79手目を豊島将之九段が封じる
中日新聞
2022/06/28 18:17
将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)に豊島将之九段(32)が挑戦するお〜いお茶杯王位戦七番勝負第1局が6月28日に行われ、豊島九段が79手目を封じて差し掛けとなった。2日目はあす29日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。藤井王位は3連覇、豊島九段は4期ぶりの王位奪還を目指す今シリーズ。開幕局は早いペースで進行しており、2日目は緊迫した長い終盤戦となることが見込まれている。
振り駒で先手番となった挑戦者の豊島九段は、角換わりの出だしから、深い研究をのぞかせる超スピードで指し手を進めた。このシリーズにかける思いの強さを表すような事前準備の厚さに、藤井王位は持ち時間を大量に投入して考慮。指し掛けの時点で約2倍の時間を消費した。午後6時、立会人の小林健二九段(65)が封じ手の定刻を告げると、豊島九段はすぐに手を封じる意思を示した。
攻めの豊島九段、受けの藤井王位。1日目は豊島九段は駒損をいとわない激しい攻めを展開した。ABEMAの中継に出演した遠山雄亮六段(42)は「豊島九段は事前の研究通りに進み、実りのある初日になった。対する藤井王位も時間は使ったが研究にしっかりついていけたという実感があると思う」と対局者の心理を解説した。中継しているABEMAの「SHOGI AI」では、藤井王位48%、豊島九段52%とほぼ互角の数字を示している。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【封じ手時点での残り持ち時間】
▲豊島将之九段 5時間53分(消費2時間7分)
△藤井聡太王位 2時間56分(消費5時間4分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:豊島将之九段が79手目を封じる 挑戦者の猛攻に藤井聡太王位は持ち時間を大量に消費/将棋・王位戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES
藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦する、お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第1局が、6月28・29日(火・水)に愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」にて行われます。
両者はこれまでに23回対戦があり、藤井王位の13勝10敗です。
王位戦では前期も豊島九段が藤井王位に挑戦しましたが、藤井王位が4勝1敗で防衛しています。王位戦七番勝負の模様は、ABEMA、王位戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。
情報源:藤井聡太王位VS豊島将之九段 お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第1局|将棋ニュース|日本将棋連盟
日程
豊島将之九段が79手目を封じる 挑戦者の猛攻に藤井聡太王位は持ち時間を大量に消費/将棋・王位戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/lkHNVb1qz2
— kewpiehoney (@kewpie_honey) June 28, 2022
北)王位戦第1局は1日目が終了。挑戦者・豊島将之九段はどの局面まで想定していたのか。藤井聡太王位は考慮時間を投じてどこまで読んでいるのか。形勢は互角。2日目の封じ手開封から真の勝負になる。【写真提供・日本将棋連盟】 pic.twitter.com/HE1Zw8YpNS
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 28, 2022
豊島九段の消費時間は封じ手に使った29分が含まれていませんでした。1日目の消費時間は計2時間7分です。
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) June 28, 2022
藤井聡太王位、豊島将之九段の『奇襲』に一方的に時間を使わされ…2日目の戦いにどう響くか【王位戦】:中日スポーツ・東京中日スポーツ https://t.co/EgFRajiRx4 #藤井聡太 #豊島将之
— 中日スポーツ (@chuspo) June 28, 2022
【#王位戦】豊島九段が79手目封じ1日目終了 豊島2時間7分、藤井聡太王位5時間4分を消費 #将棋 #藤井聡太五冠 #豊島将之九段 https://t.co/EztS7ymTvD
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 28, 2022
藤井聡太王位 考慮続きで持ち時間3時間差 豊島将之九段の研究範囲か 王位戦1日目終了/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/0vPdMQJJ3n #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) June 28, 2022
#藤井聡太 王位の長考で豊島将之九段との持ち時間残り約3時間差…王位戦第1局1日目終了 https://t.co/bOIuJKuQNX #芸能ニュース #芸能 #ニュース pic.twitter.com/FiXGeAMuHe
— スポーツ報知 芸能情報 (@hochi_enta) June 28, 2022
王位戦七番勝負第1局は初日、王位保持者の藤井聡太竜王の長考が目立ちました。挑戦者の豊島将之九段は鋭角的な攻め筋を深く研究していた様子です。
豊島九段が次の手を封じました。消費時間は藤井竜王が約3時間多いです。記録係は折田翔吾四段です。(写真は日本将棋連盟提供)#藤井聡太 #豊島将之 pic.twitter.com/ZXZyR6EFcq
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) June 28, 2022
王位戦すごい展開ですね。
思わず心の中で「研究しすぎぃ」と声が漏れちゃいますが、現代居飛車党はこれがスタンダードなのかも知れません。
現代振り飛車党になるべく研究を重ねたいものです。— 山本 博志 (@yamahiro3ken) June 28, 2022
▲豊島将之九段-△藤井聡太王位(棋譜中継)
17時20分、藤井の手が盤上に伸びた。強く戦う方針の一着。指し手を見た豊島がゆっくりと席を立つ。どちらが封じるか気になる時間帯だ。ここから☗3三桂成☖同銀☗2六竜まではほぼ必然だが、そこで後手の手が広い。今日のうちにそこまで進めてしまうと、藤井は難しい選択を決断しなければならなくなる。小林健九段は「ここか、☗3三桂成の局面で封じ手になるでしょうね」と話す。17時48分、両立会人が対局室に入った。折田四段は封じ手用紙に盤面の配置を書いている。豊島は脱いでいた羽織を身につけた。18時、小林健九段が封じ手の定刻になったことを告げると、豊島はすぐに封じる意思を示した。封じ手に使った時間は39分。1日目の消費時間は☗豊島2時間7分、☖藤井5時間4分。対局は29日の9時から指し継がれる。対局室に戻ってきた豊島が封じ手の入った封筒2通を藤井に渡し、藤井が署名を入れて豊島に返す。最後に豊島が封筒を小林健九段に預けて、1日目が終了した。 【封じ手手続き】 https://kifulog.shogi.or.jp/oui/2022/06/post-e4b2.html
79手目を豊島将之九段が封じる
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