稲葉八段の振り歩先、と金が4枚で西田五段の先手
初手は、▲西田五段 7六歩、△稲葉八段 8四歩
2022/01/28 17:12
将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント2回戦が1月28日に行われ、稲葉陽八段(33)が西田拓也五段(30)に114手で勝利した。稲葉八段はベスト4進出を果たし、準決勝では永瀬拓矢王座(29)との対戦が決まった。
午前中に行われた対局では久保利明九段(46)と大熱戦を繰り広げた稲葉八段だが、同日2局目なった本局では、先手番の西田五段が三間飛車にしたのに対し、居飛車で迎え撃つ対抗形に。お互い銀冠に囲い合ってから戦いが始まると、中盤のぶつかり合いで角と銀の交換になったこともあり、西田五段にペースを握られた。それでも持ち時間を残していたことが功を奏したが、1分将棋に入っていた西田五段の隙に乗じて一気に形勢逆転。最後は鮮やかに即詰みに討ち取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:稲葉陽八段、2局連続での逆転勝利でベスト4進出 準決勝は永瀬拓矢王座と対戦/将棋・朝日杯 | ニュース | ABEMA TIMES
2022年1月28日 19時50分
第15回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が28日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、稲葉陽(あきら)八段(33)が1、2回戦を勝って、準決勝へ進み、ベスト4が出そろった。準決勝と決勝は2月23日の予定。準決勝で稲葉八段は永瀬拓矢王座(29)と対戦し、もう一局は佐藤天彦九段(34)と菅井竜也八段(29)が対戦する。
本戦は予選を勝ち抜いた8人とシード8人の計16人によるトーナメント。
この日午前10時からの1回戦で、稲葉八段が久保利明九段(46)に176手で、西田拓也五段(30)が飯島栄治八段(42)に93手で、それぞれ勝利。その後、午後2時からの2回戦で稲葉八段が西田五段を114手で破った。稲葉八段は「2局とも形勢が苦しい場面もあったが、粘り強く指せて、なんとか逆転出来た。逆転勝ちは勢いがつく意味もあるので、この2連勝を大事に次に生かしていけたら」と話した。
1回戦は、兵庫県加古川市出身同士で、「加古川勢対決」だった。先手・久保九段の三間飛車に、稲葉八段が居飛車で対抗。稲葉八段は「序盤は、自分が押さえ込むか、久保九段がさばくか、が焦点だった。押さえ込みに失敗して、苦しい展開になったが、粘り強く指そうと思っていた。その後、形勢は二転三転したように思います。最後まで、どちらが勝ちか分からなかった」と激戦を振り返った。
2回戦は、1回戦で飯島八段に快勝した西田五段との対戦。先手・西田五段の三間飛車に、稲葉八段は居飛車。稲葉八段は「序盤は少し作戦勝ち出来たかなと思っていたが、時間があったにもかかわらず、ついドンドン指してしまい、形勢をダメにしてしまった。ただ、西田さんの残り時間が少なく、形勢も思ったよりも簡単ではないと思い直し、『勝負、勝負』と指した。粘り強く指せたと思う」と終局後に話した。
稲葉八段の朝日杯での4強入りは初めて。稲葉八段は「(準決勝で対戦する)永瀬王座はタイトルホルダーの第一人者で勝率も高い強敵。公式戦で勝ったことが無いと思う。気を引き締めて臨みたい」と話した。決勝に進出して、仮に菅井八段との対戦になれば、井上慶太九段(58)門下の兄弟弟子対決となる。稲葉八段は「もしも実現したら、喜んでくださる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分はまず、準決勝に集中しようと思います」と話した。
棋譜は朝日新聞デジタルの将棋ページ(https://www.asahi.com/shougi/)から見ることが出来る。(佐藤圭司)
情報源:稲葉陽八段が初の4強入り 朝日杯将棋、準決勝は永瀬拓矢王座と対戦:朝日新聞デジタル
第15回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントで、久保利明九段VS稲葉陽八段と飯島栄治八段VS西田拓也五段の対局が1月28日(金)に関西将棋会館で行われ、稲葉陽八段と西田拓也五段がそれぞれ勝ちました。
情報源:稲葉陽八段が勝ち進む 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟
本戦トーナメント
あ
村)第15回朝日杯将棋オープン戦本戦、準決勝の組み合わせは佐藤天彦九段―菅井竜也八段、永瀬拓矢王座―稲葉陽八段となりました。誰が勝ち上がっても初優勝です。準決勝・決勝は2月23日に行われます。 pic.twitter.com/g6cxMbgepB
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) January 28, 2022
#稲葉陽 八段が勝ち進む
【第15回 #朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント】
久保九段VS稲葉八段と飯島八段VS西田五段の対局が行われ、稲葉八段と西田五段がそれぞれ勝ちました。
同日、勝者同士の対局が行われ、稲葉八段が114手で西田五段を破り準決勝に勝ち進みました。https://t.co/l7VxnDG5N1— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) January 28, 2022
▲西田拓也五段-△稲葉陽八段(棋譜中継・棋譜DB)
稲葉八段の振り歩先、と金が4枚で西田五段の先手
初手は、▲西田五段 7六歩、△稲葉八段 8四歩
15時44分 終局
114手 4五歩まで、△稲葉八段 の勝ち
|
|
- 朝日杯将棋オープン戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 朝日杯将棋オープン中継サイト
- 第15回 朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局|朝日新聞デジタル
- 第15回朝日杯将棋オープン戦中継|本戦トーナメント:朝日新聞デジタル
おめでとうございます。
|
|
|
|
|
|
★