オールスター東西対抗戦の賞金パネルを手にする藤井聡太竜王(右)と豊島将之九段=2021年12月26日午前、東京都渋谷区、村瀬信也撮影

藤井聡太竜王らの西軍、羽生善治九段らの東軍破る 将棋・東西対抗戦

西軍の全勝



2021年12月26日 19時32分

オールスター東西対抗戦の賞金パネルを手にする藤井聡太竜王(右)と豊島将之九段=2021年12月26日午前、東京都渋谷区、村瀬信也撮影
オールスター東西対抗戦の賞金パネルを手にする藤井聡太竜王(右)と豊島将之九段=2021年12月26日午前、東京都渋谷区、村瀬信也撮影

ファン投票で選ばれた棋士と予選を勝ち抜いた棋士が出場する「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2021」が26日、東京都渋谷区の明治神宮会館で行われ、藤井聡太竜王(19)らが所属する西軍が東軍に勝った。約500人のファンがスター棋士の対局やトークショーなどのイベントを楽しんだ。

同対抗戦は今年新設された準公式戦。東軍のメンバーは羽生善治九段(51)、永瀬拓矢王座(29)、佐藤秀司八段(54)、横山泰明七段(41)、戸辺誠七段(35)。西軍は藤井竜王、豊島将之九段(31)、稲葉陽八段(33)、澤田真吾七段(30)、古賀悠聖四段(20)。ファン投票で選ばれたのは東軍の羽生九段(関東1位)と永瀬王座(関東2位)、西軍の藤井竜王(関西1位)と豊島九段(関西2位)。他の6人は予選を勝ち抜いて出場を決めた。

対戦カードは戸辺七段―澤田七段、横山七段―豊島九段、永瀬王座―古賀四段、佐藤八段―藤井竜王、羽生九段―稲葉八段。初手から1手30秒未満で指す早指し戦を戦い、いずれも西軍の棋士が勝ち、5勝0敗で東軍を下した。

その後、エキシビションマッチとして、東軍の羽生九段と永瀬王座、西軍の藤井竜王と豊島九段がペアを組んで指すリレー将棋が行われ、西軍ペアがうまく攻めをつなげて勝った。

西軍代表の藤井竜王は「チームの方に支えられて勝つことができて、とてもうれしく思っている。エキシビションマッチでは豊島九段とペアを組んで対局するという貴重な経験ができて、良い思い出になった」と話した。(村瀬信也)

情報源:藤井聡太竜王らの西軍、羽生善治九段らの東軍破る 将棋・東西対抗戦:朝日新聞デジタル


2021年12月26日 19:05

東西対抗戦を制し表彰された藤井竜王(右)と豊島九段(撮影・島崎忠彦)
東西対抗戦を制し表彰された藤井竜王(右)と豊島九段(撮影・島崎忠彦)

藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=が26日、東京・明治神宮で、東西棋士が集結する「サントリー将棋オールスター東西対抗戦2021」に出場し、佐藤秀司八段(54)に93手で勝利した。今年新設された東西5人ずつの団体戦で、持ち時間がない一手30秒の早指し。非公式戦ながら雁木へと進んだ今年最後の将棋を逆転で制し、「西軍勝利ということで心強いチームメートに支えられた」と感謝した。永瀬拓矢王座(29)や羽生善治九段(51)らの東軍に対戦成績5戦全勝と西軍が圧倒。イベントのトークショーでは来年やってみたいことに「チェスプロブレムの解答大会に出る」を挙げた。

対局などでの移動中、気分転換にチェス版の詰め将棋に取り組む。本職の詰将棋解答選手権では小学6年から5連覇したが、「(チェスには)自信がついたタイミングで出てみたい」と笑顔。来年7月、20歳の誕生日を迎える。今月のトークイベントでは「お酒には気をつけたい」とも語っており、二つ目の20歳の抱負になった。

第2局の豊島―横山泰明七段(41)では羽生と大盤解説も担当した。大盤解説を務めるのは初めてで、羽生は自身の思い出として「私が10代で大盤解説をしたときは緊張しました。目の前のおじさんに“声が小さい”と怒られまして。ますます声が小さくなった」と回想して苦笑いした。

その後、リレー対局では今年王位戦、叡王戦、竜王戦で戦った豊島将之九段(31)とタッグを組み、永瀬、羽生と対局した。西軍の先手で戦型は相掛かりになり、79手で勝利。「豊島九段と手を組んで対局することができ、貴重な経験ができてよい思い出になった」と振り返った。

王位、棋聖に今年竜王、叡王を追加し、来年1月9、10日からは5冠目を目指し、静岡県掛川市での第1局以降、本社主催・第71期ALSOK杯王将戦7番勝負で渡辺明王将(37)に挑戦する。公式戦では目にできない笑顔が藤井に多く見られ、戦いのさなかの気分転換になった。

情報源:藤井竜王の20歳の抱負「チェスプロブレムの解答大会に出る」 オールスター東西対抗戦で西軍勝利に貢献― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021/12/26 19:09

将棋の藤井聡太四冠(棋聖、竜王、王位、叡王、19)が26日、東京・渋谷区の明治神宮会館で行われた準公式戦「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2021」に出場した。

同棋戦は今年新設された団体戦で、藤井四冠は5局のうちの第4局で佐藤秀司八段(54)と対局し、93手で下した。藤井四冠が所属する西軍も5勝全勝で優勝、史上最年少の4冠を達成した記念すべき年を白星で締めくくった。

出場者の最年少と最年長の対決となった第4局。1手30秒の超早指し将棋だけに、序盤から乱戦模様に。佐藤八段が優勢になる場面があったものの、藤井四冠が持ち前の〝逆転力〟を発揮し、圧倒した。

終局後、藤井四冠は「中盤うまく指されて苦しい将棋だった。結果は幸運だったと思っている」と振り返った。主将を務める西軍が優勝したことについては、「心強いチームメートに支えられてこの結果を出すことができた」と喜んだ。

その後のエキシビションでは、今年17回も対局した「好敵手」の豊島将之九段(31)とペアを組み、羽生善治九段(51)と永瀬拓矢王座(29)のペアを79手で下した。

また大盤解説でのデビューという〝初物〟も。第2局の豊島将之九段(31)と横山泰明七段(41)の対局で、羽生善治九段(51)とともに途中までの解説を担当した。

情報源:藤井四冠、将棋東西オールスターV大盤解説デビューも/将棋 – サンスポ




第13回朝日杯で(千田七段が優勝)で大盤解説会場に来てたような・・・。あの時は解説はしなかったのか。


  

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