将棋・1月3日週の主な対局藤井聡太竜王、最年少五冠への挑戦スタート 9・10日に渡辺明王将と王将戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES

7日にA級順位戦、9日・10日に王将戦開幕

2022/01/03 16:31

日本将棋連盟による1月3日週の公式戦は、9日からALSOK杯王将戦七番勝負が開幕。最年少での五冠を目指す藤井聡太竜王（王位、叡王、棋聖）が、名人・棋王も保持する渡辺明王将に挑戦する。主な対局は以下の通り。

1月6日（木曜日）

順位戦C級2組　佐々木大地五段　対　黒沢怜生六段　（携帯中継）
順位戦C級2組　村中秀史七段　対　伊藤匠四段　（携帯中継）
順位戦C級2組　近藤正和七段　対　西田拓也五段　（携帯中継）
順位戦C級2組　渡辺和史四段　対　服部慎一郎四段　（携帯中継）
王座戦二次予選　屋敷伸之九段　対　千田翔太七段　（携帯中継）
王座戦二次予選　谷川浩司九段　対　飯塚祐紀七段　（携帯中継）
叡王戦予選　本田奎五段　対　出口若武五段　（携帯中継）

1月7日（金曜日）

竜王戦2組　三浦弘行九段　対　三枚堂達也七段　（携帯中継）
竜王戦3組　藤井猛九段　対　広瀬章人八段　（携帯中継）
竜王戦3組　飯島栄治八段　対　高見泰地七段　（携帯中継）
竜王戦3組　阿久津主税八段　対　石井健太郎六段　（携帯中継）
順位戦A級　羽生善治九段　対　斎藤慎太郎八段　（ABEMA・携帯中継）

長く守ってきたA級からの陥落危機にある羽生九段が、新年早々に勝負どころを迎える。羽生九段は6局終えて2勝4敗。前年の成績を元にした順位でも下から3番目ということもあり、現在は降級圏内の10人中9番手にいる。残り3局を全勝すれば逆転での残留だが、2勝1敗でもトータル4勝5敗で負け越し。残留できるかぎりぎりのところだ。対する斎藤八段は2年連続の名人挑戦に向けて、無傷の6連勝と絶好調。本局に勝利し、2番手につける4勝2敗の糸谷哲郎八段が敗れた場合には、2局を残して挑戦が決まる。持ち時間は各6時間で、先手は斎藤八段。

王座戦二次予選　戸辺誠七段　対　佐々木勇気七段　（携帯中継）

1月9・10日（日・月曜日）

王将戦第1局　渡辺明王将　対　藤井聡太竜王　（将棋プレミアム1日目・2日目・携帯中継）

昨年はヒューリック杯棋聖戦でタイトルをかけて戦った両者が、今度は防衛・挑戦の立場を入れ替えて対戦する。名人・棋王も保持する渡辺王将だが、冬時期のタイトル戦にめっぽう強いことから「冬将軍」とも呼ばれる。藤井竜王は、王将位を奪取すると、史上最年少での五冠を達成。新たな記録に好スタートを切るか。持ち時間は各8時間の2日制で、先手・後手は振り駒で決まる。第2局以降は先後が入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒となる。
（写真提供・日本将棋連盟）

【動画】順位戦 A級第7回戦羽生善治九段対斎藤慎太郎八段