21時54分 終局
108手 1七金まで、△伊藤匠五段 の勝ち
【第35期竜王戦ランキング戦6組・伊藤匠五段-高田明浩四段】
午後10時前、伊藤五段が高田四段に勝ち、6組を制しました。本戦入りした伊藤五段は「1局でも多く指せるようにしたい」と話し、高田四段は「ちぐはぐだった」と無念の表情でした。千田翔太七段が観戦しました。#竜王戦 #伊藤匠 #高田明浩 pic.twitter.com/rVKUKwg7bi
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[第35期竜王戦ランキング戦6組・伊藤匠五段-高田明浩四段]
伊藤五段が高田四段に勝利し、6組優勝。本戦出場を決めました。本戦初戦は佐々木大地七段と対局します(若杉)
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2022.05.20
鮮烈な桂の放り込み
藤井聡太竜王への挑戦権を争う第35期竜王戦(主催:読売新聞社)のランキング戦6組決勝、伊藤匠五段―高田明浩四段戦が5月19日に行われました。両者はともに19歳、現役最年少の伊藤五段と3番目の年少である高田四段の対決は、本局が初手合いとなります。
本局は先手の高田四段が三間飛車の作戦を採りました。四間飛車は直近の対局でも指していますが、高田四段が公式戦で三間に振るのは初です。高田四段の高美濃対、伊藤五段の居飛車穴熊という構図になりました。中盤で「(局面が)収まるとまずいと思った」という高田四段が先攻しますが、伊藤五段がうまくカウンターを決めて、形勢をリードします。そして迎えた83手目は直前に後手の伊藤五段が△4三銀と立ち、先手の5二の成銀に当てた局面です。
ここで高田四段は▲6一飛成と成り込みました。竜を作っただけでなく、当たりになっている成銀にひもをつける一石二鳥の手に見えます。ですがこの瞬間に生じたスキを伊藤五段は見逃しませんでした。△4七歩成▲同銀と形を乱してからの△2七桂が鮮烈とも言える桂の放り込みです。対して▲同玉は△2九飛が激痛で後手勝勢。またこの桂打ちを放置するのは△1九桂成▲同玉△1七金で受けなしとなります。▲1八香とひねった受けも考えられますが、これは△5二銀と成銀を取った手が、次に△1九銀からの寄せを見つつ、6一の竜取りにもなり、抜群の味です。実戦は△2七桂に▲3八玉の早逃げで対応しましたが、△1九桂成以下、伊藤五段が寄せ切って6組優勝を決めました。
伊藤五段は初の竜王戦決勝トーナメント進出です。これまで6組優勝者で挑戦を果たした棋士はおらず、旧制度の第7期竜王戦で行方尚史四段(当時)が挑戦者決定戦進出を果たしたのが6組優勝者の最高記録です。システムが現行の制度となった第19期以降では、第29期の青嶋未来五段(当時)が準々決勝まで勝ち進んでいます。伊藤五段にはまだまだ長い道のりですが、同世代の王者と相対する竜王戦ドリームを実現できるでしょうか。
情報源:同世代対決を制した伊藤五段が6組優勝 第35期竜王戦|将棋情報局
第35期竜王戦6組ランキング戦決勝、伊藤匠五段VS高田明浩四段の対局が5月19日(木)に行われ、伊藤五段が108手で高田四段に勝ち、決勝トーナメント入りを決めました。
伊藤五段は初の決勝トーナメント進出です。
決勝トーナメントの初戦では5組優勝の佐々木大地七段とぶつかります。
情報源:伊藤匠五段VS高田明浩四段 第35期竜王戦6組ランキング戦決勝 伊藤匠五段の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
6組
情報源:第35期竜王戦 6組ランキング戦
伊藤匠五段、竜王戦6組優勝!
いざ、決勝トーナメントへ— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) May 19, 2022
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>システムが現行の制度となった第19期以降では、第29期の青嶋未来五段(当時)が準々決勝まで勝ち進んでいます。— kewpiehoney (@kewpie_honey) May 20, 2022
#伊藤匠 五段が勝利
【第35期 #竜王戦 6組ランキング戦決勝】
○伊藤匠五段 VS ●高田明浩四段
第35期竜王戦6組ランキング戦決勝、伊藤匠五段VS高田明浩四段の対局が5月19日(木)に行われ、伊藤五段が108手で高田四段に勝ち、決勝トーナメント入りを決めました。https://t.co/aTYdAOgoQR
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▲高田明浩四段-△伊藤匠五段
21時54分 終局
108手 1七金まで、△伊藤匠五段 の勝ち
決勝トーナメントに出場するのは?
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