19時16分 終局
140手 9二飛まで、△渡辺明棋王 の勝ち
2022/02/06 19:34
将棋の棋王戦五番勝負第1局が2月6日に行われ、渡辺明棋王(名人、王将、37)が永瀬拓矢王座(29)に140手で勝利した。10連覇を目指す渡辺棋王は、2022年に入り公式戦5連敗を喫していたが、無類の強さを誇るこの棋王戦で底力を発揮。手強い挑戦者を相手との競り合いを制して、好スタートを切った。
序盤は先手の永瀬王座が矢倉、後手の渡辺棋王が雁木に構えた一局になると、渡辺棋王は「ちょっと序盤で軽率な手を指してしまって、予定ではなくなってしまいました」と想定外の進行であったと明かしたように、早々に前例のない展開に。中盤では形勢が行ったり来たりする激しい勝負になると、終盤に入ったところでは永瀬玉が上部脱出から入玉を目指し、これを渡辺棋王が阻止できるかということが勝負の焦点になった。「時間がないので、いやなことが起きるかもしれないと思っていた」と、持ち時間を使い切り1分将棋に入ったところでもミスができない局面が続いたが、なんとか永瀬玉を捕まえることに成功し、最後は即詰みに討ち取った。
渡辺棋王は新年に入り、ALSOK杯王将戦七番勝負で藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)に3連敗を喫するなど、前日までに5局全敗と成績が落ち込んでいたが、初の獲得から9連覇している棋王戦の開幕局で、タイトルホルダー同士の勝負で勝利。この1勝が冬のタイトル戦で抜群の成績を収める「冬将軍」の本領を見せるきっかけとなるか。今後の対局にも注目だ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:渡辺明棋王、永瀬拓矢王座に先勝 2022年初勝利で10連覇に好スタート/将棋・棋王戦五番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES
終局直後
渡辺明棋王
――序盤のわかれについて。
渡辺 序盤で軽率な手を指してしまい、予定(していた形)ではなくなってしまいました。――66手目△4五歩のあたりはどうでしたか。
渡辺 △4五歩から△2二玉(68手目)のあたりは感じがいいと思っていたんですけど、そのあとにおかしなことをして自信はなかったです。――70手目△2七銀のあたりはどうですか。
渡辺 銀自体はいい感触かと思ったんですけど、そのあと何手かやっていくうちに、やっぱりいまいちだったかと思い直して。――76手目△8七角について。
渡辺 (△8七角では)ほかの手がよかった気がします。無視されてしまったので。そこからは自信がないなと思いながらやっていました。――終盤はどうでしたか。
渡辺 入玉を阻止しないといけないのですが、時間がなかったので何か嫌なことが起きるかもしれないなと思っていました。――勝ちが見えた局面はどこですか。
渡辺 △4一角(136手目)で残っているかなと思いました。ただ、入玉には気をつけないといけないと思っていました。――第2局に向けて。
渡辺 開幕戦から大変な将棋だったので、(第2局も)そういう戦いにはなると思うんですけど、精いっぱい頑張っていきたいと思います。永瀬拓矢王座
――序盤の作戦について。
永瀬 雁木に対してこちらがどうするかという将棋でした。――45手目▲7六銀について。
永瀬 不満はないつもりでした。ただ、組み立ては変だったかもしれません。そこはよく分からないです。――63手目▲8四歩では▲2四歩もありましたか。
永瀬 そこだと△6八歩▲同飛を気にしていた気がします。確かに本譜は△4五歩が入って▲2四歩を突けるタイミングが分かりませんでした。――77手目▲5三との局面はどうでしたか。
永瀬 こちらの金銀が働いていれば、それほど薄くはないのかなと思いました。――終盤はどうでしたか。
永瀬 判断が常に難しい気がしました。△7六歩▲同玉が変だったかもしれませんが、難しくてよく分かりませんでした。――第2局に向けて。
永瀬 内容をよくして頑張りたいと思います。
情報源:棋王戦中継plus : 終局直後
渡辺明棋王に永瀬拓矢王座が挑戦する 第47期棋王戦五番勝負第1局が、2月6日(日)に静岡県焼津市「焼津グランドホテル」で行われ、渡辺棋王が140手で永瀬王座に勝ち開幕戦を制しました。
第2局は、2月19日(土)に石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。
情報源:渡辺明棋王VS永瀬拓矢王座 第47期棋王戦五番勝負第1局 渡辺明棋王が開幕戦を制する|将棋ニュース|日本将棋連盟
五番勝負の日程
渡辺明棋王、永瀬拓矢王座に先勝 2022年初勝利で10連覇に好スタート/将棋・棋王戦五番勝負 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/QK7ClUewYG
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 6, 2022
村)棋王戦第1局、中盤で後手の角と先手の金が向かい合ったまま金縛りのように動かない不思議な局面が続きました。その後、自陣に金を手放した後手は戦力不足に陥ったように見えましたが、細い攻めをつなぐ技が渡辺明棋王の真骨頂でした。第2局は19日に金沢市で(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/Gzub5aqguM
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 6, 2022
第47期棋王戦五番勝負の第1局が6日に行われ、渡辺明棋王が挑戦者の永瀬拓矢王座に140手で勝ち、好スタートを切りました。渡辺棋王は今年に入り初勝利です。第2局は19日、金沢市で行われます。写真は日本将棋連盟提供。 pic.twitter.com/TkFJbMPEAE
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 6, 2022
渡辺明棋王が先勝、10連覇へ好発進 棋王戦5番勝負第1局― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/XTrkQI8URY
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) February 6, 2022
渡辺明棋王に永瀬拓矢王座が挑む棋王戦五番勝負の第1局が静岡県焼津市で指され、渡辺棋王が先勝しました。
第2局は、19日は金沢市で行われます。
終局後の写真(日本将棋連盟提供)です。 pic.twitter.com/1vcbkker9d
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) February 6, 2022
#渡辺明 棋王が勝利
【第47期 #棋王戦 五番勝負第1局】
○渡辺明棋王 VS ●永瀬拓矢王座
第47期棋王戦五番勝負第1局が、2月6日(日)に静岡県焼津市「焼津グランドホテル」で行われ、渡辺棋王が140手で永瀬王座に勝ち、開幕戦を制しました。https://t.co/LITHdlaa8f
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) February 6, 2022
棋王戦中継plus : 渡辺棋王が先勝https://t.co/MzRwsqEku5
>第2局は2月19日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 6, 2022
棋王戦中継plus : 終局直後https://t.co/iTXD38f4RL
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 6, 2022
棋王戦中継plus : 解説会場で振り返りhttps://t.co/JXThGANHPl
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 6, 2022
棋王戦中継plus : 感想戦https://t.co/WtYXP6jCxn
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 6, 2022
棋王戦第1局。 https://t.co/M6aSY6HJyA
対局についてはブログに書きました。
数日前に入玉されたので、嫌なイメージばかり浮かんできましたが、なんとか捕まえられて良かったです。— 渡辺 明 (@watanabe_1984) February 6, 2022
▲永瀬拓矢王座-△渡辺明棋王(棋譜中継)
19時16分 終局
140手 9二飛まで、△渡辺明棋王 の勝ち
|
|
逆転勝利
|
|
|
|
|
|
★