56手 4三歩まで、▲渡辺明名人 が57手目を封じる
封じ手ライブ(アーカイブ)
2022/04/06 18:43
将棋の名人戦七番勝負の第1局が4月6日に行われ、57手目を渡辺明名人(棋王、37)が封じ手とし、1日目が終了した。翌7日、午前9時ごろに封じ手が開封され、挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)の手番で再開する。形勢では渡辺名人が有利と見られ、持ち時間でも1時間半以上渡辺名人がリードしている。
昨年も両者間で行われた名人戦七番勝負は、渡辺名人が4勝1敗で初挑戦の斎藤八段を退けた。開幕局こそ斎藤八段が勝利したものの、第2局からは渡辺名人が一気の4連勝。早い段階からリードを奪う対局もあり、渡辺名人の研究の深さが際立つシリーズでもあった。斎藤八段も敗戦を糧に今期の順位戦A級では8勝1敗の好成績で、2期連続での挑戦者に。リベンジマッチで初の名人獲得を狙っている。
注目の戦型は相矢倉になり、両者ともに研究範囲なのか午前中から早いテンポで指し手が進んだが、午後に入ると渡辺名人が3筋、さらには玉頭となる4筋に攻めの糸口を作り、ここから徐々にペースを握った。持ち時間の消費具合から見ても、渡辺名人が指しやすい状況であることは間違いなさそうだ。
持ち時間は各9時間の2日制で、振り駒の結果、先手は渡辺名人。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、第7局まで進んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
渡辺明名人 5時間53分(消費3時間7分) 斎藤慎太郎八段 4時間12分(消費時間4時間48分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:渡辺明名人、形勢有利で57手目を封じ手 名人再挑戦の斎藤慎太郎八段、どう巻き返すか/名人戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) April 6, 2022
▲渡辺明名人-△斎藤慎太郎八段
18時30分、封じ手の定刻を迎えた。青野九段が「封じ手になりましたので、渡辺名人の手番で封じてください」と告げると、渡辺はすぐに封じる意志を示す。青野九段から封じ手用紙と封筒を受け取った渡辺は、記入するため別室に移動した。
18時35分、封じ手を書き終えた渡辺が戻り、斎藤に封筒を差し出す。斎藤が署名を入れて渡辺に返し、渡辺から青野九段に封筒を預けた。1日目の消費時間は渡辺☗2時間43分、☖斎藤4時間48分。対局は明日9時に再開される。
封じ手予想については、☗5三銀成で満場一致。以下☖同金☗4五桂の局面で選択肢が多いようだ。それを踏まえて、副立会人と記録係に話を聞いた。
高崎七段「先手は攻めるだけなので、方針は分かりやすいですね。☗4五桂の局面では☖4四歩、☖4四銀、☖4二金の3通りが考えられます」
佐々木勇七段は☗4五桂の局面で何を指すか明言を避けたが、「☗4五桂は大きな一手ですが、1九馬を働かせるデメリットもあります」と述べた。
田中三段は☗4五桂の局面で☖4四歩を本命に挙げた。
56手 4三歩まで、▲渡辺明名人 が57手目を封じる
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どちらが封じるのか・・・
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