第35期竜王戦5組昇級者決定戦 桐山清澄九段-伊奈祐介七段
桐山九段の振り歩先、歩が3枚で桐山九段の先手
初手は、▲桐山九段 7六歩、△伊奈七段 8四歩
【第35期竜王戦5組昇級者決定戦・桐山清澄九段-伊奈祐介七段】
いぶし銀・桐山九段の対局が始まりました。桐山九段に残る棋戦は竜王戦のみ。今期は4組に昇級できないと引退となります。伊奈七段との一戦は四間飛車に命運を託し、対抗形に。(写真は日本将棋連盟提供)#竜王戦 #桐山清澄 #伊奈祐介 pic.twitter.com/bAEwjSHEyQ
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) February 22, 2022
5組昇級者決定戦
情報源:第35期竜王戦 5組ランキング戦
桐山はC級2組順位戦を降級し、2020年度からフリークラス棋士となった。当時はすでに60歳を超えており、原則として引退だったが、各棋戦では勝ち上がりの状況によって延長参加できる規定がある。当時から5組に在籍していた竜王戦がそれに該当した。5組であれば2年間に限って延長参加でき、その期限が今期となる。
6組への降級は即引退となる状況で、前々期、前期は残留決定戦まで追い込まれたが、いずれも貫禄を示して勝ち残ってきた。規定では4組以上に在籍していればその次の期の竜王戦に参加可能となり、来期以降も戦うには4組に昇級するしかない。通算1000勝の特別将棋栄誉賞まであと4勝としており、昇級者決定戦を勝ち上がって4組昇級が決まったとすれば、途中で1000勝を達成することになる。
伊奈は本局に勝てば、4組昇級を目指して昇級者決定戦を突き進む。一方でその際は、桐山は残留決定戦をもって引退となり、通算1000勝への道は閉ざされることになる。逆に桐山は本局に勝ったとしても、通算1000勝を達成するには1敗も許されない状況が続く。
▲桐山清澄九段-△伊奈祐介七段
桐山九段の振り歩先、歩が3枚で桐山九段の先手
初手は、▲桐山九段 7六歩、△伊奈七段 8四歩
今期(35期)で気になるのは、5組昇級者決定トーナメントの昇級枠。去年(34期)は「※持時間各5時間・3位2名は昇級」だったのに、今期(35期)は「※持時間各5時間・3位2名と5位1名は昇級」と、5位昇級枠が設けられている。
桐山九段を昇級させようってことか?
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