▲斉藤慎太郎八段●-△深浦康市九段〇
▲澤田真吾七段●-△増田康宏六段〇
2021/12/28 22:40
竜王戦の2組ランキング戦の1回戦が12月28日に行われ、深浦康市九段(49)が斎藤慎太郎八段(28)に130手で勝利、2回戦に進んだ。昨期の名人挑戦者で、今期も順位戦A級で単独トップを走る“西の王子”を相手に、劣勢で迎えた終盤で形勢逆転。来年50歳になるベテランが、熱さと気迫で年納めの大きな1勝をもぎ取った。
斎藤八段の先手番で始まった一局は相掛かりの出だしになると、両者ともに流行の中住まいで戦うバランス型で進行。序盤から中盤にかけては、深浦九段が積極的に相手陣に踏み込んだものの、駒損が響き不利、もしくは劣勢が長い時間続いた。夜戦に入り、厳しい寒さに室内ながらマフラーを巻きながら逆転のきっかけを作るべく厳しい攻めを続けると、終盤に入ったところでついに逆転に成功。長いキャリアの中でも、最後まで諦めない精神で何度も逆転勝利を飾ってきたベテランが、斎藤八段の最後の粘りを振り切り、本戦出場に一歩前進した。
深浦九段は、元タイトル保持者で最年少四冠を達成した藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)に勝ち越している数少ない棋士。“将棋星人”と言われるほどの強さを誇る藤井竜王に対して、地球を守る“地球代表”と呼ばれる深浦九段。久々のタイトル挑戦が、この竜王戦となれば、将棋ファンが盛り上がること間違いなしだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:熱きベテラン・深浦康市九段、今年最終戦で斎藤慎太郎八段に気迫の逆転勝利/竜王戦・2組ランキング戦 | ニュース | ABEMA TIMES
2組ランキング戦
情報源:第35期竜王戦 2組ランキング戦
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— kewpiehoney (@kewpie_honey) December 28, 2021
【第35期竜王戦ランキング戦2組・深浦康市九段ー斎藤慎太郎八段】
両者1分将棋の大激戦の末、深浦九段が斎藤八段に勝利しました。地球代表のしがみつく攻めが王子に炸裂し、根性で制しました。
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— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) December 28, 2021
夕食休憩~倍速まで
3:13:58 91手「▲7七角」まで 30-70
3:51:25 深浦九段 1分将棋
3:55:15 斉藤慎八段 1分将棋
4:17:05 投了
4:17:26 感想戦
5:31:18 倍速
▲斎藤慎太郎八段-△深浦康市九段(棋譜DB)
22時35分 終局
130手 7七馬まで、△深浦九段 の勝ち
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▲澤田真吾七段-△増田康宏六段(棋譜DB)
22時11分 終局
104手 5六飛成まで、△増田康六段 の勝ち
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初戦突破するのは?
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