18時6分 終局
85手 4五桂まで、▲伊藤匠五段 の勝ち
2ブロック
▲伊藤匠五段-△梶浦宏孝七段
18時6分 終局
85手 4五桂まで、▲伊藤匠五段 の勝ち
味のいい攻防手。☖7八角成を防ぎながら、☖5三玉とかわす手を阻んでいる。 後手は反撃が難しく、手段が限られている。82手目で書いた☖2一飛は、この場合、☗3二竜!☖同玉☗3三銀☖4一玉☗5三桂不成☖5一玉☗6一金の頓死筋がある。☗5三桂不成の金頭桂は詰将棋でよく出る攻めだ。現状なら飛車が6一に利いているので後手玉はまだ詰むことはないが、前述の頓死筋があるため☖8四飛と攻めに活用することもできない。 18時6分、9分使っていた梶浦は次の手を指すことなく、頭を下げて投了の意思表示をした。攻守ともに手段が難しいと判断したようだ。消費時間は☗伊藤3時間0分、☖梶浦3時間45分。伊藤が難しい中盤戦を切り抜けて制勝。予選決勝では、片上大輔七段-長谷部浩平四段戦の勝者と対戦する。
予選決勝に進出
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