チーム羽生
2022/04/05 09:00
将棋界のレジェンド・羽生善治九段(51)の人生2回目のドラフト会議は、同じ仲間を選ぶことに集中した。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送され、羽生九段は1巡目に中村太地七段(33)、2巡目に佐藤紳哉七段(44)と、昨年と同じメンバーを指名。「1年目より2年目の方がチームとしていい形になる」と、成熟度を高めて上位進出を狙うと決めた。
昨年、自身初のドラフト会議に参加した羽生九段だが、今年も同じ名前を紙に書いた。将棋界屈指の好青年と言われる中村七段と、かつら飛ばしの特技を持つ佐藤七段。前回大会は、この3人でチーム動画を収録し、ババ抜きをしたり座禅を組んだりと、羽生九段にとっても斬新な機会になった。大会中には中村七段のYouTubeチャンネルにも出演し、チームのTwitterアカウントでも発信した。「YouTubeは、こんな感じで撮影しているんだとか、撮影側を知ることができていい経験になりました。Twitterも全くやったことがなかったんですが、やってみるとこういう感じなのかと、少しわかりました」と、初体験づくしだった。
前回は予選で3チームが勝敗数、得失点差で並び、プレーオフで辛くも勝ち抜いた。予選最終局では、負ければ敗退、しかも局面は劣勢という状況から逆転勝利を収めるなど、大きな見せ場も作った。ただ、本戦は1回戦で敗退し「ちょっとチームとしても残念なところもあったので、新たなバージョンとして同じメンバーとしてできたらいいなと思いました」と、再チャレンジする。各チームの指名については「若手の強い人から結構ベテランまで、広く参加する形になりましたね」と、幅広い層の棋士が選ばれたことを歓迎した。
目標は、まずは前回を超えること。その上で「最終的に優勝できればいいですね」と、一歩ずつ頂点を目指す。個人としては順位戦A級からの陥落など、前年度はプロ入り以来、最も苦しいシーズンを送った羽生九段だが、仲間の力が結集するこの団体戦で自らに刺激を与え、復活の狼煙を上げる。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段、ドラフト指名は同じメンバーで勝負の2年目「去年よりもう一歩先に進みたい」/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース | ABEMA TIMES
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) April 5, 2022
チーム羽生 @abT5_habu
みなさん、こんばんは。
ABEMAトーナメントのチームトワイライトゾーンでツイッターを始めました。このチームは昨年と同じく、佐藤紳哉七段、中村太地七段、私、羽生で構成されています。 これから様々な事を投稿して行きますのでどうぞ宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/6Oit5pjy0s
— チーム羽生 (@abT5_habu) April 2, 2022
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