に永瀬拓矢王座が挑戦する、第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が、7月4日(月)に千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」で行われます。https://t.co/0lz2N1PaRp
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▲藤井聡太棋聖-△永瀬拓矢王座(棋譜中継)
先後は入れ替わり、藤井聡太棋聖の先手
藤井聡太棋聖に永瀬拓矢王座が挑戦する第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局は、千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」で行われる。対局は7月4日9時開始予定。持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時から13時。おやつは10時と15時に出される。本局は藤井の先手と決まっている。 立会人は島朗九段、副立会人は三枚堂達也七段。記録係は宮原暁月三段(中川大輔八段門下)。現地大盤解説(事前申し込み制ですでに完売)は、解説・聞き手を木村一基九段、竹部さゆり女流四段、小高佐季子女流初段が務める。 4日朝、8時41分に永瀬が対局室に入る。8時46分に入室した藤井は、デジタル時計などを準備し、除菌ペーパーで手をぬぐってから一礼。そして駒箱を開けた。二人は大橋流で駒を並べていく。一枚一枚時間をかけて並べる。8時52分に駒を並べ終えた。静かに緊張感が高まっていく。
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王手をかけるのはどっちだ?
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