ひふみん
2022年5月24日21時45分
<ひふみんEYE>
藤井聡太叡王(竜王・王位・王将・棋聖=19)が5冠を堅持した。24日、千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」で行われた第7期叡王戦5番勝負第3局で午後6時18分、109手で挑戦者の出口若武六段(27)を下した。これで3連勝とし、初防衛に成功した。
「ひふみん」こと、加藤一二三・九段(82)の「ひふみんアイ」をお届けします。
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見応えのある大熱戦でした。最後は、藤井さんの読みの深さ、大舞台での経験の差が、はるかに上回っていたと言えます。
出口さんにもチャンスはありました。51手目の▲8六金に△同角ではなく、△7四銀と引いて、次の△8五歩を見せていたら面白かったでしょう。また、73手目の▲6五桂に対する△9二角では、△6四角▲7一飛△8二角打▲8一飛成△7一金▲8二龍△同金▲7四桂△6一金▲8二桂成△7六歩としたら、指しやすかったはずです。
藤井さんはこれでタイトル獲得通算8期(竜王1、王位2、叡王2、王将1、棋聖2)と、私(名人1、十段3、王位1、棋王2、王将1)に並びました。大変なスピードですね。タイトル戦も13連勝と絶好調です。引き続き注目しましょう。日程が詰まるといっても、棋士は盤に向かって戦ってこそ価値があるというもの。2~3日に1局あるくらいで、ちょうどいいんですよ。
情報源:【ひふみんEYE】藤井叡王が読みの深さ上回り熱戦制した タイトル戦日程詰まっても問題なし – 社会 : 日刊スポーツ
五番勝負の日程
【#ひふみん EYE】#藤井聡太 叡王が読みの深さ上回り熱戦制した タイトル戦日程詰まっても問題なし #将棋 #叡王戦 #加藤一二三https://t.co/IeC4Jf9CBY
— 日刊スポーツ (@nikkansports) May 24, 2022
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▲藤井聡太叡王-△出口若武六段(棋譜中継)
18時18分 終局
109手 4三金打まで、▲藤井聡叡王 の勝ち
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防衛か、待ったか。
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