お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負 第一局1日目
藤井聡太王位 対 豊島将之九段
藤井聡太王位の振り歩先、と金が3枚で豊島九段の先手
中日新聞
2022/06/28 09:09
将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負の第1局が6月28日、愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で対局を開始した。2期連続で同じ対戦カードとなった今期の七番勝負。振り駒の結果、先手番は豊島九段に決まった。3連覇を目指す藤井王位と、2期連続で挑戦権を獲得しタイトル奪還を目指す豊島九段がどんな激闘を繰り広げるか、ファンの期待が高まっている。
水色の羽織の藤井王位、薄緑色の羽織の豊島九段と、両者ともに夏らしい爽やかな和服姿で対局室に現れた。振り駒の結果、先手番は挑戦者の豊島九段に。飛車先の歩を進めて第1局が始まった。藤井王位は開始時のルーティーンとなっているお茶を一口含んでからの着手と、両者ともに落ち着いた様子だった。
藤井王位は2016年10月に四段昇段。第34期竜王(1組以上:1期)、順位戦A級(A級以上:1期)。タイトルは通算8期で、現在最多の五冠保持者。棋戦優勝は5回。デビューから5期連続で年度勝率8割を超え、将棋大賞でも2年連続で最優秀棋士賞に選ばれるなど令和将棋界のトップに君臨する天才棋士だ。王位戦は2020年、木村一基王位(肩書は当時)に初挑戦し4連勝で奪取。2021年は豊島九段の挑戦を1敗ののち4連勝で退け、連覇を達成した。五冠王となった今期は王位3連覇を目指して戦う。
豊島九段は2007年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:9期)、順位戦A級(A級以上:6期)。タイトルは通算6期、棋戦優勝は5回。王位戦は2018年に初挑戦し、菅井竜也王位(肩書は当時)をフルセットの末に破り初戴冠。翌年は木村九段の挑戦を受け、3勝4敗で失冠した。2021年に再び挑戦権を獲得して藤井王位に挑戦するも、4勝1敗で退けられる結果に。2期連続で挑戦者となった今年は、4期ぶりの復位と藤井王位へのリベンジを期すべく強い思いを内に秘めている。
藤井VS豊島戦といえば2021年度の王位戦七番勝負のほか、叡王戦五番勝負(3勝2敗で藤井挑戦者が奪取)、竜王戦七番勝負(4連勝で藤井挑戦者が奪取)と3つのタイトル戦を戦い、そのすべてを藤井王位が制したことで強いインパクトを残した。対戦成績は藤井王位13勝、豊島九段の10勝で、直近の対戦は2021年11月のJT杯。3つのタイトル戦を終えて無冠となった豊島九段が、このJT杯の決勝で藤井王位に勝利して優勝を果たしている。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太王位VS豊島将之九段による盛夏の七番勝負が開幕/王位戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦する、お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第1局が、6月28・29日(火・水)に愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」にて行われます。
両者はこれまでに23回対戦があり、藤井王位の13勝10敗です。
王位戦では前期も豊島九段が藤井王位に挑戦しましたが、藤井王位が4勝1敗で防衛しています。王位戦七番勝負の模様は、ABEMA、王位戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
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藤井聡太王位と挑戦者の豊島将之九段が、#ホテルインディゴ犬山有楽苑 に設けられた対局室に入り、 #王位戦 第一局が始まりました。
前夜祭などの動画はこちらからご覧ください。https://t.co/GEWU39YGAh#お~いお茶杯第63期王位戦 #将棋 pic.twitter.com/TM1eO3AE1b
— 中日新聞 (@chunichi_denhen) June 28, 2022
【 お~いお茶杯第63期 #王位戦 七番勝負第1局 】#藤井聡太 王位 VS #豊島将之 九段
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦する、お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第1局が、6月28・29日(火・水)に愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」にて行われます。https://t.co/ClTYaz20V7
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) June 28, 2022
▲豊島将之九段-△藤井聡太王位(棋譜中継)
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦する、お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負が開幕する。前期は藤井が防衛を決めたカードだ。豊島はリベンジマッチに臨む。藤井の3連覇か、豊島の復位か。第1局は6月28・29日(火・水)、愛知県犬山市「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で行われる。 立会人は小林健二九段、副立会人は澤田真吾七段、記録係は折田翔吾四段。現地大盤解説会は杉本昌隆八段と高田明浩四段が担当する。 持ち時間は各8時間。対局開始は1日目9時、昼食休憩は各日12時30分から13時30分まで。1日目18時の時点で手番の対局者が封じ手を行い、2日目に指し継がれる。開幕局のため振り駒を行って先後を決める。 28日、現地はよく晴れた朝を迎えた。8時42分ごろ、豊島が入室。懐中時計を手元に置く。藤井は8時45分ごろに入室した。道具を整えて両者一礼し、藤井が駒箱を開けて2人が駒を並べていく。振り駒はと金が3枚。第1局は挑戦者の先手に決まった。
藤井聡太王位の振り歩先、と金が3枚で豊島九段の先手
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開幕局を制するのは?
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